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iPhone 4Sを巡るキャリア間の批判合戦に感じる違和感

iPhone 4SがauとSoftBankから発売されてる事で、両社が結構必死に戦っている。分かりやすいのは端末価格で、守るSoftBankは3G・3GSの分割金が残っている人だけでなく、完済した人までキャンペーンの対象を広げた。auは「つながるスマートフォン」という事で、露骨にSoftBankをターゲットにしたようなCMを展開し始めた。

通信方式の違いはあれどiPhoneという素晴らしいプロダクトを販売する両キャリアだが、なんとなくそのやり方に違和感を感じる。

この記事の掲載内容は、2020年12月23日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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まずau。
個人的な考えだが3大キャリアの中で、印象の悪い会社はというと僕はauをあげる。古くはFOMAの展開に苦戦するdocomoをターゲットに「第3世代携帯はauだけ」なんて、わけのわからない宣伝文句で顧客を獲得していたし、Android auなんて言ってFlashが使えないiPhoneをディスってたと思えば、iPhone獲得して今度は電波が悪いSoftBankを批判する。こういうことは戦略としては普通だと思うし、auだけがやってるわけではないんだがなんか僕には目立って感じてしまうのだ。

なんか、auとしてのこだわりというか強みを感じない。他を批判することで自らを引き立てるような戦略しか立てていないような印象があるのだ。スマートフォンの普及に遅れたauは3大キャリアの中ではスマートフォン比率が最も低いはずで、「つながるスマートフォン」なんてまだわからないんじゃないの?と思ってしまう。エリアがSoftBankより広いのは間違い無いだろうが、快適に通信できるかは別の話だろうと思う。

SoftBankは通信方式というどうしようもない部分(auはデータ通信中に音声着信すると通信が切れるとか)くらいしか、目立った批判はしていないが値下げが結構露骨過ぎる。

iPhoneというプロダクトの魅力を最も理解し、その普及に務めているのはSoftBankだと思う。なんだが、素晴らしいプロダクトを使うためにはそれなりの対価を払うのが当然のはずで、なんでも「無料」と言ってしまうのはどうかと思う(もちろん安いに越したことはないんだが)。
日本でiPhoneと言うとAppleブランドのお陰でカッコいいとか先進的なんてイメージがあるが、ひとつ間違えば安物の代名詞になっていたはずで、既に安いからiPhoneを使っているなんて人も実際増えてるんじゃないかと思う(いわゆるガラケーと同じ維持費で持てるスマホはSoftBankのiPhoneだけなので)。

スティーブ・ジョブズが残したおそらく歴史に残るプロダクトであるはずのiphoneやiPadを扱う企業は、その魅力を伝えるべきでいたずらに他社を批判したり安値合戦をするのではなく、

iPhoneを使うとこれだけ便利になる
ライフスタイルが変わる

なんて観点で拡販をして欲しいものだ。実際使えば大抵の人にはその便利さが伝わるはずなのだから。
一人のAppleファンとしては願わずにいられない、、、

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