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話題のアプリLINE。3G環境での無料通話はアプリは必要か?

最近利用を再開したアプリがある。何かと話題のLINEというアプリだ。
このアプリ去年iPhone 4Sを購入した直後ぐらいに導入して、多少試していたのでこんなエントリーを書いていた。

無料通話の決め手なのか?LINEを試して思ったこと

その直後くらいにテレビCMが始まり、ユーザー数が急増。ユーザー数の増加と共に注目度も増しているようで、上記エントリーは公開から数ヶ月経つにもかかわらず、今でも毎日100以上のアクセスがある。ユーザーの電話帳を自動的に収集して問題になったり(今は確認ダイアログが表示されるようになっている)、良くも悪くも今注目度No.1アプリ。

この記事の掲載内容は、2020年12月24日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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電話帳収集問題があって、しばらくアンインストールしていたが、最近復活させた理由はやはり脱キャリアメールだ。LINEはメッセージをやりとりするツールとしてはとても便利。iPhoneを使って地味に楽しくなったのがメッセージのやりとりで、基本メールと同じだけど、吹き出しで会話形式のやりとりになるだけで、こんなに印象が変わるのかと驚く。それを見事に再現したのがLINEのメッセージで、主にAndroidユーザーとのやりとりが楽しくなる。しかも無料。

もう一つの目玉は無料通話なんだが、これがそもそも僕がLINEというアプリを怪しんだ大きな理由だ。普段から3Gでガンガン無料通話を使われたら、キャリアのビジネスモデルを破綻させてしまうのでいつか規制がかかるんじゃないかと思っていた。有限のリソースである無線を技術的に可能だからと言って、なんでもやってもいいかと言えばそうではないはず。
例えばiOS機器にはFaceTimeという機能があるが、これは3G環境では使用できない。技術的には3Gでも利用可能なのは間違いないのにやらないのは、Appleが通信回線がパンクする事を考慮しているからじゃないかと思う。その辺りの節操がLINEには感じられない。

しかし、最初にインストールした時は知らなかったが、このアプリは東日本大震災を機に生まれた純和製アプリ。あの時、電話やメールは概ね使えなくなってしまったが、Twitterなどデータ通信を使ったコミュニケーションは案外使えたというのはわりと有名な話。つまり、震災時に電話が使えなくても、LINEがあればデータ通信を使って通話が出来たかもしれない。そういう意味では重要な位置付けの機能だ。

だが、それはあくまで非常時の話。やはりアプリメーカーもそれなりの考慮は必要なんじゃないかと思う。実際、今年に入ってドコモやauの通信障害が多発した時、直接名前は挙がらなかったがLINEのユーザー数急増がやり玉になっていた。そんな中、ついに規制というニュースが伝わってきた。

話題のアプリ「LINE」が繋がらない、原因は携帯会社と案内

通信キャリアは明確な規制を行っていないと現時点では答えているが、本音としては規制したいんだろうなぁと思う。同種のアプリで050PlusやSkypeがあるが、あれは有料サービス。有料であるが故に、ある程度の制限が自動的にかかる。LINEは全て無料だからそれすらない。

ただ、東日本大震災からもうすぐ1年を迎えるし、緊急時の対応としてこのようなアプリの存在自体を否定するのはやり過ぎなんじゃないかと思う。やっぱり連絡手段は多ければ多いほどいいと思うので。アプリメーカーとキャリアが連携を取って現実的な対応策を導き出して欲しいものだ。

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3件のコメント

うちは主に家族との連絡で使ってます。
auはまだメッセージがCメールだから家族同士では無料なんだけど、味気ない!LINEはスタンプとかあっておもしろいしで家族の連絡はLINEメインです。
チーさんが再会してすぐに私のLINEに名前が出てきました。
友達に入れてもいいですか?

なるほどそういう使い方もありですね。
uminousagiさんも出てきましたよ。LINEは携帯番号た電話帳にあると出ちゃいますからねぇ。友達にいれていただくのは全然構わないんですが、そんな機能ありましたっけ(LINEはあまり使い込んでないので、詳しくないんです)