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AKB48 前田敦子卒業ソング「夢の河」はファンの目にどう映ってるんだろう

昨日家に帰ったらたまたまMステをやっていて、AKB48 前田敦子の卒業ソング「夢の河」を聴いた。
泣いてしまって全く歌えてないし、それを抜いても結構ひどい歌だったと思う。でも、それでいいと思うんですよ。上手くなくても、その方がやっぱり心に訴えかけるモノがあるので。個人的にはいつも口パクのシングル曲より全然良かった。少なくともテレビでは基本全て口パクのAKB48だが、卒業ソングまで口パクという野暮なことはしないらしい。

この記事の掲載内容は、2020年12月24日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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アイドルのバラード曲

AKB系列の楽曲はシングル曲くらいしか知らないが、バラード曲というのは少ないと思う。AKBは2000年代前半でハロプロの悪かった部分(例えば、ファンとの交流を軽視とか)をかなり研究して生まれたシステマチックなアイドルなので、いわゆるヲタ受けの悪い楽曲は増やさないという方針でもあるのかもしれない。

以前ハロプロヲタをしていた人間として言えば、アイドル楽曲においてバラードってそんなにいらないと言うのが僕の持論。なんでかって、バラードは感情移入できないとただのつまらない曲なのだ。ライブで言えば休憩ソング。

ただ、思い入れが深まればめちゃくちゃ名曲になるものまたバラード曲。大抵、この子にやられたな、なんて瞬間はバラード曲を聴いたときに訪れる。あったなー、僕もそんな事がw
例えば、モーニング娘。のシングル曲で言えば、

  • ふるさと
  • 晴れ 雨 のち スキ ♡

なんかは発売当初そこまで人気のある曲ではなかったが、時間の経過・卒業などの節目で歌われる事で、少なくともファンの中では名曲になったと思う。カップリング曲・アルバム曲を入れたらもっと増える(むしろそっちの方が多い)。

「夢の河」の位置付け

「夢の河」っていうのは完全に旅立ちの曲で、これからAKBから卒業するメンバーが生まれた時の定番ソングになるような曲なのかもしれない。1週間後、どのようにファンから語られるのかがすごく気になる。
まあきっと名曲と言われる楽曲になるだろうし、そうなって欲しいと思う。

AKBは恋愛発覚などの不祥事による脱退が多くて、これだけ大きくなってから中心メンバーが卒業するのは初めて。Mステ見てても思ったが、やっぱり初期メンバーというのは無名時代含めて、ここまで頑張ってきたという自負と周りへの感謝が強い分、その言葉の重みが全然違う。

20歳そこそこの女の子が生放送のテレビ番組で、(カンペがあろうとなかろうと)周りへの配慮を含めて自分の言葉であれだけ喋れますかね?多分、AKB内でもあんな事が出来るメンバーは数少ないだろう。

それが初期メンバーの強さであり、同時にグループの脆さを表す。モーニング娘。は2001年の中澤裕子卒業あたりから中心メンバーがどんどん卒業して、グループが徐々に弱体化。底を迎えて最近復活してきたが、考えてみれば10年かかった。それももはや昔の面影なんて全くなくなったから、逆に新鮮味が出てきたなんてノリだ。

AKBも今後中心メンバーの卒業が続いていくだろうが、さてどうなるだろうか。中心メンバーが卒業した本体と、元AKBメンバーのソロ活動がどうなるか。前田敦子の卒業はその試金石。そういう道を、AKB48の1番人気であり顔と呼ばれるメンバーが先陣切って進もうとしているのだから、前田敦子ってすごい子だなと思う。

AKB48というグループを一番愛しているのはこの子なんだろうなぁ。

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チー
2児の父親でありながらアイドルヲタクという、残念な大人ですが、記事を書き続けていることには、それなりの理由があるんです。
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