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次期iPhone発表間近!最後の注目ポイントは通信サービス

いよいよ明日の深夜には次期iPhone(iPhone5)が発表される。

端末スペック・iCloudなどAppleが提供する新サービス・iOS6など注目ポイントは色々あるが、今回はそれ以外に通信サービスの部分も大きく変わると言われている。

それはLTE対応

現行iPadでLTEには対応しているが、日本国内の周波数(主に2GHz帯)にも対応すると言われている。

これによって単に新しい通信方式に変わるってだけじゃなくて、同時に国内大手キャリアのデータ通信サービスも大きく変わっていくと予想される。

現在はdocomoだけがXiのサービス名で提供しているが、au・SoftBankは既に今年10月には開始することを発表していて、主に価格面で横並びのサービスとするのか、激しい競争が起こるのかが注目だ。

この記事の掲載内容は、2020年12月24日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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LTEって?

docomoで言えばmovaが該当したPDC方式の携帯通信は日本国内専用仕様だった。

この反省を踏まえて、国際ローミングがやりやすいように作成されたのが現在主流の3Gだ。

docomo・SoftBankが採用するW-CDMA方式とauが採用するCDMA2000方式があるが、基本的に音声通信を主眼に置いて生まれた通信方式。

対して3.9Gと言われるLTEはデータ通信に主眼を置いて最適化された通信方式だ。簡単に言えば、通信速度が3Gに比べて劇的に早い。

僕はXiを使ったことはないが、利用者に聞くとXiとFOMAだと別世界というくらいスピードは違うそうだ。

iPhoneをはじめとしたスマートフォンはデータ通信が主流の端末。

スマホでは050PlusやLINEやSkypeなどを使ってデータ通信で通話するのも当たり前なので、このメリットは計り知れない。ほんとに音声通話なんてついでの機能になる時代は目前に迫っている。

LTEのメリット・デメリット

とりあえず通信速度が速くなると言うメリットがあるが、デメリットもある。

携帯キャリアはLTEを現在の3Gの上位サービスという位置付けにしているようなので、通信費が高くなると予想される。そして何より一番大きな違いは従量課金に変わると言うことだ。

パケホーダイに代表されるパケット通信の定額制は、いわゆるパケ死を防止する役割もあったが、多くの人にとって通信料を気にせずに利用出来るというメリットがあった。

ただその弊害として一部のユーザーがトラフィックを占有しててしまうという不平等さがあった。孫正義社長のTwitterでのつぶやきはわりと有名で、

「2%のユーザーが全体の50%くらいの通信容量を占拠しています。」
「悩ましい問題。世界中の携帯事業会社の経営者の悩みです。」

なんて言っていた。LTEになるとこれが変わる。通信を使いまくる人にはそれ相応の料金が課金される。

docomoのXiパケ・ホーダイ フラットは月5,985円で当月ご利用のデータ量が7GBを超えると通信速度が128Kbbsに制限される。

これを解除するには2GBごとに2,625円を支払う必要がある。つまりデータ通信の完全定額制は終わる。

7GBという通信量は通常のWEBではそうそう使える量ではないが、携帯回線でYouTubeなどの動画を毎日見まくっているような人にはわりとあっさり超えてしまう量だ。

今まで多くの人はただ早いからってだけでWi-Fiへのオフロードをしていただろうが、今後はこの辺りをある程度コントロールしないと通信料は高くなる一方だ。

まだ詳細は発表されていないがau・SoftBankも同様のサービスになると予想される。

注目ポイント1:テザリング

従量課金になるというデメリットはあるが、これによって通信を多くするユーザにはどんどん課金できる体制が整う。これによって変わるかもしれないのは、テザリングじゃないかと思っている。

現在はdocomo回線を利用する以外にiPhoneでテザリングは出来ない。

SIMフリー端末でもSoftBank回線だとキャリア側が制限しているのでテザリングは出来ないそうだ。

これは通信量の抑制とデータ通信契約を促すのが目的だろうが、従量課金になればその目的の大部分はなくなる。

LTE対応の次期iPhoneではau・SoftBankの回線でもテザリングを解放する可能性は「多少」あるんじゃないかと思ってる。

というか、従量課金にしておいて通信契約を何個もしてくれと言うのはちょっと虫が良すぎる気がするので、ここは英断を期待したい所。

注目ポイント2:スマートバリュー

サービス名はともかくLTEになったら3Gとは別の通信契約にする事になると思われる。

通常料金はおそらくdocomoと横並びだろうが、SoftBankではiPhone用に安くしたデータ通信契約があるかどうか、auではスマートバリューの対象になるかどうかを非常に注目している。

かつて携帯料金の価格破壊を起こしていたのはSoftBankだったが、今はau。なので、特にauの出方がとても気になる。

まとめ

仮に、仮にですよ。テザリングが解放されるなら、SIMフリー端末買ってdocomo回線を頑張って使う必要もない。そして、スマートバリューなどで現在とほぼ変わらない料金体系になるとしたら、、、

僕もiPhone5買うぜ!

結局それが言いたかっただけとも言うw

とりあえず次期iPhoneでは、昨年のように一部サービスに未対応、販売店舗が少なく販路が絞られていたなどのデメリットがないauの出方が一番の注目ですね。場合によっては全てを投げ打ってauにMNPする!

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チー
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2件のコメント

明日発表の「new iPhone」楽しみですね。
私は現在、「iPhone4(海外SIMフリー)」と「Docomo SO-05D(Xiモデル)」を併用してます。(SIMはXiのを併用)
こうした状況下で、今回リリース予定のiPhoneについて、日本での利用を想像すると以下のポイントが個人的に心配です。

*バッテリーパフォーマンス*
LTEのデメリットの一つとして、3GネットとLTEネットの併用モードによる電源消費があります。
もちろんその対応策としてSO-05Dの設定メニューには「3GとLTEの固定」ができますが、普段街中でこのモードを自動から固定にするのは現実的ではありませんね。(これで結構バッテリーを食っている感覚があります)
大型化の予定の今度のiPhoneは、バッテリ(非交換は確実…)も大きくなれば画面も大きくなるし電子内部構成も複雑化するとなると、バッテリーパフォーマンスがどうなるか心配ですね。(個人的には、バッテリーは取り外し可能モデルが好きです)

*SoftBank/auのLTE網の拡張懸念*
docomoのXiは1年近く前に導入されており、エリアも品質も文句ありません。私が住んでいる札幌市内でも結構LTE受信は良好です。(地下鉄車内でもなんとLTE!)
でも、SBやauはまだこれからのサービス。エリアもさることながら品質がどうかが心配です。

*SIMの変更による海外SIMフリーモデルの利用*
これが個人的に一番心配です。
これまでの標準的なSIMやmicroSIMではなく、namoSIMという規格を採用するみたいですね。未だ普及がままならないこのSIMをdocomoが扱うのは当面先。
そのdocomoのSIMで事業展開している日本通信からもこうした状況では提供する可能性が低そうなので海外SIMフリーモデルの恩恵がすぐには受けられないでしょうね。(ガッカリ…)
少ない希望ですが、docomoから今回のiPhoneがリリースされるのを期待してます!

以上の感じが個人的に懸念されるので、今回のiPhoneは「当面様子見」します。苦笑

p.s.:今秋のAppleの新製品情報の書き込みはこちらでお世話になります。今後もよろしくお願いします。(^_^)

LTEはまだ技術的に成熟しきっていないのか、バッテリー消費はかなり心配ですよね。3Gですらあの状態ですし。バッテリーとの戦いはこれからも続きそうです。
SIMの形状が変るとSIMフリーもしばらくは使えそうにないのでつらいですが、まあ半年もしないうちにdocomoも発売するのでは?と思います。

いや~、楽しみですね。
こちらこそよろしくお願いします!