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カジュアルさが増した第5世代iPod touchはもはや劣化版iPhoneではない

昨日のAppleスペシャルイベントではiPhone5が発表され、当然それに注目が集まっている。もちろん僕自身もそうなのだが、例年通りiPodシリーズもアップデートされている。iPod shuffle、iPod nano、iPod touchとお馴染みの構成だが、iPod touchがものすごくおしゃれになった!

iPod touchといえば今まで基本的にiPhoneから電話機能・データ通信機能・GPSなどを省いたものというイメージが強かった。なので、カラーバリエーションもiPhoneに合わせていたしiPod touchのみの機能なんてなかったが今回は全面リニューアルというか、iPod touch誕生から5年が経過しついに独り立ちした印象だ。

この記事の掲載内容は、2020年12月24日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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iPhoneとの共通仕様

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とはいえ、iPhoneがベースになっているのは間違いないので同じような所はもちろん多い。
まず一番分かりやすいのは画面サイズ。これはiPhoneと全く同じ。なので、スマートフォンの要である画面に関してはiPhone5と全く同じ使用感が味わえる。Wi-Fiについても5GHz帯に対応。

iPhoneとの差異

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iPod touchが優れていてiPhoneと大きく違うのは重量と薄さ。
何と言っても88グラムという軽さは驚異的。iPhone5もかなりの薄型・軽量化が進んだが、iPod touchは機能を割り切ってる分さらに思い切った軽量化が出来たようだ。

iPhoneとの差異でiPod touchが劣っているのはCPUとカメラ。
CPUはiPhoneがA6チップに対して、iPod touchはiPhone 4Sと同等のA5チップ。カメラはiPhoneが8メガピクセルに対して、iPod touchは5メガピクセル。それでも第4世代に比べたら相当な進化で、おそらく普通に使う分には両者の違いはそこまで分からないと思う。また、GPSは今回も非搭載のようだ。

注目ポイント1:カラーバリエーション

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iPhoneにない魅力がカラーバリエーションの豊富さ。しかも、一部を着色したような安っぽいものではなく、背面のアルミ自体に色が付いている。なのでボリュームボタンなど含めた、側面も同じ色なんですよね。この高級感はすごく良い!

ピンクなど女性の喜びそうな色も多いし、第4世代までのように鏡面加工ではないので傷が付きにくい。iPhoneはケースで差別化するものだが、iPod touchは色で差別化できる。なるべくならこのままで使いたくなるデザインだ。

注目ポイント2:iPod touch loop

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何気に今回のイベントで一番驚いたのがiPod touch loop。
これいわゆるストラップですよね。ガラケー主流の数年前までは携帯アクセサリーと言えばストラップだったが、スマホ時代になってそれがカバーに変った。携帯にストラップを付けるという文化は日本独特のものだったらしいが、今考えても便利だったと思うんですよね。それが、海を渡りついにApple製品に搭載されたというのはすごいことだなと。

これによってストラップ市場が活気を取り戻すかもしれない。というか、iPhone5にも欲しかったなぁ。

その他のiPodシリーズ

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iPod nanoは割とデザインの変更が頻繁に行われるが、今回大きく変った。分かりやすい変化は画面の大型化だが、他にもBluetoothに対応したり、ますますtouchとの差がわかりにくくなった気がする。ただ、今回はクリックホイール時代最後の第5世代iPod nanoまで対応していた、動画再生機能が復活した。
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iPod shuffleは特に大きな変化はないようだ。
iPodシリーズ全般に言えることは、カラーバリエーションが豊富になってカジュアルさが増したことだ。最近はiPhoneを使う人が増えて、iPodの存在意義は薄れていたが、これはiPhoneにない魅力じゃだと思う。

iPod touch活用法は?

実は今回一番のサプライズ端末というのはiPod touchなんじゃないかと思ってる。

iPod touchといえば初代からずっとiPhoneの機能削減版(=劣化コピー)という位置付けだったと思う。最たるものは5年前に発売した初代iPod touchだろう。

ところが今回は完全にiPhoneと差別化され、独自の魅力も持った。
今までは通信費の絡みなどで妥協した結果iPod touchを選択した人も多かったと思う。僕の場合iPhoneを電話として使う事はほとんどないのでtouchでも十分という意見があるが、やはりiPhoneがいいという思いが強くて使っている。

しかし、今回のおしゃれでかわいいiPod touchを見て「iPhoneじゃなくてこれがいい!」と指名をする人も増えるんじゃないだろうか。今後は街中でiPhoneだけでなくiPod touchを見る機会が増えそうな気がする。

さらに、iPhone5のLTE対応に合わせて日本でもようやくテザリングが一般化してきそうな気配だ。そうなれば、AndroidだろうがiPhoneだろうが電話とデータ通信を1つ契約し、テザリングでiPod touchを使うというのは通信費の節約という意味でも、実は理にかなってるんじゃないかと思えてくる。

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チー
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2件のコメント

おっしゃるとおり!
今回のApple発表で一番ほしいと感じたのは「iPod touch」ですね。
個人的にdocomo-Xiモデルを持ってるのでデザリングすれば、最新Apple-iOSモデルを利用できるのでうれしい限りです。(GPSセンサーが搭載されれば完璧!)
特にこれまで購入したiTunes系の有料アプリやミュージックを無駄にしないためにもAppleハードウェアは手元に置いておきたいのも要因です。

因みに今朝オンラインAppleStoreで「Apple EarPods with Remote and Mic」を購入しました。笑