パンダアップデート対策の5つのポイント。奇跡のV字回復を達成

今年7月にGoogle検索エンジンの最適化(通称:パンダアップデート)が実施された。
簡単に言えばオリジナリティの薄い有用でないサイトは検索順位が下がってしまうというもので、影響を受けるサイトは5%程度とされていたが、当サイトではもろに影響を受けた。その時のエントリー。

Googleのパンダアップデートで出来る対策をまずやってみる


それまで検索経由でのアクセスが1,000件弱あったものが、600件程度に下がり3分の2くらいに激減してしまった。以来、ウェブマスターツールをマメにチェックしながら、改善を繰り返してきたがようやく効果が出てきたようで、パンダアップデート適用以前の水準に戻るV字回復を達成した。

僕はSEOなどの専門家ではないため、的外れな情報もあるかもしれないが今ままでやってきた対策を紹介してみる。

当サイト固有の問題

まず、他サイトではあまり関係ないであろう、当サイト固有の問題を紹介しておく。
それは、今年5月から段階的に行ったサイトリニューアルに合わせてWordPressのパーマリンクを変更した事。

http://estpolis.com/?p=【エントリー固有ID】

http://estpolis.com/【年】/【月】/【エントリー固有ID】.html

に変更した(URLパラメータ形式は余りよくないとか聞いたので)。
パーマリンクの変更は管理画面から簡単にできるのだが、各エントリーのURLが変ってしまうため通常はサイトオープン前に決めて、以後変更しないのが無難とされている。それを、僕はなんの考えもなしにやってしまったw

そうすると旧URLと新URLでGoogleにインデックスされて、重複サイトが大量に存在する状態となっていたようだ。ウェブマスターツールのインデックスステータスでも5月頃に一気に伸びているが、おそらくそれがパーマリンクを変更したタイミング。
sitemap
これによって、タイトルタグが重複するページが大量に検出されるようになった。よって、重複するコンテンツと言う事で検索順位が下がったのではないかと予想された。まずはその対策を地道に行う事から始めた。

1.重複タグ(主にmetaタグ)の改善

ウェブマスターツールというGoogleが提供する機能がある。
これはGoogle検索エンジンのクロール結果などを参照できるもので、リンク切れのページ・被リンク・タイトルタグなどmetaタグの異常を確認することが出来る。この中に「HTMLの改善」という項目があり、ここを見たわけだが当サイトでは、

  • 重複するメタデータ(descriptions)
  • 長いメタデータ(descriptions)
  • 短いメタデータ(descriptions)
  • タイトルタグの重複

がかなりたくさんあった。metaデータの方は地道に直すしかないのだが、そこまでたくさんではないので大変ではなかった。問題は、タイトルタグの重複。これ、正直身に覚えは全くなかった。で中を見てみると、「pcview=true」・「view=co_list」・「img=link」などよく分からないURLパラメータがついたページが大量にクロールされ、これがエントリー毎に存在するものだからタイトルタグの重複として検出された。

調べて見ると、

WordPressの重複コンテンツやタイトルタグの重複対策!Ktai Style導入ブログで発生|アマモ場


こちらに書いてあるように、「Ktai Style」というWordPressプラグインが原因のようだった。今は使っていないが確かに以前は使っていたということで、これが原因のようだ。こちらのサイトではhead内に「rel=”canonical”」を設定するのが重要と書いてあるが、既に設定済みだったし地味にクロールから外す方向とした。

2.robots.txtの修正

で、そのクロールから外す方法というのが「robots.txt」というもの。
これはご存じの方がいるかもしれないが、検索エンジンにこのディレクトリはクロールの対象から外すようにお願いするためのファイルだ。サイトを公開しているサーバーのルートディレクトリ(当サイトであればhttp://estpolis.com/に該当するサーバー上のディレクトリ)に配置する。

今まではWordPressをインストールしたままの状態だったが、ここを以下のような記述を追加した。

Disallow: /*pcview*
Disallow: /*view*
Disallow: /*img*

上記のキーワードを含むURLはクロールしないようにするというものだ。とりあえずこれで対策は完了だが、実際に効果が現れるまではかなりの時間がかかる。当サイトでは1ヶ月半くらい前に設定したが、未だに残っている状態だ。

3.Googleクローラー巡回頻度を修正

metaタグの修正などを地道に行っても、クローラーが新しいページを検出してくれないと意味が無い。絶対ではないがこれを多少でも早めるのが、「sitemap.xml」の修正。「sitemap.xml」はサイトの構造を表すもので、クローラーがサイト内を辿る手がかりになるのだが、クロール頻度を設定する事が出来る。ただ、これを1つ1つ設定するのは大変なので、WordPressユーザーの多くが使用しているであろう「Google XML Sitemaps」というプラグインで設定するのがお勧め。

WordPress管理画面の設定から「XML Sitemaps」を選択し、以下の部分を変更した。

  • 更新頻度の設定 (changefreq)
  • 優先順位の設定 (priority)

更新頻度の設定 (changefreq)の「投稿の (個別記事)」はデフォルトでは「毎月」になっているので、これを「毎日」に変更。加えて、優先順位の設定 (priority)の「投稿の (個別記事)」も優先度を上げた。
master
設定後の画面はこんな感じ。あとはひたすらクローラーが変更後のページをインデックスしてくれるまで待つしか無い。

4.301リダイレクトの確認

301リダイレクトを設定すると、ページの被リンク情報などを移転後のサイトに引き継ぐ事ができるらしい。なので、ドメインの変更やパーマリンクを変更した場合に有効と思われた。ただ、僕の場合はすでにWordPressが自動的に301リダイレクトをやってくれたため必要無かった。

一応、確認方法としては以下のサイトに行き変更前のURLを入力して、「Status: HTTP/1.1 301 Moved Permanently」が表示されたら問題ない。

Status: HTTP/1.1 301 Moved Permanently


表示されない場合は、WordPressなどの場合はプラグインを利用するなどして、1つ1つリダイレクトを設定した方が良いと思う。

WordPress › Redirection « WordPress Plugins


このプラグイン辺りが使えそう。

5.ページ内リンクの確認

ウェブマスターツールのクロールエラー情報をもとに、サイト内のリンク切れなども見直した。完全に手作業でめんどくさいのだが、これもやっておいて無駄にはならないと思う。

で、これをやっていて思った事が1つある。それは、

エントリーのタイトルって自分が後から見るのにも重要

ということ。ブログアクセスアップの方法論とかでタイトルは重要という話はよく聞くが、今回のように自分のエントリーを後から見返す時もタイトルはとても重要だ。なぜなら数ヶ月・数年経てば書いた本人も、内容を忘れているからw

当サイトは、現構成に移転する前にやっていたJUGEMブログのログも移行しているが、この頃っていわゆる「日記」的なノリで書いている事が多かった。なのでタイトルが「Mac」だったり、「10月1日」だったり、当時ならタイトルだけである程度内容が把握できるだろうが、今見たらさっぱり分からないタイトルが多数。そういう安直なタイトルに限って、タイトルタグが重複していたりするし結構困った。

タイトルは長すぎるのも困りものだが、内容がある程度想像できるようなものにしておいた方が、後々自分が見る時に助かると思う。ブ「ログ」ですからね。自分の思ったことの記録として、なんだかんだ言って過去ログを一番見るのは自分って事は多いと思うので。

結果

これらの対策を地道に行い、2ヶ月程度経ってからこんな感じに改善した。

<パンダアップデート前>
ScreenSnapz099
<パンダアップデート直後>
ScreenSnapz100
<最近(9月末)>
ScreenSnapz173.jpg
7月から9月までの検索アクセスを月単位グラフにすると以下のようになる。
ScreenSnapz172
まさに奇跡のV字回復!w

ただ、実を言えばユーザー数を見れば分かるとおりiPhone 5発表以来、その注目度の高さから当サイトPV数が数倍に跳ね上がった。なので、母体となる数値が変わっているというのは間違いなくあるのだが、一定の成果はあったと言えると思っている。

また、Google検索がどの程度自分のサイトを評価しているか、ある程度指標になる代表的なキーワードを知っておくといいかもしれない。ちなみに僕は「新垣里沙」というキーワードw

知られざる苦労人・新垣里沙のモーニング娘。卒業に思う事


このエントリーは以前検索結果1ページ目の上位に表示されていたため、「新垣里沙」というキーワードでのアクセスが結構多かった。しかし、これもパンダアップデート直後は激減したが、理由は2ページ目の最後の方まで落ちていたから。今は1ページ目に復帰しているようだし、その辺りから状況を伺い知ることは出来るかも知れない。

自分のパソコンで検索すると履歴などから最適化された順位で表示されるため、ある程度客観的な順位を知りたければ、

検索エンジン一括順位チェックツール ランキングチェッカー


こういうサイトを参考に順位を確認してみたらいいと思う。

まとめ

おそらく専門家ならもっと抜本的な対策も出来るのだろうが、僕のやった対策というのはここまで見ていただいた方にはお分かりの通り、非常に地味なもの。そして、これらの対策はやったからと言ってすぐ効果が出るものではなく、最短で2〜3週間通常は1ヶ月以上かかるものだ。当サイトではここまで改善するのに大体2ヶ月かかった。

SEO的にはかつて被リンクを沢山受ければよいというような話もあったが、それも通用しなくなった今、やはり「地道」な改善が一番効果的なのではないかと思った。サイト内のクロールエラー・metaタグの確認などはこれで終わりというものではなくて、今後も継続的にやっていく必要がある。

一定の成果はでたけど、長い戦いはまだまだ続きます、、、

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