どれがいい?ネットワークハードディスク(NAS)購入を購入する3つのポイント

先日の事だが家の近所にあるジョーシンからDMがやってきた。

内容は特別優待案内的なもので(どこまで特別なのか知らないが)、5千円以上の商品を購入したら1,000円のジョーシンギフト券。3万円以上の商品を購入したら3,000円のギフト券をプレゼントしてくれるというものだった。

なので、前々から購入しようと思っていたネットワークハードディスク(NAS)をこの機会に買うことにした。

で、実はNASを購入するのは2回目

家電量販店で格安販売しているのを見つけて購入したことがあったが、これがもう大失敗で速攻で処分してしまった。

安かった分損失額はわずかだったが、最近はNASを購入する人も結構いるようなので、反省も踏まえてNAS購入ポイントとお勧め機種を紹介しようと思う。

以前購入して失敗したNAS

I-O DATAの「HDL2-Gシリーズ」というNASを購入した。

この機種の売りはファンを搭載しないことによる静音性だったわけだが、結果的にこれ自体がイマイチと感じた。何故なら、壊れるんじゃないかと思うくらい熱くなるからだ。

そして、一番致命的だったのがスピードがものすごく遅いこと。ネットワーク経由だと有線>無線なのは間違いないが、どちらにしてもとにかく遅かった。

結果、半年も使わず処分。

この事から思ったNAS購入のポイントは以下だ。

  • ファンを搭載している機種を選ぶ
  • ディスクアクセススピード(特にRead時)はなるべく早いものを選ぶ
  • HDDを2台搭載し、**RAID 1によるミラーリング**ができること

以下、理由を紹介するが、そもそもネットワークハードディスクはどんな人にお勧めか、逆に不要なケースを書いておこうと思う。

ネットワークハードディスク(NAS)の利用に向いている人

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ネットワークハードディスクはその名の通り、

ネットワーク(LAN)に接続するハードディスク

となる。つまり、同一ネットワークに接続していれば、パソコン・スマホ・タブレットなどあらゆる端末からアクセスが可能となる。最大のメリットはここだ。

この為、基本的にはオフィスなどビジネス用途での利用が多く、家庭用の場合は家族の人数が多い場合に向いている。

また、スマホなどを通じて自宅外からモバイル回線を使用して自宅のデータを参照するような人にも向いている。PC・Macに接続するUSB-HDDとかの場合、接続しているPCも電源が入っていなければ使えないが、NASの場合はそういう縛りは無い。

最後に重要な事は、ネットワーク接続なので、基本的に接続場所を選ばないことがメリットだ。僕はクローゼットに設置している。

設置場所はそれなりに必要だが、目立たない場所に設置出来るのは非常に嬉しい。まあ贔屓目に見てもおしゃれな代物ではないので。

まとめると、

  • 複数人、複数機器から参照するデータが沢山ある(写真やドキュメント)
  • 外部からの接続がある
  • リビングやデスク上など目立つ場所に設置したくない

という方の利用に向いていると思う。

ネットワークハードディスク(NAS)の利用に向いていない・お勧め出来ない人

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じゃあ逆にあまり利用に向いていない人はどんな人かと言えば、単身世帯の人が上げられる。

そう言う人はPCも1つしか持っていないだろうし、わざわざ共有するメリットも薄い。

そして、さらにお勧めできないのが、PC・スマホなどのガジェット系の知識が少ない人だ。

ネットワークHDDはその名の通り、ネットワークに接続するHDD。なので最低限ネットワークの知識は必要となる。接続手順は基本的にはルーターとLANケーブルで接続すれば終わりとはいえ、 トラブル発生時の対処などはネットワークの知識が必須だと思う。

ネットワークハードディスクスペック選定ポイント

というわけで、ネットワークハードディスク購入時に、僕が重視した事を理由を含めて紹介しようと思う。

ファンを搭載している機種を選ぶ

NASはネットワーク経由でアクセスするハードディスク。

なので、Macなどのパソコンと直接繋ぐことはない。なので、目の前に置くことはほとんど無いはず。多くの場合はWi-Fiルーターなど、ネットアクセスする端末を置いている所(そこにHUBがあるから)に並べる事になると思う。

ということはリビングになる家も多いだろうが、なるべくならファンを搭載しているNASを選んだ方がいい。

最近のNASはファンを搭載していても静音性を大抵はアピールしているし、何より大容量のデータを長期間保存するのだから、壊れるのが一番怖い。

熱というのはトラブルを引き起こす一番の原因になるわけで、NASを使うのであればデータが安全に保存できる対策は必要。その為に最低限必要なのは、ファンを搭載し熱を逃がす事が出来る事だと僕は思う。

ディスクアクセススピードはなるべく早いものを選ぶ

これは正直使ってみないとないと中々わからない部分ではあるが、遅いというのは本当にストレスになる。

USB-HDDと一番違うのは、ケーブルの転送速度だけでは分からないスピードの差(例えばNASに搭載しているCPUの速度とか)が間違いなくあるって事で、安いやつは安いなりのスペックと言うことになる。

例えばNASを導入して写真をそこに全部置くのだとしたら、最近の写真は1枚数MBなんてざら。アクセスする端末がPC・スマホ・タブレットなんであっても、ネットワークの転送速度が速くても、NASが遅ければ結局表示が遅くなるため、利用価値が著しく下がる。

また、遅いというのは書き込みも遅くなるわけで、データの取り込みに何十分も待たされたら普通イライラしますよね。前買ったNASはまさにそれだったのです、、、

この時注意するべき点はいくらディスクが早くても、ネットワークが遅いと話にならない。ネットワーク速度は理論地上は有線も無線もそれほど変わらないが、

有線接続 > 無線接続

というのはほぼ普遍であるため、有線接続しかもなるべく早いケーブル(Giga-bit対応がお勧め)を使用するのが良いと思う。

HDDを2台搭載し、RAID 1によるミラーリングができること

パソコンには保存しきれない大容量のデータや複数の端末からアクセスしやすくする事がNAS導入の目的だと思う。

ということは、うまく使えば大半のデータをNASに置くことになる。となれば、何が一番怖いってやっぱり壊れる事なんですよね。

パソコンを使っていればよく分かるが、HDDはとても壊れやすい。壊れないものと思い込むのではなく、壊れる事を前提に考えた方が無難。

となれば必要になるのはバックアップなのだが、折角NASに置いたデータをまた別のNASにバックアップなんて、会社ならともかく自宅ではめんどくさくて出来ない。そういう時に便利なのはRAID(レイド)という仕組みだ。

RAIDは0~6までのものがあるが、一般家庭で導入するとしたらRAID 0か1って所。
各々の違いを簡単に書くと、

RAID 0(ストライピング)

HDDが最低2台必要。
データを2台のHDDに分散して書き込むため高速性が高まる。しかし、1台のハードディスクが故障すると全データに影響するため信頼性は低い。

RAID 1(ミラーリング)

HDDが最低2台必要。

データを2台のHDDに書き込むため、故障時もどちらか片方のHDDが生きていればデータは失われない。信頼性は高いが、使用できるHDD容量が半分になってしまう(例:2.0TBのNASなら1.0TBになる)

RAID 1に設定すれば自動的にバックアップしてくれるようなイメージになるため、どうせNASを買うならHDDを2台搭載しRAID 1が使えるものをお勧めする。難点は、価格がどうしても高くなってしまうことだが、、、。

購入したNAS

というわけで、ここまでのポイントを踏まえて今回僕はI-O DATAの「HDL2-Aシリーズ」を購入した。価格は約30,000円。
※2017年現在は後継モデル『HDL2-AAシリーズ』となっている

他にも色々あるが、やはり一般家庭で使う場合はI-O DATAやBUFFALOなどのメーカーが無難かなと。

2.0TBが2万弱、4.0TBが3万であればコストパフォーマンスに一番優れるのは4.0TBモデル。

そして、RAID 1にも対応しているため、容量が半分になる事を考えたら4.0くらいあっても、長い目で見れば絶対こっちがいいと判断した。

一昔前に比べたら随分安くなったとは言え、USBの外付けHDDなどと比べたらNASはかなり高額だ。高額だがうまく使えたらそれだけの価値があるのも事実で、後悔のない買い物になればなと思いこのエントリーを書いてみた。

ちなみにこの機種は4年ほど使用しているが、2017年現在もトラブル無く現役だ。お勧めのネットワークハードディスクです!

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