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嫁が産休入り。産前産後休暇中のお金のことを考える

11/30が月末かつ切りよく金曜日ということで、11月一杯を持って嫁が産前産後休暇に入った。

予定日の1/13まであと6週間。リアルにお腹も大きくなり、通勤もしんどそうだっただけにこちらは一安心。しかし、どうしても気になるお金のこと。産前産後休暇や育児休暇中も一定量の収入はあるらしいが、実際の所どんな感じなのか調べて見た。

この記事の掲載内容は、2020年12月24日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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会社の給料は?

法で定められた産前・産後の休み(産前42日・産後56日)の間は、会社の規定によるが基本的に無給。

なのでほとんどの人は健康保険から支給される「出産手当金」をもらう事になるそうだ。この出産手当金は標準報酬日額の2/3となるそうで、なんだか見覚えのある数字。うつ病で休職中にもらった「傷病手当金」と基本的に同じ考え方のようだ。

条件は?

普通に働いていれば問題ない条件。

仕事をしていて産休後も仕事に復帰する かつ勤務先の健康保険に加入している

正社員だけでなく、契約社員・パート・アルバイト・派遣社員であっても健康保険に加入し続けている場合は支給対象となる。ただ、出産に伴い退職する人もまだ多い気がするが、その場合は基本的にもらえないと思った方が良さそうだ(以前は退職して半年以内に出産した人も支給されたそうだ)。

また、そんなに多くはないだろうが役員待遇などの場合、給与所得ではないので通常収入がある扱いとなる。なので、そういう場合は支給対象外になることもあるそうだ。

どれくらいもらえる?

標準報酬日額の2/3を産前産後休暇の日数でかけた分が支給額となる。
標準報酬日額(月額)は給与明細などに年に1度くらい入っているもので、これをベースに保険料の支払い額が変わる。なので、多く払っていた人は多くもらえるというような計算になる。

申請方法は?

健康保険出産手当金支給申請書というものに記入し、会社もしくは社会保険事務所に申請する。傷病手当金の時もそうだったが、医師による必要事項の記入、社印などが必要になるので一度は会社に確認する必要がありそうだ。

お金は、申請後1ヶ月程度で振り込まれるらしい。これも傷病手当金と似た感じ。ちなみに万一忘れても、産休開始の翌日から2年以内なら全額請求出来るそうだ。

産前産後休暇中の社会保険料・厚生年金保険料は?

地味に気になる所。育児休暇中は免除になるというのはどこかで聞いたことがあったが、この事は知らなかった。調べて見ると、以前は免除ではなかったが最近免除になったとか、、、

どうもそうなることは決まっているが、その法律がまだ施行されていないっぽい。というか消費税増税で散々話題になった「社会保障と税の一体改革法案」にこれが含まれていたなんて、気づいてなかったわ、、、

まとめ

産前産後、育児期間中も無給にならないのは嬉しいが、申請できるのは産後と言うことで、最低2ヶ月程度無給状態になってしまう。出産には公的補助もあるとはいえ、入院など不測の事態が起こればかなりの出費が予想される。

やはりこの辺りの準備は万全にやっておいた方がよさそうだ。しかし、色々あったがここまでよく頑張ったなぁと。嫁は金曜日から実家に帰るが、しばらくのんびりしてもらいつつ、出産に備えてもらう事にする。

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2件のコメント

私の子供の出産費用に関するお金の体験談です。参考になれば
(15年以上前の話なので制度等かわっているかも)
私は、子供の出産費用として30万円ほど準備していました。
妻が出産の為入院したところ、逆子の為 帝王切開による出産になりました。
すると、出産が医療行為になり、手術の費用等が医療保険で負担されました。
おまけに、加入していた生命保険の医療特約で手術等の保険金が支払われました。
この結果、母子共に退院して全ての費用を支払ったあとには、
準備していた費用がそのまま手許に残りました。
この費用が、私のガジェットの購入資金になった事は今でも秘密です。

なるほど。
嫁は医療保険入っているので、帝王切開になれば保険金が出るというのは知ってますが、そういうこともあるんですね。
参考になりましたありがとうございます!