2013年注目技術は「IEEE 802.11ac」。次期Macにも搭載可能性大

先日我が家の光回線が「フレッツ光 スーパーハイスピードタイプ 隼」になったという記事を書いた。

自宅回線が「フレッツ光 スーパーハイスピードタイプ 隼」に。スピードがどれくらい違うかを検証


これの最終的な結論としては、いくら回線速度が速くなっても無線LANが高速化しない限り意味がないという感じだった。で、無線LANについては「IEEE 802.11ac」という新しい規格が今年から本格的に普及していくと思われる。

この技術はMacユーザー的にも見逃せないし、何より無線LANの歴史においても大きな意味がある。

僕と無線LAN

本題に入る前に無線LANの歴史を簡単に紹介。というのも、僕は何気に無線LANマニアでもあるw
とにかくこの手の最新規格が出てきたら、わりと早くから使ってきた。なので、無線LANとの付き合いは既に10年を超える。

規格名 回線速度(理論値) 僕が使い始めた時期
IEEE 802.11b 11Mbps 2002年~
IEEE 802.11a
IEEE 802.11g
54Mbps 2004年~
IEEE 802.11n 65Mbps – 600Mbps 2009年~

10年ほど前は無線LANルーターなんて3万円くらいしたし、社会人なりたてであんなもんに投資してたのは我ながらアホやなぁと思う、、、w

「IEEE 802.11ac」の概要とそのメリット

内容については以下のサイトが分かりやすいと思う。

「11ac」で広がる未来像 | BUFFALO バッファロー


まあとにかく早くなることがポイントなのだが、そのスピードには大きな意味があって、すぐにではないにしても将来的に規格上の速度が有線LAN(Gigabit Ethernet)を超える。

今までは安定性やスピードを重視する場合、無線ではなく有線を使うというのは常識だった。それが、家庭での利用はともかく、多くの企業では未だに有線LANが利用される理由の1つだと思う。ただ、LANケーブルってツメが折れてしまったり、配線が大変だったりと案外コストがかかる。無線だとアクセスポイントの設定だけすれば、後は自由に使えるわけでメンテナンスコストは低減できる。後は無線という性質上セキュリティをどう確保するかが一番の問題。

ただそういう問題は無線が顕在化しやすいだけで、有線でも同じ話。「IEEE 802.11ac」がこなれて来たら企業での導入も一気に進むんじゃないかと思える。

「IEEE 802.11ac」を早く使うならMacがお勧め

無線LANの新しい規格が決まると、大体以下のような流れで普及していく。

1.無線LANメーカーが対応アクセスポイントとクライアントを発売(大抵BUFFALO)
【数ヶ月後くらい~】
2.一部メーカーの上位機種で新規格のクライアントを内蔵したPCが発売
【半年後くらい~】
3.無線LANアクセスポイントの対応機器増加(NECなどが出すのはこの辺り)
【1年後くらい~】
4.PCのほとんどで新企画対応のクライアントが内蔵され始める

なので最初に購入しても、対応するUSB接続のクライアントとかをセットで購入しなければ意味がない。利便性も低いし余程の物好きじゃない限り、PCに内蔵されてから購入する方が色んな意味で幸せになれる。

で、新規格の無線LANクライアントが内蔵されるのがとても早いメーカーがある。それがAppleのMacだ。

ジョブズはAppleにおいて引き算の哲学で製品作りを行ったと言われる。減らすものとしてまず思い浮かぶのって、ケーブルですよね。ケーブルレスで快適に使うには、無線LANの高速化はとても重要。多分、そんな理由があってか特にMacでの無線LAN対応はものすごく早い。今で言うMacBook Proだけなんてケチなことはやらず、おそらく今年夏ぐらいに発売するであろうMacBook Airの新型には搭載されると思う。

「IEEE 802.11ac」のスピードを体感できる、コンシューマー向け製品はMacとなる可能性は高い。なので、今年Macを買い替える予定の人は、「IEEE 802.11ac」のアクセスポイントを購入しておくっていうのはありだと思う。

いつから使える?

「IEEE 802.11ac」は現在ドラフト段階で、2014年2月に規格化が完了する予定となっている。なので、現状出回っている製品はドラフト版。基本的にここから大きく変ることはないはずだが、正式版ではないと言うことで製品が本格的に増えるのは2014年から。ドラフト版でも採用するようなメーカーとなると、ますますAppleが筆頭に上がってくる。

で、規格化もあるが使用する周波数(5GHz帯)に関して、総務省が制度を決める必要がある。民主党政権ではこのIT系の動きが遅かったが、自民党政権に戻りこの辺りが進むことも期待されている。

情報通信審議会、次世代無線LAN「IEEE 802.11ac」導入に向け技術条件を答申 -INTERNET Watch


予定では2013年3月にも制度化される方向らしいので、ここも注視していきたい。

今年は無線LANにとっては大きな節目となる年。次期Macへの搭載を期待できるし、今年はMacを買い替えたいかも、、、(多分無理だが)

<2013/3/28追記>
「IEEE 802.11ac」搭載ルーターが一気に発表されました!
やはりNEC製に期待ですね。

IEEE 802.11ac対応の無線LANルーターが一気に発売!Macへの対応が待ち遠しい

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