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Googleリーダーのサービス終了。移行先RSSサービスを検討する

本日GoogleのRSSサービス「Googleリーダー」が2013年7月1日を持ってサービスを終了するという、驚きのニュースがあった。

これ、僕には甚大な影響、、、
2005年くらいからWEB巡回はRSSリーダーを使っていて、当初からGoogleリーダーを使っていた。PCブラウザでの閲覧はもちろん、iPhoneでも使っているためむちゃくちゃ痛い。とはいえ、移行先は考えなきゃいけない、、、

この記事の掲載内容は、2020年12月25日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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RSSリーダーの良さ

10年ほど前、まだブログなんてものがほとんどなくて、手組のHTMLで作成したサイトが中心だった頃は、更新情報取得サービスを使っていた(はてなアンテナ)。それが、ブログが増えRSSが一般的になる中でGoogleリーダーに移行したのだが、これのいいところは流し読みがしやすい事だ。

ざーっと見て気になる記事だけ詳細表示。さらにシェアしたい記事とかは、Twitterに流す。僕はそんな使い方をしていた。僕の周りでは結構利用者が多く、それなりにユーザーがいるのだと思っていたが、スマートフォン・タブレットがネット接続の窓口になった事とSNS普及が利用者減少の原因なのだろう。

PCブラウザでは比較的一般的なRSS購読アイコンも、Androidはよく知らないもののiOSでは表示されない。そりゃあ使う人が減るのも当たり前。そして、RSSリーダーから機械的に流れる情報より、SNSで人がお勧めする記事を拾う方が効率いいということで、これも時代の流れか。

RSSリーダーも一昔前は比較的先進的なユーザーが使っていたイメージあるが、いつの間にか時代遅れになっていたという事でもあるんだろうな。

移行先候補

とりあえずこれくらいだろうか。

Livedoorリーダー(ライブドアリーダー)

一応国内サービスで日本では一番歴史も長いであろう、RSSリーダーサービス。
とりあえずの移行先としてはこれが一番無難だろう。

メリットは国内サービスなので日本語対応などはほぼ完璧であることだが、デメリットは今でもベータ版サービスと言うことで、Googleリーダーのように将来なくなる可能性が比較的高そうということだ。

Feedly

海外サービスだが、世界的にはこれがGooleリーダーの受け皿になりそうな雰囲気。

将来的にGoogleリーダーが無くなることを見越して動いていたようで、Googleリーダーユーザーの獲得にも積極的。ただ、Googleリーダーユーザーが多く流れ込んでユーザー数が急増し、サービスが不安定になるのが懸念事項。

NetVibes

RSSリーダーだが新聞のように閲覧出来る、UIが特徴。
これを気にRSSリーダーの位置付けを替えるのも有りかもしれない。

Googleリーダーの後釜争奪戦

以下の記事にあるように、既にGoogleリーダー終了後の移行ユーザー獲得を目指し、各社が動き始めている。

終了まではまだ数ヶ月あるし、その辺りが出揃ってから考えるのもありかと思う。

僕はというとiPhoneで使っているRSSリーダーアプリSylfeedの行方によって決めるつもり。一応、こんなツイートしているのでGoogleリーダー以外のフィードに対応するのだと思う。


なのでとりあえずは待ち。ただ、第一候補はFeedlyかなぁ。

無料のWEBサービスを使うリスク

今回の事を通じて思う事は、無料のWEBサービスに依存しすぎる怖さだ。
仕様変更などもあるが、今回のようにサービス自体が終了してしまうリスクが無料サービスでは常につきまとう。有料サービスは多少リスクは少ないだろうが、それでも絶対じゃない。僕が今使っている有料WEBサービスだと、

  • Gmailの追加ストレージ
  • Evernote

くらいだが、無料サービスを入れたら数倍になる。特にブログ更新通知などでは無料WEBサービスを多く利用していて影響は大きい。ブログは折角自前サーバー&独自ドメインにしているので、なるべく内部で解決するようにしておかなきゃいけないと思った、、、

現状一番危ないのは既にGoogle+へ統合される気配のあるPicasaだろうか。実はこのサイトのエントリーで表示している画像は、Picasaへのリンクという形になっている。サーバーの転送量や負荷を抑制する目的でそうしていたのだが、見直しを急がなければ。