運営者チーの最新活動はXをチェック

Appleユーザーには大きな恩恵?Flickrが無料で1TB利用可能に大リニューアル

写真共有サービスの「Flickr」は、数年前まで人気のあるサービスだったが、米Yahoo!に買収されて以来ぱっとしない状態が続き、人気が低下していた。

そんな中台頭したのはGoogleのPicasa(Google+)で、実は僕も長年Picasaを使ってきた。ただ、先日発表されたFlickrサービスの大リニューアルでサービスが大幅に拡充。これは利用しない手はないと思うようになり、導入を進める決意をした。Flickrは次期iOSやOS XでOS内に組み込まれるという噂もあり、Flickrを使う事はMac・iPhoneユーザーにも恩恵がありそうだ。

というわけで、僕が移行することにした理由などを紹介してみる。

この記事の掲載内容は、2020年12月25日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

Flickr移行の経緯

実は今回のリニューアル前からFlickrへの移行は決意していて、無料サービスをしばらく使って様子を見ていた。写真共有サービスを僕が使う理由の半分は、当サイトなどで使用している画像置き場、あとはプライベート写真のバックアップだ。

長年Picasaを使い、追加費用を払ってストレージを増やして来たが(旧プランのため年間$5で20GBの追加容量)、子供が生まれて写真が増えて来た事もありそれでは足りなくなってきた。

なので、オリジナル画像を大量に保存できるサービスと言えばFlickrのProアカウント(年間$25くらいで容量無制限)しかないと考えた。
iPhotoライブラリが無くなるなんてトラブルもあったし。写真のバックアップは2重3重で持っててもバチは当たらない。

データ削除
もう一つ移行したかった理由として、Picasaのアルバム(フォルダ的な概念)には1000枚の写真しか入らない。これが地味に不便なのだ。1000枚を超えるなんて滅多に無いのだが、ブログの画像は年単位で分けているため昨年辺りからは若干苦しくなってきた。

というわけで、まずは無料サービスでブログ画像だけをFlickrに移すことにした。そうして様子を見ていたら、今回のリニューアル発表だw

新サービスの内容

概要としては以下のような感じ。

  • 無料ユーザーの容量が1TBに大幅拡充。月のアップロード容量制限やサイズ制限も撤廃
  • 従来のProアカウントは廃止
  • 広告表示無し(Ad Free)や追加容量(Doublr)を求めるユーザー向けに有料プランを用意

はっきり言って、ほとんどのユーザーが無料アカウントで十分になった。僕もこれならわざわざ有料アカウントにする理由はなくなった。ただ、1TBというほぼ無限とも言える容量と、本当に無制限というのは随分意味が違う。当初Proアカウントは徐々に新プランに移行とされていたが、その後の発表で従来通りの費用を払い続ける限りそのまま使えることになった。

最初無料でここまで使えるなんてラッキー!
Proアカウント契約しなくて良かった!
と思っていたが、こうなると若干後悔の念が、、、

無料サービスとしての信頼度は?

この手のWEBサービスで無料ほどある意味怖いものはない。
サービスがいきなり終了する事もあるし、障害などでデータが消失するリスクもある。お金を払っていれば色々文句をいう権利もあるが、無料ユーザーでは普通あまり言えないですよね。

そういう意味で年間25$と比較的安価だった、従来のProアカウントを契約しておけば良かったかなぁと思った。新サービスで「Ad Free」を契約するメリットはあまりないので。

とはいえ、自宅に全ての写真データを置いておくよりはリスク分散できるし(今は基本MacBook Airのローカルに保存し、TimeMachineでNASにバックアップ)、Picasa(Google+)と比較してもWEBページのUI含めて遜色無く、魅力が大幅にアップしたことは間違いない。

というわけで、画像関係はブログ画像含めて全てFlickrの新サービスに移行することを決意した。

Apple製品との融合

もう一つFlickrを使うことにした理由としてApple製品の動向がある。
ここ数年Apple製品は脱Google化が進み、変わって主にアメリカで普及しているSNSサービスがOSに統合される傾向にある。一昨年のTwitter、昨年のFacebookといった具合だ。で、今年はFlickrが統合されるのではという噂がある。

上記記事はiOS 7の話だが、iOSだけというのは考えにくく、統合されるならOS Xも同じだと思う。特にMacユーザーはiPhoto利用者が多いため、ここがよりシームレスに連携できればメリットは大きい。今でもiPhotoにFlickrへのアップロード機能は一応ついているが、お世辞にも使いやすいとは言えないし、そもそも分かりくい。

もしApple製品とFlickrの連携がシームレスになり、アップロードはもちろん、iPhotoからFlickrにアップした自分のアルバム(Set)が閲覧出来たりすれば、Appleユーザー的にこの恩恵はかなり大きい。詳細は来月のWWDC2013で発表される筈なので、実は新型Macよりもそこに注目していたりする。

なぜか。
今年はマイホーム購入に伴い家電購入などの出費がかさんでるのでMac買替えなんてできっこないからですよ、、、(T-T)
今のAirは2年経つし、今年はHaswellマイクロアーキテクチャでバッテリー持続時間が大幅にアップし、GPU性能も上がるのでMacBook Pro Retina13インチを狙いたいのだが、まあ無理だ、、、

なので、せめてOSのアップグレードくらいはしたいw