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WWDC2013の基調講演前夜。発表内容の事前予想と願望まとめ

Appleの開発者向けカンファレンスWWDCが日本時間の本日深夜から始まる。
基調講演は毎年大きな注目を集めていて、数年前まではiPhoneの新モデルが発表され、ここ数年は次期iOS・OS XとMacの新モデルが発表される事が多くなっている。

今年もiPhoneの発表は恐らくないと予想されており、ここ数年の流れに従い次期iOS・OS XとMacの新モデルが発表されるのが既定路線だ。年に一度のお祭りとも言えるので、願望もかなり含めつつ今年の発表を予想してみる。

この記事の掲載内容は、2020年12月25日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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噂の概要

今年はこんな感じと言われている。

  • iOS 7の発表
  • 次期OS X(10.9)の発表
  • MacBookシリーズの刷新

あとは、プラスアルファで何があるかなぁと言ったところだ。

iOS 7の発表

iOSも既にバージョン6まで来て、今やすっかり枯れたOSとなった。今年はフラットデザインが導入されるなど、主にUI面が刷新されると言われているが、僕が期待したいのは細かい部分の使い勝手の向上だ。

ざっくり言えば、

  • デフォルトアプリケーションの変更
  • Wi-Fi、BluetoothなどのON/OFFを手軽に
  • flickrとの統合
  • 共有フォトストリームの使い勝手向上

といった辺りだろうか。

デフォルトアプリケーションの変更

iOS 6で一番不評をかったのが、Mapアプリの使い勝手の悪さだった。
その後、Google Mapアプリの登場で一時的に収束したがこの問題は未だに後を引いていると思ってる。Apple Mapを使っている人ってかなり少ないのに、Google Mapをデフォルトの地図アプリに変更することができない。Apple Mapも良くなっているが、それでもまだ実用レベルではないためこのストレスは大きい。

一部のアプリはデフォルトで利用する地図データをGoogle Mapに変更するなどの対応を行っているが、あくまでもアプリレベルでの話。OSレベルでは使い勝手が未だに良くない、Apple Mapを使わされる。

その他、ずっと言われ続けている日本語入力のIME・ブラウザなど、使い勝手が悪いとまでは言わないが、今やサードパーティーでも良いものが多く、これを変更できないというのはiOSの弱点といってもいい状況になりつつある。AndroidはオープンなOS故にこういう部分は当然変更できるが、iOSもそろそろこれを可能にして欲しいと思う。

Wi-Fi、BluetoothなどのON/OFFを手軽に

これは去年からずっと思っている事。
昨年から日本ではテザリングが一般的になり、その機能含めてON/OFFを切替たいシーンは結構多い。だが、現状は環境設定からいちいち選ばないといけないわけで、地味に面倒だ。

その、答えの1つはAndroidでは既に実装されているiOSでいう通知センターに、これらの機能をON/OFF出来る口を作る事だろうが、今年こそはもうちょっとやりやすくなってくれないかなぁと思う。

というか、通知センターは一部のコアユーザーがランチャー的に使っているが、本来の目的がブレている印象が強くて正直なんとかしてほしい。

flickrとの統合

これはOS Xとセットで実現して欲しい所。

理由は僕がflickrを使い始めたからというのに尽きるのだがw

共有フォトストリームの使い勝手向上

これは少々マニアックな願望だが、共有フォトストリームは作成者しか写真が追加出来ない。1つの共有フォトストリームに、公開しているメンバー全員が画像を追加出来るようになったら、すごく便利なんだけどなぁ、、、。

あまり使っている人を聞いたことがないので、可能性は薄そうだが願望としてはかなり強いw

次期OS X(10.9)の発表

OS Xについては今年もバージョンアップすると言われている。ここ数年の流れはiOSとの融合が進むという方向なので、今年も同様の流れになると思われる。

10.8はスルーしたため、今回はリリースされたらすぐにでも導入する予定なのだが、フルスクリーンアプリとSpacesの使い勝手がもうちょっと良くなったらいいなぁと思ってる。

MacBookシリーズの刷新

やはり一番気になるのはこれだ。今回はAirのみとも言われているが、果たして、、、

今年はHaswellマイクロアーキテクチャの導入によって、バッテリ駆動時間が大きく改善すると言われている(スペック上は1.5倍ほど伸びるとか)。また、チップセットに統合されているGPU性能も大きく向上するため、特にMacBook Pro Retinaディスプレイモデル(13インチ)については恩恵が大きいと思われる。

ただ、CPUの改善によってバッテリー駆動時間が延びるとアプローチとしては2種類ある。

  • バッテリーを小さくして、より軽量化する
  • バッテリーはそのままで、駆動時間をより長くする

または両方か。Appleのアプローチがどうなるのかはちょっと注目。個人的には半日バッテリー駆動のみで使えるような方向性になってほしいなぁ。そしたらMagSafeを持ち歩く必要性がかなり低くなるので。

また、次世代Wi-FiのIEEE 802.11acへの対応も注目。

確度は高いと思うが、最大1.3Gbps通信(3×3 MIMO)まで行くかどうかがポイントだろうか。予想としてはProは最大1.3Gbps、Airは最大866Mbpsってところかなと思っている。

終わりに

iOS 6のMap問題から、iOSのデメリットはわりとクローズアップされるようになった。今まで新OSといえばワクワクしながら導入するものだったのに、導入しない方が正解、みたいなムードになったのは昨年が初めてだと思う。

iOSのバージョンアップは通常無料なので、取捨選択はユーザー次第。しかし、Appleの示す将来像にユーザーが「No!」を突きつけるような状態が続くとあまり良くないので、今年はどんな未来を見せてくれるのか注目だ。あと、日本での「iTunes Match」のサービスインはもうないのでしょうか、、、

いずれにせよ、あと数時間で分かる話なのでワクワクしながら発表を待ちたい!

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チー
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