戸建て住宅の設備と間取りの検討ポイント。お勧めの設備はホスクリーンと魔法びん浴槽

高度成長時代で給料は右肩上がり、終身雇用で長期ローンも安心だった20世紀ならともかく、今の時代に35年ローンの住宅購入なんて頭がオカシイとすら思っていた僕が、購入に至るまでの顛末を記録として公開している連載記事の第7回です。

仕事が忙しくてまとまった時間がとれなかったなどの理由もあり、前回の更新から5ヶ月程空いてしまったが、ここからは後半戦。検討時のイメージと、約8ヶ月実際に暮らしてみて、理想と現実のギャップなどを踏まえつつ、紹介してみる。

今回は、誰もが一番悩む間取りと設備の話だ。

間取りと設備のポイント

家は3回建てるといい家が出来るなんて話をよく聞く。

まあ実際のところ、自由設計ですと言われたところで正直よく分からないというのが現実。結果、営業さんの提案や「人気のあるもの」に流れて行き、こんな筈じゃなかったという話に繋がっていく。

何回か経験するうちに、自分の中でのこだわりポイントとかが見えてくる、っていうのは間違いない事実だと思った。

で、元々マイホームなんて考えていなかったし、夢だったわけでもないので、僕個人としては特別な希望はなかった。

敢えて言えば、落ち着いてパソコンとかで作業できるスペースが欲しい、というくらいだ。嫁もまあ似たようなもので特別なこだわりはなかった。どちらかと言えば、唯一の住宅購入経験者である僕の母親が一番こだわったくらいだw

とはいえ、話をする中で段々要望は出てくる。我が家において多少こだわったポイントをいくつか紹介する。

リビング階段

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これは、3人がほぼ一致した見解で希望したものだった。

理由はほとんどの人と同じだと思うが、家族の誰にも顔を合わさず2階に直行なんて事をできないようにしたいからだ。

営業さん曰く、一時期流行ったが、今はあまりやる人がいないという話だった。理由は主に間取り面で、階段というのはリビング内でかなり存在感があるため、開放感がなくなるみたいな話だった。

で、実際に暮らしてみてメリット・デメリットを紹介すると、以下のような感じ。結論としては後悔するまではいかないが、リビング階段にそれほどメリットはなかったかなと思っている。

あと、これはリビング階段とは関係ないが、階段には窓があった方がよかった(暗いから)。

リビング階段のメリット

  • 2階にいてもリビングの物音や子供の声がちゃんと聞こえる
  • 2階も含めて一体感がある
  • 人の出入りが分かりやすいため、コミュニケーションがとりやすい

リビング階段のデメリット

  • 空調効率が落ちるため、ロールスクリーンは必須
  • リビングにおける存在感はかなり大きい
  • 小さい子供がよじ登るため、はいはいするようになってから目が離せない

特にデメリットの一番最後は盲点だった感じだ。我が子ははいはいを完全マスターし、階段をよじ登って2階まで到達する。

それはそれですごい!って感じだが、逆に言えばうかつに目が離せないというデメリットが今は目立ってしまった。

ゲートを置けば良いという意見はあるが、リビングに階段がなければそんな悩みすら不要だからだ。

あくまでも「今」の状態をもとに判断するとこういう事になるが、時間が経てばきっと評価は変わると思う。

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畳スペース

我が家は大きな家ではないので、リビングダイニング合わせても20畳程しかない。

和室ほどのスペースは作れないため、だったら畳の部屋はいらないんじゃないかというのが僕の考えだった。代わりに、机でも置いてパソコンでの作業スペースにしたいというのが当初のもくろみ。

これに異を唱えたのは母親だった。普通だったら、寝たきりとかになった親が来ても良いように和室は用意するものらしいが、うちの場合は斜め向かいが実家なのでその考慮は不要だった。

が、それでも母親があった方がいいというのは、子育てを考慮しての話だった。結局この話については僕が折れて、わずか3畳だが畳スペースが出来上がった。

で、これについては結果として母親の意見を聞き入れて大正解で、今や無くてはならないスペースとして大活躍だ。

また、ここには僕の1つの夢であった、パソコン作業用の作り付けの机がある。
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畳の上にダイレクトに椅子は置けないため、シートを敷いているが、それだと椅子を使っても全く問題なくて、実に機能的なスペースとなった。

さらに言うと今は仕事が忙しくてここで作業するような暇がほとんど無く、手紙を置いたり嫁がちょっとした作業をするスペースとなっているw

1階と2階にウォークインクローゼット

収納は多くて困ることはない。

なんて話は家を建てた人のほとんどから聞く言葉。
ここの自由度の高さが戸建てとマンションの大きな違いだと思うわけだが、収納にはわりとこだわった。

と言うのも、10年程前に建て替えた実家にあるウォークインクローゼットが非常に便利で、まずこれは外せないよねという話から始まった。

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※中の写真を掲載したいところだが、嫁NGなので勘弁してくださいw

ウォークインクローゼットは場所を多く取るわりに収納量が少なくなるが(人が出入りするスペースが必要なので)、利便性が非常に高い。

なので2階には必須という位置付けだったが、色々話をするうちに1階の階段下に、2畳程度の小さなウォークインクローゼットを作る事になった。

検討時にここまではいらないかなぁと思いつつだったが、実際住んでみると特に1階のクローゼットがまあ便利。わりとよく使うものを収納する時にも使えるので、リビングがスッキリする。

また、一応あった方が便利だけど無駄にでかくて邪魔なプリンター(複合機)。ここに収納する事で存在を消すことが出来る。今時のプリンターは無線LAN対応なのでこれはなかなか良かった(これを狙ってクローゼット内にコンセントを1つ用意していた)。

埋め込み式カーテン

カーテンについてはそこまでこだわりがなかったが、リビングにだけ導入したのは埋め込み式のカーテン。

追加費用1万程度なので付けようかという程度だったのだが、これが非常に良かった。

これは天井に穴が空いていてそこにカーテンレールを設置するから、目立たなくていいというものなのだが、部屋の雰囲気まで変わってしまうことはカーテンを取付けてから気がついた。

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カーテンレールと言えば通常窓枠の少し上ぐらいに付くのだが、埋め込み式になると天井になる。

そうするとカーテンもそこから吊下げられるので、すごく上質な雰囲気になるのだ。生地の量が増える分カーテンの費用は若干高くなるが、リビングだけはこれをやって良かったと思った。

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ホスクリーン

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ホスクリーンは天井に取り付ける、室内干し用の物干し竿みたいなものだ。

大体3万円くらいで設置できたのだが、これは非常に便利だった。何が便利かって、雨の日とかに室内干しする場合どこに干すか困ってしまうが、これがあれば場所に悩む必要がない。

今は浴室乾燥がついていたり(うちもある)、ドラム式洗濯機を使っている家も多いだろうが、やはり電気代の事とかを考えたら室内干しというのはどうしても必要になってくる。

また、晴れている日も室内でハンガーとかに洗濯物をかけてしまって、一気に外に持って行くこととかできるので、室内干しだけでなく役に立つ。

魔法びん浴槽

マンションを見に行った時に存在を初めて知って、不動産買うならこれは絶対欲しいと思っていたもの。

最終的には標準装備だったため特別な事をする必要もなく導入されたのだが、期待通り大活躍だ。

機能は字の通り保温力の高い浴槽なのだが、夏場であれば夕方に嫁と子供がお風呂に入って、僕が24時くらいに入っても追い炊きとかは必要無い。

今は冬になったので、夕方くらいに入れたお湯だと24時頃はさすがに追い炊き無しだと厳しいが、20時くらいに入れたお湯だと大丈夫な感じだ(僕はぬるめのお湯好む人だが、普通の人だと少し追い炊きしないと寒いかもしれないが)。

まあ、それでも追い炊きを使う頻度は激減した。

で、この保温力の秘密は浴槽が一番大きいが、風呂蓋も変わっていて、非常にがっしりしていて分厚い。
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見た目はでかい感じだが、持ってみると非常に軽い。

魔法びん浴槽は光熱費節約という意味でも非常に効果が大きく、お勧めの設備と思う。

終わりに

以上が我が家の間取りや設備面で多少こだわった部分だ。

細かい所を言えばもう少しあるが、8ヶ月ほど住んで満足度の高かった部分をピックアップして紹介してみた。

次回はマイホームでは重要となる、エネルギーの話。

僕は基本的にオール電化は否定的な見方だったが、結果はオール電化住宅に。その辺りの顛末などを紹介する。