【うつを受け入れて強く生きる方法-1-】序章:このシリーズを始める理由と思い

今年のブログ運営方針について書いた時、うつ病やワーク・ライフバランスを考える記事を増やすと宣言していたのだが、

いざ書こうと思うと、テーマがテーマだけにどんな流れで書いていこうとか考えてしまい、なかなか筆が進まない感じだったのだが、とりあえず見切り発車で書き始めてみる。

このシリーズは連載的な位置付けにはなると思うが、特にアウトラインなどは考えず通常のブログ更新と同じように、単発で記事を更新して、適宜まとめ記事などを入れていく感じで進めようと思う。

更新頻度は月1~2回が目標で、現時点で終わりは全く考えていない。多分1年以上は続けることになると思うが。

今回は序章という位置付けで、なぜこのシリーズを始めるのかの紹介。
ではどうぞ~

連載「うつを受け入れて強く生きる方法」の目次

この記事を書こうと思った理由

まず最初に、このシリーズを始めようと思った理由を書いておく。

最近当サイトをご覧になった方はご存知ないかもしれないが、僕は2010年~2012年くらいまでうつ病の治療を受けていた。

今でこそApple製品やモバイルサービスに関する記事でそれなりに評価いただき、PV数なども伸びてきたが(2015年1月地点で月間約25万PV)、まあそれだけ僕が元気になったという証拠とも言える。

僕は自分のブログを今でも「日記サイト」だと思っているのだが、その理由はどんなニュースであっても、事実だけなくそれに対して僕自身が思った事を、必ず書くようにしているから。ただ、何かの事象があって、それに対する自分の思いを書くのはできても、自分の思いだけを書くというのはなかなか難しい。

このブログも今の形になって3年半程経つが、ようやく書こうと思えるくらい僕が元気になり、さらにそれを実行するスキルも身についてきたと感じる。

やるのなら、タイミングとして今が最適と思っている。

うつ病を患ってから変わったことを記録として残し、さらに伝えたい

「うつ病」という経験は、辛かったしなってよかったとも思わないが、色んな事を考える時間にはなったし、仕事・プライベート・家族を含めた自身の生き方全般に劇的な影響を与えた。

「うつ病」を患っていなければ、今の自分は絶対にないとすら思う。
そんな経験、うつ病をきっかけに考えた事、実践したこととその結果は、同じような状況になって苦しんでいる人に少しは役に立つのではないかと思っている(もちろん今も実践中、試そうとしている事はたくさんある)。そして、色々あったけど、今僕は元気だし、ちゃんと生きてます。という事実を伝えておきたいと思う。

しかし、うつ病は再発の可能性が高いといわれる。
僕自身もとりあえず通院が終了してからも、何回かは「落ちてきてるな、、、」と感じる事はあったし、それを感じ取ったのか家族など周りの人から心配される事もあった。

万一僕がまた同じ状況に陥った時も、その時の気持ちや実践したことを残しておくことで、自分自身にも意味があるんじゃないかと思う。
ブログというフォーマットはそういう意味で最適だ。そして、難しいテーマではあるが、このテーマを書くためにブログを続けてきたともいえるので、これは僕にとってまさに悲願なのだ。

というのも、当サイトはまさに僕がうつ病に苦しんでいる時に、始まったからだ。

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うつ病とブログ

僕のうつ病歴は、ざっくり言うとこんな感じになる。

時期 出来事
2008/10 仕事で関東へ。激務続きでほどなくブログ更新が停止する
2009末頃 尋常でない疲労感。朝起きられない日が発生するようになる。
2010/05 前年から続く体調不良に異変を感じ、知人から心療内科を勧められ、初受診。「うつ病の兆しあり」といわれる
2010/09 岡山に帰還
2010/10 体調不良がさらに悪化し、ついに朝起きられない日が連発するようになる
2010/12 医師より休職を勧められ、うつ病による休職生活に突入
2011/01 ブログ更新を再開(少しずつ)
2011/04 うつ病の症状が改善したため仕事に復帰
2012/01 投薬治療が終了
2012/05 心療内科への通院が終了

前身のサイト含めて、10年以上前からサイト運営は続けていたものの、2年ほどお休みしていた今でいうブログ更新(始めた当初はテキストサイトなんて言われていた)を再開した理由は、実はうつ病治療中の気分転換だった。

休職期間中は寝てるか、本読むか、ゲームしているという生活だったのだが(不思議とネットをする時間が減っていた)、この生活だと圧倒的に外部との接点がなくなる。とはいえ、何かするのも面倒だし、昔からやってるブログならできるかもと思ったのがきっかけ。

そして、同じ頃自ら命を絶った友人がいたのだが、彼こそが僕に「(当時で言う)テキストサイトやってみなよ」と言った張本人という事もあり、彼の為に何か残したいという思いもあった。

そういう経緯でブログを再開し、紆余曲折を経て今に至るわけだが、僕が元気になった要因の1つにブログをやっていたことは間違いなくある。

オフ会など直接的なものを除いても、ブログを通じで多くの方と接点を持つことができて、ちょっと困っている時も声をかけてくれる人が増えた。この「何気ない一言」にどれほど助けられたか。そういうのは数え切れないほどある。

もちろん、ブログが徐々に大きくなる中で、心ない誹謗中傷を受けることも多くなった。だが、少なくとも今はそういうデメリットよりも、メリットの方が多いと感じている。

終わりに

というわけで、今回は序章という位置付けでこのシリーズを開始する理由について書いてみた。
耳障りの言い言葉を書いているように見えるだろうが、これは僕にとって賭けでもある。というのも、うつ病であったという過去を今改めて告白するメリットなど正直全く無い。忘れてくれたなら、知らなかったなら、そのままの方が僕としてはある意味幸せな面もある。

それでもやるのは、やはりある種の使命感なのかもしれない。うつ病なんて、なってみないと分からない事だが、現実問題として今そういう人は増えているし、周りにそういう人がいることも珍しくも無い。誰でも同じ状況に陥る可能性がある。ところが世の中は、今でも特異な例として扱っている節がある。

だからこそ、うつ病患者はそんな現実(社会)と戦う必要もある。それは一つの知識として知っておくことも無駄ではないと思う。そんな辺りも、いずれ紹介していこうとは思っている。

次回は「うつ病になって失ったもの」について書こうと思う。

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うつ病治療中、回復後の出来事などは以下の記事をご覧ください

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