変更内容は?「dポイントクラブ」の注目点、メリット・デメリットを検証する

先日発表されたdocomo2015年夏モデルよりもむしろ注目されたのは、「d」シリーズでサービス名称を統一すると既に発表されていた、ドコモプレミアクラブ(新名称:dポイントクラブ)のサービスがどのように変わるかだった。

ポイント制度というのは、携帯業界に限らず力を入れている業界が多いが、現在の潮流はTポイント・Pontaなど「共通ポイント」との連携を強化し、使える幅を広げる方向に進んでいる。

auは昨年からau WALLETというサービスを開始、SoftBankはTポイントへ統合、残っていたのはdocomoだけだったので、そういう意味でも注目だった。

dポイントクラブになって何が変わるのかの概要を紹介しようと思う。

選択肢のない、残ったもの同士の連携

とはいえ、docomoは最後にポイントサービスのオープン化を行ったため、実質的に提携先の選択肢は無かった。

【コンビニ】
au WALLETとセブンイレブン
SoftBankのTポイントとファミリーマート

【共通ポイント】
au WALLETは独自ポイントで提携先を急拡大
SoftBankはTポイントに統合

という感じの勢力図に既になっており、docomoに残された提携先は、ローソンとPontaしかいなかった。で、ほとんどの人がそうなると予想していたが、予想通りの結果となった。

例えばローソンで「DCMX(新名称:dカード)」を使って支払えば3%の値引きになるなどの施策が発表されたが、今後も継続的に「お得感」を見せられるかがこの制度変更の成否に繋がると思う。

「dポイントクラブ」の改訂内容

そして、肝心の「dポイントクラブ」の制度改定だが、これもかなり大きく変る。

最大のポイントはポイント獲得量が変わる、ステージ決定の条件と、その還元率だろう。

現制度(2015年11月まで)

ドコモプレミアクラブとは___お客様サポート___NTTドコモ

ステージの決定は、基本的にdocomoの継続契約期間によって決定し、15年以上契約のグランプレミアクラスであれば、1000円に付き25ポイント(2.5%)の還元 だった。

2.5%って小さい数字と思うだろうが、ポイント還元というのは大体1%(100円に付き1ポイント)が主流だ。docomoの長期契約者は、それだけで通常の2倍以上の還元を受けられていたわけで、還元率的にはかなり良い条件だった。

新制度(2015年12月以降)

ドコモからのお知らせ___ドコモプレミアクラブの改定について___お知らせ___NTTドコモ
ところが 新制度では契約期間に関係なく全て「1%還元」 に変わる。
この1点で還元率的には相当な改悪だと言う事は分かるかと思う。

ポイントの利用範囲が税抜きから税込みに変わる

また、地味に大きな変更だが、ドコモポイント最大のメリットとも言えたのは、ポイントが税抜き価格への適用だったが、税込みに変わる
つまり、今まで税込価格1,080円の商品をポイントで購入する場合、1000ポイントで済んでいたものが、1080ポイント必要になる(実質的に消費税が免税されるイメージだった)。

たかが「8%」されど「8%」だ。僕みたいな人は珍しいだろうが、10万ポイント程貯め込んで、スマートフォンをポイント一括で買うような人間にとっては、かなり大きな制度変更だ。

dポイントクラブになって良いことは?

ここまでは悪い事ばかり書いてきたが、そうでもない部分もある。

何と言っても、ポイント利用の機会が大幅に増えることが一番大きい。
僕みたいに大量のポイントを貯め込んでいる人は稀で、通常は1000ポイント程度しか持っていない人の方が多い。そういう人にとって、今までのドコモポイントは機種変更時の端末購入時など利用範囲がdocomoに閉じてしまっており、使い勝手も悪く、貯めるメリットも見出しづらかった。使わないまま失効したような人も多いと思う。

ところが、今後はローソンなど身近なお店でポイントが気軽に使えるため、利用機会は各段に増える。

また、ポイント還元も改悪が目立つが、唯一「DCMX GOLD(新名称:dカード GOLD)」を保持していれば、還元率は変わらない。ステージ決定時のボーナスポイント(ゴールドクラスの場合3000ポイント)もあり、docomoを継続して利用する人なら「dカード GOLD」を持つことをお勧めする。

年会費1万円かかるが、10%の還元率とボーナスポイントを加味すれば、実質的に年会費無料くらいで使える人が多いんじゃないかと思う。10%の還元率はかなり強力。逆に言えば「DCMX GOLD(新名称:dカード GOLD)」を持たないと、他社と比べて対して変わらないサービスと言える。

終わりに

ポイントの利用機会が増えることで、ポイント還元率の低下などが発生するのはある意味仕方のない話だと思う。
今回の制度変更は、ポイントを大量に貯め込むことが出来るヘビーユーザーでは無く、今までポイントを失効させていたようなライトユーザーに、ポイント利用を促し、「お得感」を感じさせることで、さらなる囲い込みをする事が狙い。

なので、僕のようにヘビーユーザーにはあまり嬉しくない変更だが、大部分のユーザーにとって悪い話ばかりではないと思う。ただ、個人的に一番気になるのは、例年夏頃行われていた他社からのポイント移行で25%増量してくれるキャンペーンの行方。

利用機会が増える事と、提携先が明確になってしまったことで、このキャンペーンも無くなる気がしている(あったとしても今年が最後になるんじゃないかと思う)。

このキャンペーンを使う事が、僕のドコモポイント錬金術の肝だっただけに無くなるとかなり痛い。そういう意味で、個人的には今後のポイント戦略を練り直さないといけないなぁと感じている。

docomoユーザー必携!dカードゴールド

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詳しくは以下の記事をごらんください。

【docomo】dカードゴールドはお得?年会費1万円を超えるメリットを解説

2016.08.22

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