冬目景「イエスタデイをうたって」が遂に完結!作品の魅力と最終回の内容を少しだけ紹介

冬目景という漫画家さんの「イエスタデイをうたって」という作品をご存じだろうか。
連載開始は1997年、さぞ大作だろうと思いきや、単行本は現時点で10巻まで(11巻が最終巻となる)。18年も連載していた漫画なのだが、これが今週発売したグランドジャンプ掲載分で遂に完結した。

「イエスタデイをうたって」は、僕が大学時代にお気に入りだった漫画の1つ。遂に終わったんだなあと思うと感慨深い。

漫画を読みあさった学生時代と冬目景

大学時代に何やってたかって、卒業から10年以上経過した今となっては大した事してないと思ってしまうが、そんな中でよくやったなぁと思うのが、とにかく漫画を読みまくってた事だ。

当時(1998年~2002年)はスマートフォンはおろか、電子書籍なんて存在しない時代。漫画を買うのも結構お金がかかったものだが、友達と一緒に集めて、しかもその漫画が僕が下宿していた家にほぼ置いてあったため、漫画が溢れかえっていた。

最初はやはり、ワンピースとかドラゴンボールみたいな「バトルもの」を読むことが多かったが、年齢的にちょっと重たいテーマの漫画も読むようになったのがこの頃。「スプリガン」とか「地雷震」とか「サンクチュアリ」を読んだのはこの頃だ。

その流れで、友人が面白いと持ってきたのが冬目景の「羊のうた」という漫画。これ今でも冬目景の代表作と言われているが、当時でもコンピューターでの漫画制作が増えていた中で、いかにも手書きですって感じが全面に出ていて、しかも和服など日本的な描写が多いタッチにハマった。

なんか独特の世界観があるのだ。そして、以降冬目景作品を読みあさった。と言っても、それほど多くはなく、他は「黒鉄」と今回完結した「イエスタデイをうたって」くらいだが。

「イエスタデイをうたって」の魅力

大学を卒業してからも、冬目景の新作は大体読んでいるのだが、やはり一番のお気に入りは「イエスタデイをうたって」だった。

この作品は、主人公の1人となる男性が大学を卒業しフリーター生活を始めた辺りから始まる。他の作品と違いファンタジー要素が皆無で、とにかく現実的なところが自分を重ね合わせられる感じで好きだった(読み始めた当時、ちょうど大学3回生くらいだった)。

ただ、基本的には遅々として進まない恋愛話が中心。登場人物は徐々に増えていったが、基本的に「全員片想い」みたいな状態で、結構イライラする内容でもあったw

それでも、こののんびりした雰囲気が好きだった。連載開始当初の90年代後半なら「携帯電話がまだ珍しく、固定電話が主流」というのも分かるが、18年間を経て携帯は当たり前になっているのに、主人公達は携帯を持っていないなど、今見るとノスタルジーな世界観となっている事も魅力。あと、女性がとてもかわいく描かれるので、それも好きだったw

ただ、この作品の難点はとにかく遅筆であったこと。連載している雑誌はいつの間にか、ビジネスジャンプからグランドジャンプに代わり、単行本の発刊ペースは1年~3年に1冊程度。

一時期は単行本も買っていたが、新刊が発売している事に気づかなくなってしまうのだw
ここ2年くらいは比較的連載ペースが安定していたため、雑誌を立ち読みしたりコミックレンタルで読むこともあった。が、正直余りに期間が空きすぎて、毎回内容を忘れてしまう。

終わりに

ようやく終わったなぁと思いつつ、僕が学生時代から読んでいた漫画がまた1つ完結してしまい、一抹の寂しさも覚える。もはや、当時から見ている漫画はワンピースとHUNTER×HUNTERくらいになってしまったかもしれない。

「イエスタデイをうたって」のメインストーリーは基本的に、前回までで終わっていた。最終回は後日談という感じの内容で、何とメインの2人は登場しない。こういう終わり方もあるのか~と思って、やっぱりこの作者さん好きだなと思った。昔みてた人は、とりあえずコンビニに行ってグランドジャンプを見てみましょうw

見たことが無い方は、以下のサイトで、プレイバック連載をやっているので是非見てみて欲しい。しかし、連載期間が長かったこともあり、1巻と今じゃ絵の雰囲気がだいぶ違いますね。

秋に最終巻が出るそうだが、もう一度読み直したいなぁと思う。というか、10巻まではKindle版で既に買い直したw

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