iPhoneのセキュリティ対策してますか?指紋認証「Touch ID」のメリット/デメリットとiPhone 6sでの進化に期待したいこと

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2015年9月に発表されたiPhone 6s/6s Plusでは感圧タッチに対応した「3Dタッチディスプレイ」の搭載、カメラの画素数がUPするなどスペック上では分かりづらく、恐らく触ってみないと魅力が伝わらないような進化が多い。

そして、さらに細かい進化がある。iPhone 5sからホームボタンに搭載され、現在ではiPadにも展開されている、指紋認証機能「Touch ID」のセンサー強化だ(第2世代という位置付けになるとか)。

僕はフィーチャーフォン(ガラケー)の時代から、富士通の指紋認証付き携帯を使っており、指紋認証との付き合いは長い。iPhoneにおいても5s以来ずっと使っているのだが、周りを見ると使っていない人も多いのが現状。

これにはやはり欠点があるからなのだが、今回はiPhoneのセキュリティについて紹介しようと思う。

「Touch ID」登場までのiPhoneの端末セキュリティ

かつては富士通製のフィーチャーフォン(ガラケー)やスマートフォンにしか搭載されていなかったが、2013年にAppleがiPhone 5sに「Touch ID」という名前でホームボタンに搭載し、一気に普及した指紋認証。最近になってAndroidでも搭載が進み始めたが、やはりきっかけはiPhoneで採用されかなり普及したことだと思う。

今は会社のメールを私物のスマートフォンで読むなんて事も珍しく無い。なので、パーソナルデータを守るだけで無く、業務上の機密情報を守るという意味でもスマートフォンをノンセキュリティで使う事はあまり推奨されず対策は必須。

しかし、Touch IDの登場まで、iPhoneの端末セキュリティは基本的にパスコードのみだった。パスコードは操作する度に入力する必要があるため、大半の人は4桁の数字を設定していたと思う。設定上はより複雑なパスコードを設定出来るが、触る度に複雑なパスコードを入力するのはミスも増えるし、煩雑だし、使うのが面倒になってしまう。

結果、セキュリティ的にはかなり弱い4桁数字のパスコード がiPhone端末セキュリティの主流だった。

iPhoneに搭載された指紋認証「Touch ID」を使うメリット

そこでiPhone 5sから登場した「Touch ID」。

iPhoneを操作する場合スリープ解除もホームボタンを押す人が多いため、ここに指紋認証を搭載すれば新たなボタンは増えないし、iPhoneの操作上は自然流れで指紋認証が動くため、とても便利だった。

生体認証というのは厳密にし過ぎると本人でもロックが解除出来ない事が増えるため、どの程度 緩めるか が重要だと思っている。スマートフォンへの指紋認証搭載は後発でも技術的には枯れているため、その辺りの調整を上手くやったなぁというのが僕の印象だった。

それくらいわりと適当に指を触れてもロックを解除してくれるのだ。
そして「Touch ID」という簡単に使える端末セキュリティが導入されたことで、iPhoneの利用幅と信頼性が高まった。

僕はiPhone 5までは端末セキュリティは めんどくさい という理由で一切設定していなかった。その代わりやばそうなデータはなるべく入れないようにしていた。しかし、「Touch ID」でセキュリティが強化されたため、パスコードを設定し、色んなデータを躊躇なく保存できるようになった(Touch IDはパスコードの設定が必須)。

そして、普段はTouch IDでセキュリティを解除できるため、4桁数字という弱いパスコードではなく、複雑で長いパスコードを設定した。ただ電源OFFからの初回起動時は入力が必要なので、ツールを使ってランダムに発行したようなパスワードは入力が難しく、ある程度簡易に入力できる範囲のものだが。

それでも、普段使う分には比較的複雑なパスワードを指紋認証で簡単に解除できるメリットと安心感が、非常に大きかった。

ただ、不便な面もあった。それは使えば使うほど増えるもの。やはり認識しないことが結構あるのだ。これは正直かなりイライラする。

「Touch ID」を使って感じたデメリットと不便なところ

指紋認証は手の状態によって認識精度が著しく落ちる時がある。具体的には以下のようなシーンだ。

  • 手を洗った直後、汗ばんでいる時など、手が湿っている時
  • 体質的なもの、乾燥、手荒れなどで手がカサカサに乾いている時

1つ目が地味に不便なシーン。
トイレで手を洗った後とか結構頻繁にあるのだが、そういう時は手をよく拭くか乾くまでしばらく待つしかない。もちろんパスコードによる解除は可能だが、前述の通り僕はわりと複雑なパスコードにしているため、打つのがめんどくさい。

2つ目はすぐに治るものではないため、そういう時は使えなくなってしまう。例えば僕の妻も子育てするようになり育児休暇期間で家にいた時は水仕事が増えて、特に冬の手荒れが酷かった。カサカサを超えてガサガサって感じだったのだが、そういう時Touch IDは使い物にならない。

指の状態に左右されるのが、意外と不便な所。

iPhone 6sでの「Touch ID」センサーの進化に対する期待

こんな感じで、基本的に便利ではあるものの、不便なシーンも結構ある「Touch ID」なのだが、iPhone 6s/6s Plusではセンサーが進化するという。公式サイトでは以下のように記載されている。

iPhone 6sではTouch IDのセンサーが強化されたので、指紋の感知が一世代前のモデルよりもさらに速くなりました。

センサーが強化されれば、認識精度も当然上がるだろう。どの程度かは使ってみないとわからないが、これはかなり期待できる進化。前述の不満が少しでも解消することを期待したい。

ちなみに、個人的な印象でiPhone 6でも認識スピードが上がっていたような気がしていたが、仮にそうだったとしてその理由はセンサーではなく、チップ(CPU)の高速化による恩恵だったのだろう。

終わりに

「Touch ID」を搭載したiPhone 5sの登場から2年。
この間収集したデータは相当なものだと思うので、進化した と言い切る辺りにAppleの自信を感じる(他にもアピールポイントのはあるのだから、小さな進化ならわざわざ言わないと思う)。

iOS 8からはアプリでも利用可能となり、どんどん活用の幅が広がる「Touch ID」だがiPhone 6s全体見れば地味な存在だが、僕はかなり期待している。

これを機会に今まで「Touch ID」は使い物にならなかったという人も、もう一度使ってみてはいかがだろうか。

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