iPhone・iPadの容量(ストレージ)の選び方。私が「64GB」をおすすめする理由

iPhone・iPadの購入に辺り悩むポイントは、主にカラーとストレージではないかと思う。

カラーについては性別・好みがものを言うのでご自由に決めれば良いと思うが、ストレージに関してはあまり少ない方を選ぶと後で激しく後悔することになる。iPhone・iPadの場合、Androidと違いmicroSDカードなどで拡張する事もできないため、最初の選定が重要。

僕は万人にお勧めできる、ストレージは「64GB」だと思っていて、実際自分自身もそうしてきているので、その理由などを紹介しようと思う。

iPhone・iPadのストレージ構成

2016年8月時点でAppleストアで購入できる、iPhone・iPadについては以下のようなストレージ構成となっている。
※iPadはWi-Fiモデルの場合

ストレージ 備考
iPhone 6s/6s Plus 16GB / 64GB / 128GB
iPad Pro 32GB / 128GB Wi-Fi+Cellularは128GBのみ
iPad Pro 9.7インチ 32GB / 128GB /256GB
iPad Air 2 16GB / 64GB
iPad Air 16GB / 32GB
iPad mini 4 16GB / 64GB / 128GB
iPad mini 2 16GB / 32GB

大きな傾向としては、

  • 最新モデルのストレージ構成は3つ
  • 旧モデルは16GBを含むストレージの少ないモデル2つ

という感じになっている。

例えば、iPhoneを例にすれば、iPhone 6が最新モデルだった時代は「16GB / 64GB / 128GB」の3モデルだったが、後継モデルのiPhone 6sが発売されると、最上位モデルの128GBが姿を消した。

最上位モデルは最新モデルだけという位置付けにしたいというAppleの意図も関係しているように思う。

ただ、一番安いのは16GBであることだけは、変わらない。毎回次のモデルから32GBが最小ストレージになると言われるが、16GBは残り続けている。

「16GB」モデルをおすすめしない理由

iPhoneもiPadも一番売れるモデルは「16GB」と言われる。

これは、理由がはっきりしており価格が一番安いからだ。だが、僕は16GBは絶対にお勧めしない。

  • 初心者だから一番安いモデルで十分
  • ネットとメール程度しか使わないし、そんなに容量は要らない

と言う人は非常に多いのだが、僕はむしろ初心者にこそ16GBモデルはお勧めしない。逆に最上位モデルもお勧めはしないが。

理由はたった1つ。容量不足によりストレージの残量管理が煩雑だと思うからだ。今のスマートフォンで一番ストレージを消費するのは、ネットやメールのデータではない。

写真・音楽・動画・ゲームなどのメディア・エンターテイメント系のデータだ。今のスマートフォンゲームなんて、1GBくらい容量があるゲームなんて普通ですからね。

だからこそ、初心者だから容量は少なくていいという論理は通用しないと思っている。そう言う人にまず僕が質問するのは、

  • カメラはほとんど使わない?旅行とか子供の写真は全てデジカメですか?
  • 音楽は全く聴かないですか?
  • ゲームはほとんどやらないですか?

ってこと。案外多いんですよね。電話・ネット・メールはあまり使わないけど、カメラはめっちゃ使うとか、ゲームばっかりやっているって人。

これらの質問に全て「YES」と答える人なら、16GBで十分だと思う。

表示上の容量を全て使えるわけではない

あと、誤解をしている人も多いが、例えば16GBと言われた場合、これがフルに使えるわけではない。これはパソコンと同様。

使用可能な最大容量は大体その9割程度となり、ここにさらにOS(iPhoneならiOS、AndroidならAndroidOS)、プリインストールアプリなどが入ってくるため、最初の地点で10GB程度は使用済みである事が多い。

最新OSであるiOS 9はこれを減らす事が1つのコンセプトにはなっているが、だからといってゼロになるわけでもないため、16GBモデルだと、使用可能なストレージは多くても半分の8GB程度と考えるべきかと思う。

さらに言うと、OSをアップデートする際には、ダウンロード容量の2倍程度の空きストレージが要求される。アップデートの際に容量不足になって、アプリやデータを削除する手間が発生するのはかなりうっとうしい。

最後に、今容量的には十分でも、将来に渡って十分とは限らないという事は認識しておくべきかと思う。

今のスマートフォンはほとんどの人が2年縛りの絡みもあり、2年程度使う。となれば、2年間データが蓄積していくわけで、今ちょっと余裕がある程度だと、1年もしないうちに足りなくなる可能性は高いと思う。

128GB・256GBなど最大容量モデルをおすすめしない理由

2016年現在のiPhone・iPadのストレージは、iPhoneが128GB、iPadが256GBが最大となっている。

最大容量モデルについても基本的にはあまりお勧めしない。
スマートフォン・タブレットでここまでの容量が必要になるケースは少ないと思う。ビジネス用途で、動画などを大量に本体に保存するようなシーンでもない限り、普通は使い切れない容量だ。

今回は長く使うつもりだから、最大容量にしておく

という選択をする人もいると思う。僕はまさにそのタイプで、iPad Air 2を最大容量の128GBで購入した。

だが、購入から2年近く経っても半分どころか3分の1も使っていない。
その人の用途にもよるとは思うが、スマートデバイスで100GB使うってかなり大変だと僕は思う。さらに言えば、値段も高い。

ただ、最大容量モデルについては別の見方もある。
近年のiPhone・iPadは後継モデルの発売後も継続販売されるが、この時最大容量モデルはラインアップから外れる。

つまり、購入出来るのは最新モデルである期間だけとも言えるため、迷っている人はこの事を覚えておかないと、後になって買おうと思ってももう買えないという事態になる可能性がある。

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おすすめのストレージは64GBである理由

そのような経緯もあり、消去法的に残るのは製品によるが、

  • 32GB
  • 64GB

のいずれかだと思う。

32GBはiPhone 5sの時代まで、64GBモデルはiPhone 6以降僕が選択しているストレージで、共通点は上から2番目のモデルであること。

つまり、エントリーモデルの16GBと比較すれば1万円アップで購入出来るわけだが、それだけで使い勝手は随分変わる。

写真を少々沢山撮影しようが、アプリを沢山インストールしようが、容量不足に悩む事はまずない。

また、ストレージが少ないとiOSのアップデート時に苦労する事が多い。
アップデートデータが大きい場合、要求される端末ストレージの残量も大きくなるため、OSアップデートの度にデータを整理するなんて作業をやる羽目になる。

そのような面倒くささがほぼない割に、比較的安価というのがこのストレージの最大の魅力だと思う。

終わりに

というわけで、僕はiPhone・iPadを購入するなら 64GBモデルを強くお勧めする。

64GBもあればあとある程度やりくりでどうにかなると思う。例えば、カメラの写真データは定期的にMacなどのPCに取り込んで削除する、音楽データはiTunes MatchやApple Musicを利用してクラウド化してしまうなどだ。

特にiTunes Matchは年間4,000円程度で、全ライブラリをクラウド化出来るため、ストレージの節約と利便性含めてお勧めだ。

iPhoneやiPadのストレージを選択する際の参考になればと思います。

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