車載スマホのおすすめは?ナビ・オーディオには旧モデルの「iPhone 6 Plus」が便利

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2017.03.10

この事で、僕の手元に使わなくなったiPhone 6 Plusが戻ってきたのだが、用途に若干困っていた。

「下取りにだすのがいいかな、、、」

とか思っていたのだが(SIMロック解除できないが、docomo版なので価値は高い)、ふと思った。

車載スマホとして使ったらどうか?

僕の車にはHDDナビが搭載されているが、10年以上前に購入したモノで、

  • ナビの地図データはかなり古い
  • iPhoneの音楽を再生する機能もない(iPodは一応対応してる)
  • DVDしか再生できない

という感じで2017年現在はあまり役に立たない。
テレビだけはフルセグチューナー付けて視聴出来るようにしているので、もはやテレビ再生機と化している。

こういう事情があったため、今まではiPad mini(初代)を接続していた。ただ、初代iPad miniは2017年現在としては完全に時代遅れのスペックで、とにかく遅い。車載用と割り切っても遅すぎて辛い。

iPhone 6 Plusも2017年時点で発売から2年以上経過し古いが、まだまだ使えるスピード感なので、iPad miniよりは遙かにマシというわけで、試してみた。

そして、結果的にこれが意外と良かったので紹介してみる。

iPhone 6 Plusを車載スマホとして搭載してみた

iPhone 6 Plusを車に搭載

iPhone 6 Plusを車に搭載

これがiPhone 6 Plusを搭載した状態。

iPad miniを接続

iPad miniを接続

iPad miniを接続していたときはこんな感じ。当たり前だが画面が小さくなっている。

ただ、iPhone 6 Plusのサイズ感の方が僕が乗っているカローラルミオンの場合、ちょうどいいと感じた。

ハンドルの間から、運転しながらでもいい感じに見られる

というのがポイント。

一番多いのはダッシュボードの上に置くパターンだろうが、これは視界を遮る。ポケットなどに入れたら、見えづらいし、操作にも手間がかかる。

対してこのパターンだと、操作するときもスッと触る事ができる

iPad miniはこの地点で遅くてストレスがたまっていたが、iPhone 6 Plusならそういうこともない。とても使いやすい。

車載スマホ利用時の注意点は『真夏の熱暴走』

真夏に車内に放置すると、短期間で壊れてしまいそう

真夏に車内に放置すると、短期間で壊れてしまいそう

車載専用機であるナビと、スマホ・タブレットで大きな違いは、車の中に放置できるか否か

車内は冬は寒く、夏は暑くなる。特に真夏の炎天下で駐車しようものなら、車内の温度はものすごい暑さになるだろう。避けるにこしたことはないが、真夏の炎天下に駐車というのは特別なシーンではない

車載専用機であるナビやカーオーディオは、このような環境でも壊れにくいような作りになっている。実際、ゼロではないがほぼ壊れたことがない。

逆に、一般的な機器に該当する、スマホやタブレットを真夏の車内に放置したらどうなるか。
まあ、壊れないまでも熱暴走でしばらく操作できないという状態になる。iPhone・iPadの場合だと、

高温注意
本体温度が下がるまでしばらくお待ちください

というような画面表示となり、操作不能となる。また、基本的に想定されていない使い方なので、本体の寿命を縮めることにも繋がると思う。

夏の暑い時期は7月~9月辺りの3ヶ月。3ヶ月毎日炎天下の車内に放置したりすれば、壊れるリスクは相当高くなると思う。

つまり、盗難などのリスクもあるが、故障防止の意味でも、車載スマホ・タブレットは頻繁に取り外すことになる

そうなると、固定方法も結構重要で、あまりガチガチにすると外しにくくなるし、緩すぎると加速やブレーキで簡単に動いてしまい、意味もないし、何より運転中に気が散って危険だ。

車載ホルダーには『スタイルリング』が使いやすい

Spigen社『スタイルリング』

Spigen社『スタイルリング』

その絶妙なバランスを実現するのに最適な、車載ホルダーがSpigen社の『スタイルリング』だ。
バンカーリングなどが有名な、スマホ落下防止用のリングなのだが、これを車載ホルダーとして使うと非常に便利だ。

iPhoneを裸で使いたい人にお勧め。Spigen「スタイルリング(STYLE RING)」レビュー【PR】

2015.11.30

というのも、引っかけるだけである程度しっかり固定されるというのが便利。

車にフックを付ける

車にフックを付ける

スマホを配置

スマホを配置

裏側から

裏側から

こんな感じで固定するのだが、「ほんとに落ちないの?」って思うだろう。

僕はこの形でiPhone 6 Plusより大型のiPad miniを付けて1年くらい利用していたが、落ちたことは一度も無い
ただ、欠点はあって落ちないが、動きやすいというのはある。タッチパネルを操作したら、微妙に傾いてしまったとかそういうことはよくあるので、完璧かと問われたらそこまでとは思っていない。

だが、取り外しやすいと言うのはポイントで、僕は重宝している。

どんな使い方が便利か?

メイン機能はメディア再生

メイン機能はメディア再生

ナビの一番よく使う用途は、人それぞれだとは思うが、ナビゲーション機能って人は実は少ないと思う。

  • 音楽再生
  • テレビ・DVD・Blu-rayなどビデオ再生

など、メディア再生機能が主という人が多いだろう。僕もそうだ。

特に2016年以降の僕は、アイドルグループ『わーすた』にハマっているので、一人で車を運転するときはほぼわーすたの音楽か映像を再生している。

アプリ『LeechTunes』で音楽再生

アプリ『LeechTunes』で音楽再生

音楽再生は、画面上のタッチ操作で曲送りなどが可能な『LeechTunes』を使っているし、

LeechTunes
カテゴリ: ミュージック, エンターテインメント

スマプラムービーで動画再生

スマプラムービーで動画再生

動画は様々だが、わーすたが所属するavex社は『スマプラムービー』というサービスを提供しているので、この動画を再生することもある。

まあ、画質はあまり良くないが、ないよりはいいというレベルでは便利。

iPhone 6 Plusに接続するLightningケーブルは『Logitec LHC-ACI02』

iPhone 6 Plusに接続するLightningケーブルは『Logitec LHC-ACI02』

そして、音声はLightning経由でカーオーディオへ出力可能な車載ケーブル『Logitec LHC-ACI02』を使い、カーオーディオで再生している。もちろんこれは充電も兼ねている。

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たかがiPhoneと思うかもしれないが、これでかなり本格的なオーディオ環境になる。

欠点は、ほぼ1人しか見えないことで、家族で車に乗ることが多く、特に子供に映像を見せたりする用途には向かないかと思う。

そういう場合は、iPadなどを利用し、単体で音声を再生させた方が理にかなっているかと思う。

横画面(ランドスケープモード)が便利

ランドスケープモードが便利

ランドスケープモードが便利

また、車載用と考えた場合、ナビの画面もそうだが横長のワイド画面が多い。

特に動画を再生する場合などは、こちらの方が適しているし、縦に置くと視界を遮りやすいため、横向きの方が良いと思う。

そう考えた時、PlusシリーズのiPhoneは横画面(ランドスケープモード)をサポートしていることが大きい。対応アプリは少ないが、ホーム画面など横向きでも使えるようになっているため、Plusを使う優位点と言える。

ちなみに、iPadは当然このモードをサポートしているが、iPhone 6・6s・7・SEなど小型のiPhoneはサポートしていない

ナビとしても使えるが、通信回線が必須に

ナビ機能の利用には通信回線が『必須』

ナビ機能の利用には通信回線が『必須』

そして、本来の使い方とも言えるナビ機能もスマホなので当然使える。ただ、欠点がある。

通信回線が必須になってしまう

ということだ。
今回利用しているiPhone 6 Plusは余った端末なので通信契約のSIMを挿していない

例えばGoogle Mapアプリもナビ機能は搭載しているが、オフラインでは利用できない。MapFanなどオフライン読み込みに対応しているナビアプリも一部存在しているが、種類が少ない上に精度が落ちる。

スマホのナビを使うならやはり通信回線が必要になってしまう。この対応策は、

  • 通信回線を持っている(SIMを挿している)スマホを使う
  • Wi-Fiルーターやテザリングで接続する

の2種類がパッと思い浮かぶ方法だが、実は結構使い勝手が悪い。

メインスマホを使うと、例えばメッセージの着信通知などもあるため、運転の邪魔になることが多い。利便性という意味では良いことかもしれないが、安全性という意味では良くないだろう。

Wi-Fiルーターやテザリングは有効な方法だが、例えばちょっとお店に立ち寄った程度の場合、車載スマホは車に放置になる事が多く、その場合は通信が切れてしまう

切れると特にテザリングの場合、毎回再接続操作が必要になるわけで、はっきり言えば面倒くさい。

そういう意味で、車載スマホには格安SIM(MVNO)を契約するのが良いかと思う。MVNOは業者によって通信品質は様々だが、車載スマホの場合『安定した高速通信』はそれほど必要ない。

ないよりはあった方がいい、という程度のものなのでMVNOも躊躇なく価格重視で選択出来るというメリットがある。

僕は月700円で2GB通信でき、通信容量が繰り越し可能な『nuroモバイル』を契約した。

nuroモバイルを契約

nuroモバイルを契約

はっきり言って、お世辞にもスピードは速くないが、2Mbps程度は大抵の場合出ているので、普段使いにはしんどいが、車載用としては十分と感じている。

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2017.07.08

終わりに

最後に紹介した格安SIM(MVNO)の契約に関しては、追加費用がかかる話なので利用の判断はお任せだが、メディア再生が主の場合、自宅のWi-Fi経由であらかじめダウンロードしておけば通信回線はほぼいらない

今や家庭内に1台くらいは余っているスマホがある状態だと思う。
下取りにだして、次機種購入時の原資にすることも多いとは思うが、車載用スマホとして1台残しておくと便利で、その場合はなるべく画面の大きな機種を残すのがお勧めだと思った。

  • iPhone 6 Plus、iPhone 6s Plus、iPhone 7 Plus
  • iPad miniシリーズ

あたりが車載用として使いやすいと感じる機種だろうか。

古くなったスマホを有効活用する1つの方法として参考になればと思う。

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