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SIMロック解除の義務化とAndroid端末の関係とは。SIMフリー化で最も便利になるiPhone・iPadの今後を考える

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1ヶ月ほど前2015年の夏モデルがdocomo・au・SoftBankの大手キャリアから発表され、ここ1週間ほどで随時発売となっている。

最近キャリアが販売するAndroidスマートフォンは、SONYのXperia Zシリーズ、SamsungのGalaxyシリーズが各社共通のフラグシップモデルで、その他のメーカーが脇を固めるという構成。

なのであまり代わり映えしないのだが、それでも昨年辺りから急速にキャリアが売りたい端末はiPhoneからAndroidに変わってきていると僕は感じる。その理由を考えてみた。

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iPhone一辺倒だったここ数年のスマートフォン販売

2008年にiPhone 3Gを国内ではSoftBankが独占販売して以来、iPhoneという製品は他社と差別化する目玉だった。

しかし、2011年のiPhone 4SからauがiPhoneの取り扱いを開始、さらに絶対出ないとまで言われていたdocomoも2013年のiPhone 5sから販売を開始した。結果、日本国内の大手キャリア3社は全てiPhoneを取り扱うようになり、もはや「iPhoneが使える」事は差別化要素ではなくなった。

この為、Appleとの販売契約などの絡みもあり、「2年間の利用で実質0円」や「MNP一括0円」などで安く販売し顧客の争奪戦を繰り広げる事になるわけだが、行きすぎたキャッシュバックにより不公平感も増し、2014年春頃を境に一気に沈静化。

恐らく契約数が稼げたところで、端末販売ではあまり儲からない事もあり、キャリアとしては「正直やめたい」というのが本音だったはず。そこに総務省が是正の動きを見せたことで、各社申し合わせたかのようにやめてしまった。

行きすぎた安売りをやめた結果として、大手キャリアはiPhoneではなく自社のサービスや通信に最適化した、Androidを今度は売り込もうと頑張り始める。

そこにはSIMロック解除という潮流もあった。

SIMロック解除義務化とSIMフリー端末への流れ

昨年からSIMロック解除が義務化されるという話が流れ始め、今年5月から遂にその制度が導入された。このSIMロック解除に応じる条件は、概要レベルだと、

  • 2015年5月以降に「発売」した携帯電話・スマートフォン・タブレット
  • 購入から6ヶ月以上経過した場合に、SIMロック解除に応じる
  • 基本的に購入者(契約者)しかSIMロック解除は出来ない(auは現時点では可能と言われている)

といった辺り。

つまり、2015年夏モデルは基本的に全てSIMロック解除対象となり、早い人では今年11月以降順次SIMロック解除が可能となる。そして、例年通りなら9月に発売するであろう、次期iPhone(iPhone 6s?)もこの対象に加わることになる(iPhoneもSIMロック解除に応じると明言しているのは、現時点ではdocomoのみだが)。

で、この2015年夏モデルは各社SIMロック解除して、他社のSIMを繋いでもメリットは薄くなるよ、という意図が見え隠れしている。その裏にはやはりiPhoneの存在があると思う。

SIMロック解除して、どのキャリアでも確実に使えるのはiPhone

SIMロックを解除すれば、例えばSoftBankで購入したXperia Z4にdocomo回線を使うMVNOのSIMを差して使うなんて事が可能となる。ただ、キャリアがモバイルデータ通信や音声通話に利用している周波数は、各社異なっている。確実なのはバンド1(2.1GHz帯)だが、これだけではやはり心許ない。

最近どのキャリアも売りにしてきている、複数の周波数を束ねて高速通信を実現するキャリアアグリゲーションなんかも、そのキャリアに最適化された端末でないと本来の性能は発揮できない。

うちの回線をフルに活用出来るのは、最新のAndroidスマートフォンです

って言ってる感じが凄くする。

じゃあ、iPhoneはどうなのかと言えば、フル機能ではないが、何も考えずにどのキャリアでも一番使いやすいのがiPhoneだと思う。
現在最新のiPhone 6シリーズはキャリアアグリゲーションには未対応だが、恐らく次期モデルでは対応するだろうし、何と言っても日本で販売されるiPhoneはキャリアが異なっても、製品としては全く同じもの。

つまり、docomoで買ったiPhoneをauで使っても、auで購入したiPhoneと同じように通信出来る可能性が非常に高い。何故なら、auで販売しているiPhoneと同じであり、その接続確認はau自身が行い保証しているからだ。

実際僕は、SIMフリーで購入したiPad Air 2にMVNO、docomo、auのSIMを差して、現在はauのSIMで使用しているが、キャリアのSIMを使う場合APN設定など特別な設定は一切行わず使用できている(MVNOは必要)。

この手軽さが、SIMフリーiPhone・iPad(SIMロック解除版含む)を国内で使用する、最大のメリットだと思う。

終わりに

この事から言えるのは、iPhoneは売りやすいかも知れないが、SIMロック解除して他社に移転されるリスクの高い製品になる。

要するにキャリアにとっては諸刃の剣どころか、もはや頑張って販売するメリットの薄い製品になってしまう気がする。さらに言えば、SIMフリー版はApple自身が販売しており、これとの差別化ポイントの1つが「価格」だったのにそれもやりづらくなる。

あと数ヶ月で次期iPhoneも発売するしそこでキャリアの本音が見えてくるだろうが、恐らく今までのように「2年間で実質無料」という売り方自体が減りそうだし、仮に残ったとしても短期での解約は製品の残債(割賦での購入時)はもちろん、かなり高額な違約金を支払う事になるだろう。

円安の影響も有り、Apple製品はiPhoneだけでなく軒並み値上げとなっているが、

今後は製品単体の値段だけでなく、手数料的な部分でどんどんiPhoneは高くなる気がしてならない。で、そういうのが嫌ならAndroidがありますよ、という流れになりつつあり、これはこれで色々問題が多いわけで、

正直色々面倒な状況になってきている。
やはり基本的な流れは、もはや大手キャリアと契約するのはナンセンスで、自らが選んだSIMフリーのスマートフォンに、MVNOのSIMを差して使用するというスタイルが、一番賢明な方法になっていく気がする。

キャリアがAndroidを積極的に売り出し始めた状況を見て、今年からはその辺りも考慮した上で、端末を購入するのが重要だなと感じている。

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SIMフリー端末は、Android、iPhoneともにメーカー直販で販売されることが多いです。

定番は、Appleストアで購入するSIMフリー版iPhoneですが、現在ではキャリアで購入しても、SIMロック解除することで、SIMフリー化が可能です。

チー
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海外版iPhoneを使うデメリット
  • 保証が弱く「AppleCare+」などの延長保証にも加入出来ない可能性がある
  • 日本専売モデルだったiPhone 7〜iPhone XSまで、海外版には「技適マーク」がないため、厳密な意味で日本国内での利用は電波法違反
  • iPhone 7シリーズは、FeliCa方式の「Apple Pay」に対応していない(iPhone 8以降は対応)
  • LTE対応バンドが日本向けではないため、通信エリア・速度面で少し不利(日本独自1.5GHz帯のバンド21は、日本版しか対応していない)
  • 日本で修理対応を受けると「シャッター音」は復活する
iPhone 11シリーズ」はグローバル版のため、中国版以外は技適マークに対応しています
販売地域iPhone 11iPhone 11 ProiPhone 11 Pro Max
カナダ、米国A2111A2160A2161
中国本土、香港、マカオA2223A2217A2220
その他の国や地域
※日本含むグローバル版
A2221A2215A2218
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チー
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