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無料通話の決め手なのか?LINEを試して思ったこと

iPhoneを使い出して1年半程経つが、最初の頃は面白がって色んなアプリを入れるものの、いつしかそういうのもやならくなり固定化してくる。僕もここ数ヶ月は毎日使うようなアプリはほぼ固定化してしまっていたが、iPhone 4S購入をきっかけに再び色んなアプリを試している。やっぱりレスポンスがいいと使い勝手が向上するので、色々試したくなる。

そんな中、「iPhone 4Sを買ったらまず入れるべきアプリ10選」的なブログを見て見つけたのが「LINE」と言うアプリだ。

この記事の掲載内容は、2020年12月23日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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このアプリはデータ通信を利用し無料通話・メッセージ送受信ができる。
要するにSkypeみたいなもんなのだが、これのすごいところは、

・Wi-Fi環境はもちろん、3G環境でも無料通話ができる
・ユーザー登録が不要

というところだ。
特にこの手のサービスでユーザー登録が不要というのは少し驚きで、じゃあ何がID的な役割をするのかというと電話番号だ。なのでキャリア関係なしに、LINEのアプリさえ入れてしまえば通話とかができてしまう。
IDではなく電話番号がキーになるので、iPhoneとかの電話帳に登録されている電話番号がLINEユーザーだと検索とか必要なく一覧に表示される。

とてもお手軽だ。試しに友人を招待して話ししてみたが、若干遅延はあるものの通話には十分な品質だった。

これだけ書くといいことだらけのように思えるが、不安もある。
1つはアプリのコメント覧が出会い系サイトのような状態になっていて、悪用される雰囲気が漂っていること。正直怪しい。
もう1つは3G経由でもガンガン通話できてしまうので、キャリアのビジネスモデルを破綻させてしまうこと。要するにユーザーがどんどん増えたら、そのうちキャリアの規制が入るんじゃないかってことだ。

更に言うと、このアプリを出しているNAVERって企業自体がなんとなく信用できない。この会社、他にもNドライブとか無料でかなり使えるアプリを出しているんだが、結局なにで収益を上げているのかが見えない。一応検索を中心としたネットビジネスで韓国では最大手らしいが、LINEを出すことでNAVER的に何がしたいのかさっぱりわからない。
P2Pのように技術的には違法ではないが、できるからなんでもやっていいかというとそうではないはず。それはWinny問題とかが証明している。LINEはなんとなくそんな雰囲気を感じてしまう。

まあ、便利は便利なのでしばらく試してみようかと思う。