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RetinaディスプレイがもたらすPCの未来

事前予想通りと言えばそうだが、WWDC2012でRetinaディスプレイを搭載したMacBook Proが発表された。iPhone4で初めて登場したRetinaディスプレイは、モバイル端末ディスプレイの概念をぶち壊してしまったが今度はそれがパソコンで起こる。

比較的新しい端末であるスマートフォンやタブレットと違い、歴史の長いパソコンという分野に導入されるインパクトは相当大きいと思う。少なくともMacは将来的に全モデルRetina化することが予想される。

この記事の掲載内容は、2020年12月24日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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10年ほどで変化のなかったディスプレイ

パソコンはここ10年くらいでもスペックやOSなど内部では大きな変化があったが、ディスプレイはワイドになったくらいで大きな変化はなかったと思う。なので差別化といえば一昔前ならグレア液晶(俗に言うテカテカの液晶)の搭載有無と最近は高解像度くらいだった。ただ、単純に高解像度になると文字が小さくて見にくいという問題があるため、案外高解像度のノートを使っている人は見かけない。

おそらくRetinaディスプレイ搭載モデルはグレアとノングレア以上に、店頭に並べて比べた時の美しさが違うのでそれだけでMacに流れてくる人は出てくる。そういう意味でWindowsパソコンを製造しているメーカーも放っておけない事態ではなかろうか。

スペックを求めるRetinaディスプレイ

ただ、MacBook Pro Retinaモデルをみると相当な高スペック。CPUはもちろんだが特にGPUにパワーが求められるらしい。今はProのみだし価格もスペックの割に安いが、Mac全体からみればかなりの高価格。一部の物好きか本当のプロしか買わないと思われる。

普及するのは、コンシューマー機であるAirに搭載される時。それが来年なのか、再来年なのかいずれにせよ数年のうちにはやってくると思われる。予想は来年からBTOで搭載、再来年には全モデルに展開ってところかなぁ。なぜか?

来年僕が買いたいからだよ!!w

いずれにせよ、パソコンにRetinaディスプレイが搭載されたことで必要有無含めていろんな議論が出るだろうが、きれいなものに見慣れたらそちらに流れるもの。将来的にはMacはもちろんWindowsもこの流れに乗らざるを得ないのではないだろうか。地味なところではあるが、これも一つの技術革新だと思うし、現状これの価値を伝え現実的な価格で販売できるのはAppleだけだろう。

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チー
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