本日深夜に行われたAppleのイベントで、新製品が大量に発表された!
内容としては最近の定番ともいえるが、事前に流れた情報がほとんどだったので、ある意味サプライズだったのはiMacのデザインだったかもしれない。各製品の細かい感想等は後日のエントリーに譲るとして、まずは簡単なまとめを。
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iPad mini
出る出るといわれていたが、ついに現実のものとなった。製品名はそのまま「iPad mini」。
注目のスペックだが、7.9インチディスプレイ搭載で308グラム。サイズが小さくなったのだから、iPadよりも軽くなるのは当たり前。ポイントはライバルとなるNexus 7よりも画面が大きいのに軽いという部分だろう。
iPhone 5から対応されたグローバルLTEもサポートされ、日本ではau・SoftBankが発売する。auはついにiPad市場に参入となる。ただ、サイズの小さいiPhoneはともかく、iPad miniもモデルA1454のGSMモデル(日本ではSoftBank向け)とA1455のCDMAモデル(日本ではau向け)に分かれたのは残念。また、Lightningコネクタももちろん採用される。
完全な新製品であるiPad miniはGoogleのNexus 7を明らかに意識した端末だ。価格面では負けるが、圧倒的な優位性は対応アプリの多さ。イベントでは275,000と発表されていたが、タブレット向けとしてはNexus 7で解像度がようやく標準化され今から始まるNexus 7と、開始時から数十万のアプリが揃っているiPad mini。この違いは大きい。
なのだが、個人的にはRetina対応じゃなかったのが一番残念。持ち歩くことが多くなるであろうiPad miniでWi-Fi版という選択肢はないので、3G版になるがそれだと40,000円スタート。若干高い印象は否めない、、、
第4世代iPad
これも出ると言われていたもの。
しかし、第3世代iPadが出てから半年しか経っていないこともあり、個人的には懐疑的だったがCPUのアップグレード・グローバルLTEのサポート・Lightningコネクタのサポートという対応で発表された。
こちらもauで発売されるが、iPadもGSMモデルとCDMAモデルで分かれている。サイズが大きくても統一出来ないって事は、LTEサポートは現状は中々難しいものなんだろうなぁ。
その他価格・重さ・サイズなどの変更はなし。マイナーアップデートという位置付けだろう。こうなると、第3世代iPadのWi-Fi + Cellular版買った人は一番涙目だなと思ってしまうが、、、
MacBook Pro 13インチRetinaディスプレイモデル
ついに出た!
個人的には出たら一番欲しくなるだろうと思っていたもの。スペックで一番気になるのは重量だったが、1.62kgということで2kgを切った。これならいいなぁ、、、
その他のディスプレイは2,560 x 1,600ピクセル、標準解像度227 ppi、メモリは8GB固定、SSDの設定は128GBからなど若干の違いはあるが、15インチモデルと大体は似た感じ。ちなみに一番驚いたのがグラフィックコアがIntel HD Graphics 4000のみだったこと。これは2年後くらいにはAirにもRetinaが搭載できるようになる布石と捉えたw
価格は144,800円からとAirの13インチモデルとそこまでは変わらない。かなり魅力的なモデル。
iMac
今回のある意味一番サプライズ。新型iMacは発表されると言われていたが、内部のスペックアップに留まると思われていた。それが、これですよ。
うす!!
パッと見た瞬間そう思うし、同時に「ハードディスクってどこにあるの?」って思った。答えは裏側だった。
なるほどよく見たら真ん中の方が盛り上がってる。デスクトップパソコンというのは、随分減ってきたがこのiMacだけは別格だなぁと思った。
まとめ
その他Mac miniの発表などもあったがここは割愛。全体としてiPhone/iPod以外の全ての製品が刷新されたくらいの印象だ。そして同時に思った事は、iPadはどちらかと言えばMacに近い位置付けなんだなということ。実際、タブレットはある程度の分野でパソコンを駆逐すると言われているし、その方向でラインアップを拡充してきた。
iPhoneほどのお祭り騒ぎにはならないだろうが、Lightningコネクタへの統一などこの辺りのスピード感はさすがだなぁと思った。Lightningコネクタはこれで一気に普及していくだろう。
サプライズはないがAppleの示す道ははっきり見えてきた印象の強いイベントだった。