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Apple JapanにSIMフリーiPhone・iPadの販売をして欲しい理由

次期iPhone(iPhone 5S)の発売が迫り、関連するネタが盛り上がっているが、今回から是非日本でも解禁して欲しいものがある。

それはSIMフリーiPhone・iPad・iPad miniの販売

この記事の掲載内容は、2020年12月25日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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iPhoneとSIMフリー端末

iPhone 4S時代までSIMフリー端末を使う大きなメリットの1つはテザリングとdocomo回線が使える事だった。ところがiPhone 5時代になってこれらのメリットはなくなり、SIMフリー端末を使う意義は低下した。

SIMフリーの怖いところはAppleCareに加入出来ないことだったが、昨年色々調べたところによると日本でも加入出来るようで問題は一応解決。

そんなことも有り、僕も一時期すごく欲しい時期があったが、iPhone 5にして特にテザリングが使えるようになった事であまり興味はなくなった。世間的にも関心は低下しているように思う。キャリアのインセンティブがない分、価格は高くなるし、海外渡航が多い人以外にメリットは見いだせなかった。

ところが、今年に入り状況が変わり始める。わりと使える格安SIMの登場だ。

LTEも使える格安SIM

格安SIMとは月額1,000円程度でデータ通信できるSIMの事で、日本通信が販売するイオンSIMなどがその先駆け。docomo回線を使用し速度は128kbbsなどに制限され、通信できないよりはいいがまともにWEBとかを見るには力不足というもの。まあ、安いなりのものだった。

ところが、春頃にOCNが販売した「OCN モバイル エントリー d LTE 980」と言うSIMが話題になる。LTE通信も可能だが高速通信は1日30MBまでという条件を付けて、日単位でその制限を解除するというものだ。

これをきっかけに、格安SIMにおいても条件付きながら高速通信が可能となってきた。そうなると位置付けが大きく変る。

通常は高速通信出来るWi-Fiルーターやスマホ・タブレットのテザリングで通信し、離れた時だけは格安SIMで通信する。Wi-Fiルータやテザリング最大の欠点は、母艦になる端末とセットで持ち歩かなければならないこと。だが、格安SIMを差し得ておけば、例えばトイレやタバコで母艦から離れてもとりあえず通信くらいは出来る。

基本、カバンと共に移動する事が多いはずだが、ちょっと移動する時にいつも使う端末を持って行くけど、母艦端末を忘れる事というのは結構ある。とりあえず通信できるというのは、そういう安心感があるじゃないかなぁと。

で、この格安SIMを差す端末としてiPhoneは結構いいんじゃないかと僕は思う。

格安SIMとSIMフリーiPhone

Android端末が大型化し大容量バッテリーを搭載するようになったことで、iPhoneのバッテリー問題は以前よりもクローズアップされるようになった気がする。もう3年以上iPhoneという端末を使い続けているが、圧倒的に不満なのはバッテリー。

これは今も昔も変わらないし、革新的なバッテリーや省電力技術が開発されない限り、本体を大きくする以外にこの問題は解決しない(次期iPhoneにおいても例えばIGZO液晶搭載とかで多少変わる事はあっても、大幅に改善することはないと思われる)

それでも便利便利だから使用頻度は増え続け、さらにテザリングまで使い始めると半日もバッテリーが持たないなんてざらだ。特にモバイル通信が発生すればその傾向は顕著で、通信がバッテリー消費を加速している事がよく分かる。激しい時は1日2回充電するような日もある。

iPhoneをテザリングで使うようになって思った事は、大容量の外部バッテリー無しだと緊急用以外には使えないなと言うことだった。

そう考えると、iPhoneの通信は無理に高速回線じゃなくても良いように思うようになった。で、1つの解として僕が最近よく考えるのは、iPad miniなどの小型タブレットに高速回線を付けて、テザリングでiPhoneと繋ぐという方法。これならiPhoneはクライアントとなるので、ほぼ1日中テザリングしてもバッテリー消費は随分マシなんじゃないかと思う。

タブレットもスマホもデータ通信契約のみだと、電話はどうするのかと思うだろうが、電話はもうウィルコムとかでいいかなと思えてきたw
こうなると3台持ちですがw

終わりに

日本におけるiPhoneの販売が世界的に見ても多いのは、SoftBankが特別料金を設定するなどして普及に努め、普及し始めた頃に「みんなが持ってる人気端末」が大好きな日本人が飛びついたと言うのが今の構図だと思う。

だから、AppleとしてもキャリアのiPhone販売を圧迫する、Apple直販によるSIMフリー端末の販売は避けているのだろう。また、携帯端末は特に日本では「(実質)0円端末」というのが存在するように、今も昔もキャリアのインセンティブによって、安価に押さえられている。そんな状況だとSIMフリー端末を定価販売しても、高さだけが際立って売れないと判断もあると思う。

ただ、スマートフォンというのはキャリアのサービスに依存せず自由に使える事が魅力だ。スマートフォンが普及する中で、最適なサービスを選択したいという人が求めるようになってきているように思う。GoogleのNexusシリーズを魅力的に感じる人が増えている理由の1つにSIMフリーというのはあると思うので。

Appleがオフィシャルに販売すれば、日本におけるSIMフリー端末の位置付けも大きく変ると思う。この選択の自由を日本でも与えて欲しいなぁと心から思う。

ダメですかね。Appleさん!

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