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出産後に必要な手当・届出手続きのまとめ【2013年1月時点】

1/1に我が子が誕生して1週間弱。
嫁は出産後もしばらく実家に滞在するため、今は岡山と明石を週末毎に往復する日々なのだが、忘れちゃいけない各種申請手続き。先日やってきたが、出生届なんかは誰もが思い浮かぶものの、それ以外にも案外やることは多い。

子供が産まれたら嫁は1週間ほど入院しているし、退院しても子育てが中心になるのでこういう手続きは旦那がやることが多いんじゃないかと思う。というわけで、自分の備忘録を兼ねて、出産してからやる各種手続きをまとめてみる。

この記事の掲載内容は、2015年8月6日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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役所に届けるもの

出生届

【必要なもの】
・出生届
・母子手帳
・印鑑

これはもう当然。出生から14日以内で提出する必要があり、この時には名前も決めなきゃいけない。

出生届は全国統一フォーマットのようで、出産した病院が記入する欄もあるため、まずは病院からもらう必要がある。その上で、必要な項目を埋めて提出する。窓口でも確認はされるが、特に産まれた子供の字は読み間違えないように丁寧に書いておこう。提出はこれまた病院に出産時の情報を記入してもらった母子手帳と印鑑が必要になる(印鑑は実印とかである必要はない)。

これをやれば、母子手帳に出生証明的なものを記入してもらい、晴れて出生届は完了だ。この証明書はこの後、社会保険の手続きなどで必要になる。
ちなみに出生届を行う事で戸籍に変動が発生するため、1週間程度住民票などが発行できなくなるらしい。必要な場合は出生届を出す前に発行するのが無難。

児童手当(こども手当)の申請

【必要なもの】
・母子手帳
・児童手当の振込先となる口座情報
・印鑑

民主党政権になってから鳴り物入りで始まった子ども手当。
今は昔のように児童手当に名前が戻ったが、これの手続きも役所で行う。制度が色々変わっているが、現在は所得制限が設けられているため、まずは夫婦で所得の高い方が受給者となる。

多くの場合は夫の方が所得が高いと思うので、この場合妻が権利を放棄するような署名が必要となる。一緒に役所へ行っていれば、その場で解決する話だが、夫だけが行ったりすると署名をもらって再度届け出を行う必要がある(郵送も可)。僕はまさにその罠にはまったのだが、特に里帰り出産で嫁が遠くにいる場合、事前に用紙だけもらって署名しておけば楽かもと思った。

ちなみに児童手当の受給は出生月の翌月から(うちの場合2013年1月産まれなので、2013年2月から対象となる)。月末に出産した場合とかは経過措置もあるようだが、なるべく手続きを急いだ方がよさそう。支給は毎年2月・6月・10月の年3回で直近4ヶ月が対象となる。なのでうちは初めてもらうのが今年6月で、2月~5月の4ヶ月分もらえる形となるようだ。

詳しくは上記サイト参照。

子供向け医療費免除手続き

【必要なもの】
・母子手帳
・子供の保険証

これは地方自治体によって色々異なるだろうが、僕が住む岡山県倉敷市の場合、小学校卒業までに子供にかかる医療費を全額市が負担してくれるという施策がある。この手続きも役所で行う。

この手続きは子供の保険証がなければ最終的に完了しない。国民健康保険の加入者であれば手続きはその場で出来るようだが、サラリーマンの社会保険は会社で扶養手続きを行い、保険証を発行してもらわないとダメ。だが、まず申し込みだけしておけば数週間で申請書が届くようで、その時までに子供の保険証を用意しておけば良いらしい。仮にこの間で病院にかかっても、遡って医療費は請求出来るそうだ。

会社に届けるもの

扶養家族の追加手続き

フォーマットなどは会社によりけりだろうが、最低限産まれた子供を扶養に入れる手続きが必要となる。これで、後日社会保険事務所から子供の保険証が届く事になる。また、家族手当的なものがある会社もあるだろうし、その辺りの手続きも必要。

まあ、総務の人に聞けばこの辺りはすぐに教えてもらえるはず。

その他

以上で申請系はほぼ終わりだと思うが、最近は妊娠後に定期的に行う妊婦検診の費用は地方自治体が補助してくれる事が多い。僕が住む岡山県倉敷市でももちろんそうなのだが、特に里帰り出産などで現在住民票を置いている地域以外で、妊婦検診を受けたりした場合、病院での精算は一度全額自己負担となる。

こちらについても母子手帳発行時にもらった用紙に妊婦検診を受けた旨を病院に記載してもらい、その時の明細を持って行けば還元してもらえる。行く窓口は母子手帳を発行してもらった場所(倉敷は保健所だったがどこも一緒なのかな?)。出産が終われば基本的に住民票の地域外で検診を受ける事も少なくなるため、この辺りで一度還付手続きを行えばよいのではないかと思う。

おわりに

子供が産まれなかったら体験出来ないことが実に多いという事を最近よく感じる。妊娠から出産までを目にすることが出来たことは大きな感動だったし、このエントリーで書いているような申請手続きも今までは縁の無かった話。

これから子供が大きくなる中で、こんな体験はどんどん増えるんだろうなぁと思うとワクワクしてきますね〜