7/24は第42回岡山スマホユーザー会を開催した。
今回は妙に参加者が多く、キャンセル待ち状態となり、さらに当日飛び入りで参加でお越しいただいた方もおり、全体で15名(うち初参加者が8名)という大所帯での開催となった。
場所は「くらしき茶房 桜花」で、ここは貸切状態なのでまだよかったが、「オスピターレ」だったら、お帰りいただくしか無かった状況、、、
今後飛び入り参加は基本お断りにする方向にしなきゃまずいな、と思った、、、
とはいえ、会としては非常に盛り上がり、特に2016年7月22日に日本でサービスインした「ポケモンGO」の話が聞けたことが面白かった。
ちなみに僕はやってないので、ほんと知らないことだらけでビックリだった。
内容を簡単にレポートする。
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今回のネタ
今回のトピックは以下。
- ポケモンGOのテスターやってました
- スマホのカメラシャッターがリモートで切れる「GIZMON iCA REMOTE SHUTTER紹介
- LogicoolマルチデバイスBluetoothキーボード「K780」の紹介
- 2,500円でVR(バーチャルリアリティ)が体験出来る「VR BOX」の紹介
- Xperia Z5 Compact海外版SIMフリー買いました
今回のキーワードは、AR(拡張現実)とVR(バーチャルリアリティ)だったかと思う。
ARはポケモンGOの話と関連し、VRは冒頭の画像だ。
「ポケモンGO」のテスターやってました
2016年7月22日に日本でサービスインした「ポケモンGO」。
SNSはすっかりこのネタで覆い尽くされているし、
- 話題のゲーム
- ポケモンという人気コンテンツ
- スマホで誰でも手軽に出来る
ということから、ブーム大好き日本人の心をグッと掴んだ感じがあるのだが、僕はやっていない。
僕は初代ポケモンしかまともにやったことはないが、好きだしやりたい気持ちはある。だが、色々忙しい中でゲームに手を出したら生活が破綻しそうなので自粛している感じだ。
ただ、岡スマならきっとやってる人が多いだろうと思って、今回冒頭で参加者の方に「ポケモンGO、やってます?」って聞いてみた。すると、やはり多かったが、1人異質な回答がw
テスターでプレイしてて、もうやりきった感がある
「テスターなんてあったの?」と驚く一同。
多分、知ってる人には当たり前の話なのだろうが、僕は初耳でなかなか興味深い話だった。
それは、Googleが提供するスマホの位置情報ゲーム「Ingress」との関係だ。
IngressとポケモンGOの関係
岡スマにはIngressユーザーがかなり多い。
特に2015年9月に岡山県倉敷市で開催されたファーストサタデーというイベントへの参加がきっかけで、一気に増えた。
で、Ingressユーザーには有名な話らしいのだが、Ingressのマップ情報はポケモンGOと基本的に同じなんだそうだ。要するに、
- Ingressの「ポータル」
- ポケモンGOの「ポケストップ」
は基本的に一致する。
なので、Ingressユーザーには大体スポットが分かってしまうんですね。
何故、こんなことになるのかと言えば、ポケモンGOを任天堂と共同で開発しているNiantic, Inc.(ナイアンティック)は、元々Googleのスタートアップとして始まった企業でIngressの開発を行っていた。
つまり、ポケモンGOはIngressのデータをベースにして開発されている。
ポケモンGOのテスターは、任天堂でも株式会社ポケモンでもなく、このNianticが募集していた。
テスターは徐々に増えていったらしいのだが、募集は2016年2月から開始していたそうで、当時としては任天堂とNianticの関係を知る人なんて、あまりいなかったと思う。僕は全く知らなかった。
だが、Ingressユーザーには既に知られていた話で、その方もIngressユーザーとしてNianticの動向をチェックしていて、テスター募集が始まったので応募して実際プレイしていたのだそうだ。
この事を聞いて僕が思ったのは、
「ドラゴンクエストGO」わりと簡単にできるな
ってことだったw
僕は世代的(1979年生まれ)に、ゲームと言えばポケモンよりドラクエなので、ドラゴンクエストモンスターズみたいな感じでやったら目の色が変わったかもしれない。
ARで被せるキャラクターが変わるだけなので、ドラクエGOはスクエニがその気になればわりと現実的だと思う。そう考えると、恐るべきプラットフォームをNianticは構築していると言える。
ポケモンGOのテスターに何か「役得・メリット」はあったのか?
ポケモンGOの日本における一般テスターによるフィールドテストは、2016年4月~6月にかけて行われていたそうだ。最初はかなり不安定だったらしいが、後半はさすがに安定していたとか。
ゲームのシステムとしては、正式リリース版もあまり変わっていないそうなのだが、そういう話を聞くと気になるのが、テスターに先行者特権みたいなのあるのか(例えばレアポケモンが1つもらえるとか)ってことだった。
答えは、
全く無い。7月になってデータは全てリセットされた
という話で、まあそうだよなと思いつつ「無慈悲」と同情せずにはいられなかった(もちろん事前にそういう案内はされていただろうが)。
なので、その方は色々ポケモン集めていたけどリセットされたこともあり、
- もう1度やる気は起きない
- 正直そこまで面白くないかな、、、
って話で、正式リリース後はあまりプレイしていないそうだw
ちなみに、フィールドテストが終了した2016年6月末~2016年7月22日の日本でのサービスインの間は、基本的にアプリを起動しても動かなかったそうなのだが、
- 時々動いた(多分テストをしていた)
- 海外では既にサービスが始まっていたので、成田空港や九州の一部など限定的に使える場所があった
という話だった。
まさか、こんな裏話が聞けるとは思わず、参加者全員「へ~」って顔でみんな驚いていた。
2,500円でVR(バーチャルリアリティ)が体験出来る「VR BOX」の紹介
ポケモンGOがAR(拡張現実)という技術をベースにしたゲームなら、VR(バーチャルリアリティ)も2016年は元年と言える年になるだろう。
何故かと言えば、SONYが2016年10月に「PlayStation VR」という製品を一般発売するからだ。
PlayStation VRについてはSONYストアなどで、既に体験出来るのだが、それに参加した人は一様に驚いていた(岡スマ参加者にも2名この体験会に参加した人がいた)。
ARやVRなんて、たかが10年程前の視点になっても、一般人にとってゲームやアニメの世界だったと思う。そんな世界が、現実になりつつあるという事実。まさに、
未来がやってきた
って感じがするが、そのVRを疑似体験出来るガジェットが登場した。「VR BOX」という製品だ。
この製品は、
- スマホ(iPhone・Android)で再生するVR対応アプリを起動
- VR BOXに装着して、自身がVR BOXを被るとVRが疑似体験できる
というものだ。
ちなみに装着後はこんな状態w
まあ、怪しいことこの上ないし、自宅でしか無理だが、このインパクトは絶大で今回15名いた参加者全員が体験した。
この日は「変態」のお株を奪われた感もある、当ブログスタッフでもあるaruteoさんも装着w
今回使ったのはジェットコースターに乗っているというアプリを使ったものだった。
- 左右を向けば風景
- 上を見れば空
- 下を見ればジェットコースターのレール
が見えるという状態で、2,500円程度のガジェットで擬似的に再現しているとは思えないくらいのリアルさだった。
20倍の値段がする「PlayStation VR」はもっと凄いのは明白で、どんなものかが凄く気になった。
VRが一気に普及するとはとても思えないが、確実に今までと違った製品・サービスが生まれる予感がした。そして、僕が生きている間に、子供の頃アニメやゲームでみた世界が実現する予感が凄くして、ワクワクした。
それぐらい未来を感じましたね。
ただ、ちょっと気持ち悪かったがw
終わりに
次回(2016年8月)の岡スマは既に案内していますが、年に1度のお祭り「岡スマ拡大版」となります。この為、定例会はお休みです。
最近は締切ギリギリになって申し込む方が非常に多いのですが、
- 食事の人数確定の都合もあり、申込は1週間前(8/21)で締切
- 残席は11(7/25時点。定員は30名)
となってます。
また、例年になく参加者が多く、恐らくギリギリの申込では既に定員になっていると思います(ビックリ!)。
この為、参加を検討している方は早めの申込をお勧めします!
【岡スマ最新情報】
新型コロナウイルス感染拡大のため、2020年のイベント開催は中止としました。
2021年以降の再開は、終息状況をみて判断し、以下のページで告知いたします。