「GALAXY Note SC-05D」を購入して1週間ほど。
まだ使いこなしているとはとてもいえないが色々触ってみて、たった1年ほど前と比較してもAndroid自体の完成度が高くなっているのを感じる。
操作性が違うのはOSが違うんだから当たり前。
そういう部分は抜きにして、OS自体の安定性、マルチタッチデバイスとしての動き、UIなどかなり使い勝手はいい。もちろん、スクロールの感覚など細かい部分はどうしてもiOSと比べてイライラする事もあるが、大きな不満はない。
「GALAXY Note SC-05D」は5.3インチというスマホとしては大きいし、タブレットとは小さいというサイズだが、この画面の広さが活かされるのはむしろAndroidではないかと思えてくる面もある。
理由をいくつか挙げてみる。
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画面のカスタマイズ性が高い
iOSではiPhoneだろうがiPadだろうが、ホーム画面に配置できるものはアプリやWEBページへのショートカットと決まっている。これがシンプルな操作性を実現する肝だと僕は思っているが、iPhoneみたいな小さな画面だとそれがしっくりはまる。
だが、iPadを見るとどうか。やっぱり空間が多すぎると感じる。デフォルトはこれでもいい。でも、折角大画面なのだからもう少し自由度が欲しいというのも事実。
何が言いたいかというと、ヴィジェットが欲しくなる。
Androidのスマートフォンを見ると画面がごちゃごちゃして分かりにくいと感じるのは、ヴィジェットが原因だと思っているが、5インチを超える大画面になるとその印象が薄れる。例えばGoogleカレンダー・Evernoteなどをヴィジェットとして配置すると、非常に使い勝手がいい。
ボタンが多い
iOS端末とAndroid端末を使った時、一番大きな違いはボタンだと思う。
iOS:ホームボタンのみ
Android:ホーム、戻る、メニューの3ボタン
iOSはボタンが1つになる事で、シンプルな操作性を実現している。Androidは3つ。使いこなせばおそらく多い方が操作性は良いのかもしれないが、TVリモコンで沢山ボタンを用意されても、結局ほとんど使わないのと同じで、大多数の人にとって混乱を招くか使わないだけとなる。
iPhoneのような小型の端末だとボタンは1つの方がいいと思う。ただ、大型の端末になればどうか。画面のあちこちをタッチするよりも、ガラケーのように機能メニューボタンを押したらメニューが出るって方が分かりやすく感じる事もある。
例えばブラウザ。iPhoneの場合はアプリ内にブックマークを起動するボタンが用意される(画面下部)。iPadだとPCのブラウザと同じ感じでアドレスバーの辺りにボタンが配置される(画面上部)。Androidだとメニューボタンを押せば良い。
議論はあるかもしれないが、Androidの方が分かりやすいって意見はあると思う。
まとめ
僕はiPadをあまり使いこなせなかった。電子書籍ビューアーなどとしては使えるし、めちゃくちゃ電池の持つiPhoneとして使う事も出来る。でも、結局iPhoneで基本的には出来てしまうこと。iPadじゃないと!と思うものは実はかなり少ない。
iOSは元々iPhoneOSと呼ばれていたが、やはりiPhoneで使ってこそ最大限に活かされるOSなのではないかと改めて思った。iPadになり画面が大きくなっても、iPadならではという独自機能は案外少ない。それこそが、統一的な操作性とシームレスな移行を促すのは事実だが、大画面だと少々物足りないのも事実。
デザインとかを全く度外視して使い勝手を追求するなら、タブレットではAndroidの方が使い勝手が上なのではないかと感じた。ポストPC端末といわれるタブレットを本格的に使うと、文字を打つことが多くなるが、日本の場合ATOKなど変換効率のいいIMEが使える事も大きい
ほとんど使わなかった僕がいうのも何だが、iPadの価値をイマイチ見いだせなかった理由はその物足りなさなのかもしれないと、Androidを触ってみて少し思った。
個人的にスマートフォンはiPhone一択でしばらくは行くだろうし人にも勧めていくが、タブレットに関しては現状iPad一択状態なのがちょっと変って行くかもしれない。そういう意味でiPad miniは是非使ってみたいと思い始めてきた、、、
今使ってるGALAXY Noteを売りさばいてiPad mini買うかw