1ヶ月程前の話だが、とてつもない失敗をやってしまった。
2015年8月に購入してまだ3ヶ月程しか経過していない、SONYの高級コンデジRX100M3を水濡れにより全損させてしまったのだ。
とはいえ、今回ソニーストアで購入していたため、ワイド保証という長期保証を付けていた。
なので、修理費用はほぼ掛からないだろうという予想はしていたが、最終的にはちょっと予想外の結末となった。
結論を先に言うと、
修理不能で全損扱いとなり新品交換となったが、新品交換のためワイド保証のサービスは終了
となってしまった。
だが、ビックリするくらいの神対応だと思う。
修理の流れを含めて詳しくレポートとして紹介しようと思う。
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RX100M3が故障した理由
完全にボクの過失(自爆)だった。
RX100M3を購入以来、外出時はほぼ100%持ち歩くようにしていた。
基本的にはカバンの中に入れっぱなしとしていた。もちろん子供とお出かけする時もそうだ。
そして、特に子供と外出する時だが、カバンにはタオル・オムツ・飲み物(水筒)を持ち歩いている。
その水筒が罠だった。
まあよくある話と言えばそうだが、蓋がちゃんと閉まっておらず、中に入っていた水が漏れた。
そして、漏れた水がカメラにかかってしまったというわけだ。
ただ、最近はリュックサックを主に利用しており、水が漏れていたのは背中での出来事。
つまり、中々気がつかなかった。
ふと、ものを出そうとリュックを開けたら、中は水浸し。カメラは完全に水没状態だった。
時間も少なくとも30分近く経っていただろう。
試しに電源を入れてみたが当然反応は無い(後で調べると、電子機器が濡れた場合はとりあえず乾かしてから電源を入れる方がいいらしい)。
終わった、、、
問い合わせ先
軽くめまいを覚えつつ、とりあえず修理するしかないためSONYに連絡をすることとした。
ただ、前述の通り今回は自爆系による破損・水濡れでも保証対象となる、ソニーストアのワイド保証)に加入していた。
なので、多分なんとかなるだろうという淡い期待があったのだけが救いだった。
受付方法はとりあえず以下があったのだが、
- ソニーストア修理窓口に電話
- ネットで修理申し込み
- ソニーサービスステーション窓口に持ち込み
まあ電話受付が無難ですよね。
僕が住む岡山県倉敷市にはソニーサービスステーションは存在しないため、WEBか電話になるが修理受付でWEBってあまりやろうという気にならない。
というわけで以下に連絡した。
この日は土曜日の午前中だったのだが、10分ほど待って電話が繋がった。
ソニーのサポート対応と保証サービスを受けるにあたって必要なものと発送手順
内容を伝えて、それは修理対応になりますということで、早速集荷の手続き。
この際同封して欲しいものとして伝えられたのは、
- 本体
- メーカー保証書
- 購入明細書
正直購入明細書なんて製品のシリアル番号とかでどうとでも確認できるはずなのに、
今どき紙の明細書が必須です
とか言われて、閉口したが持っているし文句を言っても仕方ないので、その通りに対応した。
でも、SONYさんグローバル規模の電子機器メーカーとしては遅れてるんじゃなかろうか。
家電量販店とかで購入したものではなく、ソニーストアで購入した製品すらこの対応っていうのはちょっと、、、
最速での集荷は翌日とのことだったので、こんな感じで用意しておいた。
で、集荷は日通ということでこれまた珍しいなと思ったが、来てみて 納得パソコンポを使った発送だった。
ここは、凄く丁寧な対応だと思う。
集荷そのものも、上記の本体や明細を渡して、あとは集荷に来た人が梱包までやってくれて、控えをもらって終わりだった。
サポートから来た驚きの連絡
ソニーの修理センターには翌日には届いたようで、その3日後くらいに電話連絡があった。
その内容は結構驚いた。
内容を抜粋して紹介すると以下のような内容。
- 確かに水濡れで故障しています
- 内部を分解して確認すると既に腐食が発生しており、通常の修理は不可能です
- ワイド保証に入っているため、リフレッシュ品に無償で交換は可能です
- ただし、この対応を行うとワイド保証のサービスは終了となります
修理不能で新品交換しか対応できないが、この対応を行うと保証サービスが終了するというもの。
まあ、受けるしかない。
というか、自爆による全損で無償交換なんて、さすがワイド保証。
神対応と言える。
だが、保証サービスが終了するというのがあまり聞いたことがないため、いくつか気になることを確認してみた。
メーカー保証1年の扱いはどうなるのか
ワイド保証という有料のオプションサービスが終了するのは納得したとして、このカメラはまだ購入から3ヶ月程度。
つまり、メーカー保証1年はまだ残っている。こちらの扱いが気になったのだが、確認結果は以下のようなものだった。
購入日から1年間はメーカー保証はそのまま残ります
とりあえずこれで一安心。
ワイド保証が終了というのは規約上何処に該当するのか
上記メーカー保証の扱いで、確認後折り返し電話しますと言われたので、この時間を利用してワイド保証の規約を確認した。
保証サービスが途中で終了するというのは、家電量販店の5年保証とかだと購入金額を超える修理を受けた場合などは思い浮かぶ。
だが、ソニーストアのワイド保証はかなり柔軟な保証として有名だったからだ。
で、規約を読んで確認したら、ここかなってと思い聞いてみたらやはりそうだった。
第10条(本サービス提供の早期終了)の2項だ。
第10条(本サービス提供の早期終了)
本サービス提供期間中といえども、次のいずれかに該当する場合、本サービスは自動的に終了します。なお、当社は、本サービスの終了による返金はいたしません。
1. 対象機器が滅失した場合(火災または当社が認める特別な事情による対象機器の滅失の場合は除く)
2. 当社から本件代替機の提供を受けられた場合、またはお客様が本件代替機の提供を希望されず、当社が対象機器を現状のままお客様に返却した場合引用元:長期保証<ワイド>契約約款
オペレーターさん曰く、ワイド保証の場合部品交換で対応可能になる場合、金額がいくらになろうが、何回修理を受けようが、基本的にはワイド保証のサービスとして対応可能なんだそうだ。
ただ、今回の場合
全損で部品修理で対応不可能なので、このような対応となる
という話だった。
まっ、これはもうしょうがない。ここまで壊した僕が悪い。
ちなみに、保証サービスとしても以下のような記載があった。
【水濡れの場合】
※本体内部まで水等が侵入している場合は、修理対応ができない場合があります。
修理料金(8,500円の定額修理機種の場合)
8,500円~+税
修理品が到着するまで
このやり取りをして1週間程度で返送しますとのことだったが、実際は3日程度で届いた。
今回は特殊な対応と言うことで電話連絡が届いたが、通常はWEBから修理状況が照会できる。
ここで必要になるのは、以下の2点。
- 修理受付番号(7桁または11桁)
- 修理申し込み時に登録した連絡先電話番号
受付番号については、電話で対応された場合口頭では伝えられないが、修理品の集荷時にもらえる控えに書いてあるので、それを見れば分かる。
で、到着した修理品。返送も日通のパソコンポだった。
で、届いてビックリ。
リフレッシュ品と言われていたが、箱や同梱品含めてどこからどう見ても新品が届いた。
それでも修理費用は無料だ。
終わりに
今回ソニーストアでRX100M3を購入したのは、クーポンなどが使えることが一番大きく、保証サービスでワイド保証が使える事は最優先ではなかった。
しかし、今回のことを踏まえて決意した。
持ち歩き可能なソニー製品はソニーストアのワイド保証付きで必ず購入しよう
今回は3年ワイドという長期保証を付けており、僕の完全な過失で権利を失ってしまったが、それでも数千円で得られる保証サービスとしては、ものすごくコストパフォーマンスが高い。
全損でも新品交換となる
なんて驚きの対応と言えるレベルだと思う。
特にソニーのコンデジ、一眼レフ、タブレット、ウォークマン辺りを購入する人は、家電量販店と比べたら多少高くなるかもしれない。
だが、ワイド保証が付けられるという意味でソニーストアで購入する価値は、十二分にあると思った。
ちなみに余談だが、交換したRX100M3に取り付けていた、アタッチメントグリップ・液晶保護ガラスなどのアクセサリは、全て取り外した上で発送する必要があるが、幸いなことに再利用が上手く出来て、アクセサリの買い直しも不要となった。
色々あったが、手出しは0円だったことは奇跡としか言いようがない。
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SONYのカメラは、ユーザーが多く、ソニーストア購入による「ワイド保証」が充実しているため、素人の僕でも使いやすいと思います
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