みなさまこんにちは。aruteo(@aruteo)です。
いきなりですが質問です。
みなさまは、写真を撮るのが得意ですか??
「撮るのは好きだけど、得意という程では…。」
「露出補正とかよく分からないし…。」
いやぁもったいない。
今はデジカメが撮り方まで考えてくれる時代なんです!
それではご紹介しましょう、これが「Canon PowerShot N2」です!
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aruteoの「ココが変態!」
さて、みなさまお待ちかね!
通称「ココ変」です。
「ニッチかつ実用的」なポイントを「変態」と定義してピックアップする
一部の読者の間で絶大な人気を誇るコーナーです。
で、今回は特別に2ヶ所をピックアップ↓↓
「絵になるかも」を形にする「クリエイティブショット」
- 写真タイトル:「LIFE!」
美味しい料理、出掛けた先の風景など
「これ、絵になるかも」
それをカメラに丸投げで形にしてくれるのが「クリエイティブショット」です。
シャッターボタンが無い?!
何とこのカメラ、シャッターボタンが無いんです!
じゃあどうやって写真を撮るの??
この2つについては後ほど詳しく説明します!
「Canon PowerShot N2」スペック
項目名 | スペック~ |
---|---|
撮像素子サイズ・タイプ、総画素数 | 1/2.3型高感度CMOS(裏面照射型)、約1,680万画素 |
光学ズーム倍率 | 8倍 |
デジタルズーム倍率 | 約4.0倍 |
プログレッシブファインズーム(ラージ時) | 16倍 |
液晶モニター | 2.8型TFTカラー液晶、180度チルトタイプ、タッチ操作対応 |
Wi-Fi/NFC | 対応(※NFC機能制限あり) |
大きさ(幅・高さ・奥行き) | 80.9×62.0×32.3mm |
質量(バッテリーおよびメモリーカード含む/本体のみ) | 約201g/約180g |
価格 | Amazonにて¥23,257(2016/5/27時点) |
PowerShot N2の外観
左右対称のシンメトリーデザインで、見るからに変態的な雰囲気を醸しだしています。
そして非常にコンパクト。
そうそう、アシスタントはみなさまご存知(のはず)「フル可動QP(キューピー)」です。
こちらは本体の右側面。
「クリエイティブショット」と通常ショットの切り替えスイッチと、Wi-Fi起動用ボタンが並んでいます。
レンズ部分のギザギザしているものがズームリングで、さらにその右にあるのが「シャッターリング」です。
本体の左側面には電源ボタンと再生ボタンがあるだけなので割愛します。
ちなみに液晶ディスプレイは180度可動するので自撮りもバッチリ!
「クリエイティブショット」って何だ??
このカメラの最大の特徴、それが「クリエイティブショット」です。
これは、1ショットで「構図」「色、光」をカメラが自動で変えて、6種類の写真(オリジナル画像を含む)を一度に撮影できるというもの。
超ざっくり言うと
カメラが勝手に良い感じにしてくれるんです!
で、実際撮ったものがこんな感じ。一番最初の写真がオリジナルです。
いかがでしょうか?
良い感じじゃないですか??
フィルターや特殊効果がかかるだけではなく、カメラが勝手に構図を考えてトリミングまでしてくれる場合も。
つまり、あとはWi-Fiでスマホに転送してドヤ顔で投稿するだけ。
ちなみにこの効果はランダムのため、狙って同じものを撮ることはできません。
そして失敗作が生まれてしまうことも。
それでもこの「一期一会」感が楽しくて、夢中でシャッターを切ってしまうんです!
※レトロやナチュラルなど、仕上がりの方向性については4種類の中から選ぶことができます。
- 写真タイトル:「鋼鉄の勇姿」
しかもこの機能、動画撮影にまで対応しています!
新発想「シャッターリング」!
このカメラには先ほど書いたように、シャッターボタンがありません。
その代わりにあるのが「シャッターリング」です!
この部分は周囲のどこから押さえてもシャッターとして機能するため、カメラを自由に構えることができます。
片手での撮影だって余裕。
そしてもちろん半押しでのフォーカス固定にも対応。
さらに、180度可動するチルト液晶を活用することで、他のカメラにはない、独特なアングルで写真を撮ることができるんです。
- 写真タイトル:「空へ伸びる」
PowerShot N2の弱点
こんな面白いカメラですが、実はこのPowerShot N2には致命的とも言える弱点があります。
それは…
一見しただけではカメラの魅力が伝わらない本体色!
色物のカメラであるにも関わらず、本機の色は無骨なツヤ消しブラック。
コンパクトなボディで、色んなアングルで撮影できて(もちろん自撮りも)、クリエイティブショットで思いもよらない写真が撮れる…
その楽しさ、この外観で伝わりますか?Canonさん??
それともう一つ。
本機の名前は、何度も書きますがPowerShot「N2」です。
つまり、この前のモデルが存在するんです。
その名は「PowerShot N」
ホワイトの本体にカラフルなケースが付属(この他3色バリエーション有り)。
凄くポップで、見るからに楽しそうな感じがしますよね?
そして一方のN2のバナーがこれ。
「自由」とか「私らしさ」とか、むしろ無くなった気がするんですが…。
「N2」が発表されたとき、私は「N」の担当者が
何か悪いものでも食べたのか、それとも更迭されたのではないかと本気で心配したんです。
楽しそうな雰囲気が消え失せたんですもん!
店頭で見かけても非常に地味で、存在を知らない人たち(特にターゲットになり得る女性層)がこれを手に取るか甚だ疑問に思います。
変態なものを売りたいなら、ちゃんと私aruteoに相談するように(?!)
バッテリー容量が少なめ
クリエイティブショットが楽しいので、ガンガン写真を撮ってしまいがちですが、連続で撮れるのは200枚程度(カタログスペック上)。
バッテリーを大きくすると本体の大きさにも影響するので仕方ないところですが、少し残念ではあります。
PowerShot N2まとめ
良いところ
- 「絵になるかも」をスキル無しで形にするクリエイティブショット
- シャッターリングとチルト液晶で構え方が自由自在
- 本体がコンパクト
悪いところ
- 一見しただけではカメラの魅力が伝わらない本体色
- バッテリー容量が少なめ
終わりに
いかがだったでしょうか。
本体色についてはガッツリ批判しましたが、それでもこのPowerShot N2は非常に楽しいカメラです。
撮りたいものが見つかったら、とりあえずカメラに任せて躊躇なくシャッターを切れるのは大きな強みです。
また、たまたま良い写真が撮れたら
「こんな写真を狙って撮るにはどうすれば良い?」
と、写真に詳しい人に相談することで、自分のスキルを磨くきっかけにもなるんです!
みなさまも、思いもよらない一枚との出会いを楽しんでください!
オマケ:PowerShot N2フォトギャラリー
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- 「雨の後で」
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- 「綿毛」
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