みなさまこんにちは。aruteo(@aruteo)です。
桜が咲いたと思ったら、もう葉桜に変わり始めました。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
かく言う私は
「可愛い彼女と一緒にお花見に行く」
という細やかな野望が2017年以降に持ち越しとなり、敗戦ムード真っ盛りです(涙)
そんな今日この頃ですが、訳あって、地元のカヌー大会に参加することに。
とはいえ、私は生粋のインドア派。
何のエサも無しにスポーツなどやりません。
そんな自分を鼓舞するために
「新機材の運用テスト」
と銘打って入手した低価格アクションカム(ウェアラブルカメラ)「Campark 4K」をレビューします!
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アクションカムとは
そもそも「アクションカム」とは何か。
ご存知の方も多いとは思いますが、いわゆる装着型の「ウェアラブルカメラ」とも呼ばれるジャンルの製品です。
その多くは防水機能や広角レンズを有し、スポーツやサイクリングなどのアウトドア活動において、臨場感のある動画/静止画を撮影することを目的としています。
ちなみにこのジャンルには、草分け的存在である「GoPro」というブランドがありますが、このシリーズの製品は比較的高価です。
例えば、今回ご紹介するCampark 4Kの、デザイン的なコピー元とも言える「GoPro HERO4」というモデルでは、4万円を超える価格設定。
普段からスポーツをするわけでもない私が、そんな高価な機材を買っても宝の持ち腐れ。
今回ご紹介するCampark 4Kは非常に高いコストパフォーマンスを誇る、GoProシリーズの類似品です。
ディスプレイがタッチ操作非対応など、確かに「本家」には及ばない部分もありますが、価格設定は約1万円!
そして、もちろんメイド・イン・チャイナ(笑)
Campark 4Kスペック
項目名 | スペック~ |
---|---|
チップセット | Sunplus SPCA6350 |
画像センサ | OV46891/3インチCMOS |
ディスプレイ | 2インチLTPS LCD |
サブディスプレイ | 0.95インチ OLEDステータスカラー画面 |
画面の解像度 | 960×240ピクセル |
写真フォーマット | JPEG |
映像フォーマット | MOV |
ビデオ符号化 | H2.64 |
写真の解像度 | 12MP , 8MP , 5MP , 4MP |
ビデオ解像度 | 4K(15fps) , 2.7K(24fps) , 1080p(60fps) , 1080p(30fps) |
防水性能 | 30メートル(防水ケース付き) |
レンズ視野角 | 170度 |
ビデオ出力方式 | PAL , NTSC |
バッテリー仕様 | 1050mAhの充電式リチウムイオンバッテリー |
連続稼働時間 | 約75分 ※4K(15fps)/1080p(60fps)の場合 |
ACアダプター仕様 | DC5V |
USBインタフェース | USB 2.0 |
ポート | マイクロUSB , マイクロSDカードスロット , マイクロHDMI |
寸法 | 59mm X 41mm X 21mm |
重量 | 61g(バッテリー含む) |
ネットワーク機能 | 無線LAN対応(専用アプリでスマホからの遠隔操作が可能) |
特筆すべきは後述の、1080p(60fps)での撮影が可能なことでしょうか。
Campark 4Kの良い点
低価格
先述の通り、Campark 4Kはこのジャンルの製品としては低価格で、¥10,800(Amazonにて、2016年4月8日時点)となっています。
「『安かろう悪かろう』じゃないの?」
そう思われたそこの貴方!
この製品、結構凄いことになってるんです…!
専用キャリングケースと大量のアタッチメントが同梱
Campark 4Kは、専用のキャリングケースに帯状のラベルが巻かれた状態で届きます。
誇らしげに書かれた「Made in China」が不安を掻き立てるのは気のせいです。
そして複雑な思いを胸に(大げさ)キャリングケースを開くと…
中には本体と大量のアタッチメントが。
数が多いので個々の紹介は割愛しますが、三脚用の雲台、クリップやヘルメット用のアダプターなど、種類は多岐に渡ります。
予備バッテリーが付属
大量のアタッチメントに紛れて四角い物体があるな…と思ったら予備バッテリーでした。
これには流石にビックリ(笑)
まさに大盤振る舞い。
防水ケースが付属
「アクションカムなんだから当たり前だろう」
と思われるかもしれませんが、安い製品の場合、防水ケースなどのオプションは別売の場合があるようです。
しかしCampark 4Kは大丈夫。
安心して下さい、全部入ってますよ。
そうそう、最初は開け方が分からずに悪戦苦闘したのですが、いわゆる「タッパー」のような構造になっています。
かなりガッチリ閉まるので、水没してもきっと大丈夫のはずです。スペック上は。
サブディスプレイを搭載
大量の付属品だけでもかなりのお買い得感ですが、本機の前面には、サブディスプレイが搭載されています。
バッテリー残量や、本体がどのモードで動いているかが一目瞭然。素晴らしい。
無線LAN対応(専用アプリでスマホからの遠隔操作が可能)
正直「オマケ」だろうと思ってましたが、予想外に実用レベルで動作します。
若干のタイムラグはあるものの、一刻を争う場面でない限り問題ないでしょう。
1080p(60fps)撮影対応
そしてお待たせしました、Campark 4Kの真骨頂!
1080p(60fps)での撮影に対応しています。
ちなみに「fps」というのは「1秒間の映像のコマ数」の単位。
コマ数が多ければ、それだけ映像が滑らかになります。
パラパラ漫画をイメージして頂ければ分かりやすいでしょうか。
つまり「60fps」とは「1秒間のコマ数が60」であるという意味です。
低価格のアクションカムではフレームレートが30fpsのものが多々あります。
それらと比較すると、映像の滑らかさは2倍。
ここは非常にありがたい仕様です。
Campark 4Kの悪い点
正直なところ、開封時点ではそれほど大きな問題点は見受けられなかったのですが、気になった点を1つご紹介。
micro SDカードを取り出し易くする機構が無い
micro SDカードを使用する機器の多くは、一度押し込むことで、カードを手前に突出させる機構がありますが、本機にはそれがありません。
カードの挿入口の縁に小さな切り欠きがありますが、取り出すにはピンセットが必要になりそうです。
テープでカードにツマミを作っておく等の自主対策をオススメします。
私は突っ込んだ後で気付きましたが。
まとめ
良い点
- 低価格
- 専用キャリングケースと大量のアタッチメントが同梱
- 予備バッテリーが付属
- 防水ケースが付属
- サブディスプレイを搭載
- 無線LAN対応(専用アプリでスマホからの遠隔操作が可能)
- 1080p(60fps)撮影対応
悪い点
- micro SDカードを取り出し易くする機構が無い
終わりに
いかがだったでしょうか。
Campark 4Kは、低価格で必要なものが一通り揃ったお買い得なアクションカムです。
サブディスプレイの搭載や1080p(60fps)での撮影対応など、痒いところに手が届く仕様なのも嬉しいところ。
プロ用途には物足りないかもしれませんが、ライトユーザー、入門向けにはピッタリではないでしょうか。
とはいえ、それは「きちんと動作すれば」の話。
果たしてこんな安いアクションカムが実用に足るのでしょうか?
撮影レビューに乞うご期待!
後編の実戦投入レビューです。
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