PCスピーカー使ってますか?
多くの方は「使ってない」と答えるのではないかと思う。
デスクトップPCが主流だった時代には、好みのスピーカーを使う人は多かったし僕もそうだったのだが、ノートPCが主流になり使わなくなった。
理由としては、
- ケーブルを沢山繋ぐと取り回しが悪くなる
- スマホで音楽を聴くから要らない
- そんなに音質にこだわってない
あたりが多いだろう。
特にノートPCでの取り回しの面倒くささはかなり大きく、
- ACアダプタ
- ステレオミニプラグ
この2本を繋ぐのは面倒だった。
また、近年はBluetoothスピーカーも増え、ワイヤレス再生も増えて来たのだが、価格的にはちょっと高い。
そんな中、1,780円と安価かつ、給電がUSB経由(=PCから給電出来る)というスピーカーがサンワサプライ社から発売されている。
今回レビュー依頼をいただいたので、紹介しようと思う。
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サンワダイレクト PCスピーカー「400-SP067」の概要
サンワダイレクト PCスピーカー400-SP067レビューは、僕が住む岡山県が本社のサンワサプライ社が直販限定で販売するスピーカー。
スペック的な特徴としては、以下のような感じとなっている。
- コンパクトなUSB電源スピーカー
- 4W(2W+2W)とパワフルで迫力のある音声再生
- 音を聴きやすい、上向き設計
- ヘッドホン対応(イヤフォンジャックあり)
また、値段は1,780円と非常に安価で気軽に購入できる。
ハッキリ言ってスピーカーはピンキリであり、基本的には高いモノほど高音質になる。
値段的に見てもものすごく高音質なものを求めている人には向いていない。
PCやスマホのスピーカーから再生する音声を『少し高音質』にしたい
という用途に向いている。
USB電源のスピーカーは何が便利なのか?
このスピーカーの特徴は、音質よりもUSB電源で動作することにあると思う。
これの何が便利なのかと思う方もいると思うが、USB電源でない場合『ACアダプタ』経由での給電となる。
つまり、コンセントに繋ぐ必要があるわけで、ノートPCとかだとPCを動かすときには、いちいち外す必要がある。
これがUSB給電だとPCのUSB端子から給電するため、PCとスピーカーが一体化するため動かしやすいというメリットがある。
まあ、あくまでも自宅やオフィス内での移動程度の話だが。
また、USB電源だともう1つメリットがある。
モバイルバッテリーを使ってコンセントがない場所でも再生できる
ということだ。
スマホのイヤフォンジャックからスピーカーに音声を出力し、スピーカーの電源はモバイルバッテリーから確保。
そんなの今どきBluetoothスピーカー使うから要らないという人もいるとは思うが、例えばキャンプみたいな環境で、たまにしか使わない用途ならとにかく安価に済ませたいって人は多いだろう。
そういう用途に向いているスピーカーだ。
開封レポートと設置後のイメージ
簡単に開封レポートを。
これがパッケージ。
開けるとスピーカー本体だけが登場する。
プラグ類は2つ。
- 給電用のUSB端子
- 音声入力用のステレオミニプラグ
これだけだ。
これがスピーカー本体。
至って普通のブラックで、片方には電源スイッチをかねたボリュームコントロールとイヤフォンジャックがある。
早速、現在使用しているMacBook Proに設置してみた。
といっても僕の環境はちょっと特殊で、外部モニターがメインでキーボードなどを接続したデスクトップPCスタイル。
なので、スレレオミニプラグを接続し
USB端子を接続したが、
ノートPCらしい見栄えではないw
ただ、やはりUSB給電というのは便利で、ACアダプタを塞がないし取り回しが楽というのが何よりも大きなメリットだ。
気になる音質は?
スピーカーということでどうしても音質が気になると思う。
これはかなり主観が入るので、参考程度として欲しいが、僕が使っているPCは前述の通りMacBook Pro(2013 Late)。
スペック的にはステレオスピーカーとなる。
なので、iPhoneやiPadからスピーカー再生した音よりは遙かにいい音だし、同じMacでもMacBook Airなんかと比べたら音質は高い。
だが、たかが1,780円でも専用機のパワーは伊達ではなく、ノートPCの内臓スピーカーに比べたら遙かに高音質だったことは間違いない。
もちろん、もっといいスピーカーはあるが、値段以上の差はあると感じた。
終わりに
僕もそうだが、スマホの普及で音楽は昔より気軽に聴けるようになった。
だが、その分機材にこだわる人の割合が相対的に減っていて、例えばイヤフォンなんかを見ると、iPhoneに付属の『白いEarPods』を使っている人の多さに驚く。
新たな機器を導入しなくてもそれなりに聴けるようになったということなんだと思う。
それはそれで悪い事ではないと思う。
ただ、『敢えて』専用機を使うメリットも当然あるわけで、そんなメリットを少し思い出したスピーカーだった。
安価なので1度試してみると、音楽にしても動画にしても今までとはちょっと違った雰囲気になるかもしれない。