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約束だからの深イイ話。わーすた「完全なるライブハウスツアー2016 ~猫耳捨てて走り出すに゛ゃー~」東京昼公演レポート

客席が揺れる通称「わーすたトレイン」

わーすた「完全なるライブハウスツアー2016 ~猫耳捨てて走り出すに゛ゃー~」のファイナル東京公演に行ってきました。

このツアーとしては、

に続けて3回目で当初参加するつもりはなかったんですが、「わーすたの1stツアーは最後まで見届けたい!」と思い、家庭的にも仕事的にもかなり無理矢理調整して足を運びました。

ファイナルなんでその場にいたという特別感含め、楽しかったのはある意味『当たり前』なんですが、

驚いたし
感動したし
楽しかったし

行って良かったと思いました。

ファイナル東京公演は、昼公演・夜公演の2部制でした。
この記事では昼公演(1部)の内容をレポートします。

記事内で使用している画像は、所属事務所・レーベルから掲載および撮影許可を得ているものです。

この記事の掲載内容は、2020年12月30日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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わーすた「完全なるライブハウスツアー2016 ~猫耳捨てて走り出すに゛ゃー~」ファイナル東京昼公演の概要

会場はTSUTAYA O-WEST
会場はTSUTAYA O-WEST
日時 2016年12月11日 15:00~16:15
都道府県 東京都
場所 TSUTAYA O-WEST
会場キャパシティ 600人
座席形式 オールスタンティング
チケット代 4,500円
専用エリア 女性専用エリアあり

2016年10月22日から始まったツアーもついに最終日。

わーすたメンバーの出身地を巡る『凱旋ツアー』が11月12日で終了し、ちょうど1ヶ月のブランクを経て開催された、ファイナル東京公演でした。

当初予定されていた夜公演のチケットがあっさりSOLD OUTとなったため、追加公演という位置付けで開催されたのが昼公演(1部)です。

本当のファイナルである夜公演(2部)については別記事で紹介しますが、様々なサプライズ発表が行われたため、ツアーとしての実質的ファイナルという位置付けになりました。

セットリスト

地方ツアーを振り返るオープニングムービー
地方ツアーを振り返るオープニングムービー
ファイナル感ありました
オープニングムービーありでファイナル感ありました
セットリスト

    〜オープニングムービー〜

  1. Overture
  2. 完全なるアイドル
  3. ワンダフル・ワールド
  4. らんらん時代
  5. Zili Zili Love
  6. グーチョキパンツの正義さん
  7. 〜MC〜

  8. NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2
  9. 好きな人とかいますか(廣川奈々聖・三品瑠香)
  10. にこにこハンブンコ(坂元葉月・松田美里・小玉梨々華)
  11. 〜MC〜

  12. 恋してYES~これが私のアイドル道!(★)
  13. ぱわわわわん!!!パワーパフガールズ
  14. ちいさな ちいさな
  15. 〜MC〜

  16. いぬねこ。青春真っ盛り
  17. うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ
  18. 〜アンコール〜

  19. 約束だから

※「★」はストリート生(スト生)の曲
※開始前の案内(影アナ)は三品瑠香

広島・福岡・札幌・名古屋・神戸の地方5公演は、凱旋メンバー思い入れのストリート生(スト生)楽曲と夢を語るMCが目玉企画だったんですが、東京では何が変わるのかが注目ポイントでした。

結論から言えば、

  • 地方ツアーを振り返るオープニングムービー
  • 会場によって披露しないこともあった、「らんらん時代」・「Zili Zili Love」・「ぱわわわわん!!!パワーパフガールズ」を全て披露
  • スト生曲として「恋してYES~これが私のアイドル道!」を披露
  • アンコールは「約束だから」で終了。同じ曲を2回歌わない

というのが大きな違いでした。

つまり、

  • スイカ割り
  • いまはむかし

の2曲以外で、2016年12月時点のわーすたオリジナル曲は全て披露したという感じで、豪華なセットリストでした。

女性専用エリア

女性専用エリアはステージに向かって左側
女性専用エリアはステージに向かって左側

わーすたのライブでは定番とも言える女性専用エリアは今回も設置されていました。

地方公演では結構広かったと思うんですが、東京ではステージに向かって左側前方の一部という感じで、会場が広いこともあってか少し狭く見えました。

東京公演と言うことで地方公演よりも女性客は多く、さらに言えば現役アイドルと思われるような人も見かけました。

詳しくは後述しますが、僕は今回2階席で見ていて、そこにも女性客はいたんですが、大体の女性客はここに入っていたようです。

わーすたのパフォーマンス

気合いの入ったパフォーマンスでした
気合いの入ったパフォーマンスでした

ツアーってステージにあがる人にとって、負担は大きいと思います。

そんな中でも連続性の中でステージを作り上げていくみたいな感覚が、ツアーの醍醐味だと思うんですが、前回のライブから約1ヶ月のブランクを経ています。つまり、気持ち的には1度リセットされていたはずで、メンバーも新鮮な気持ちでステージに立っていた気がします。

そういう意味でやはりファイナル東京公演は、地方公演とはちょっと違いました。

この日の会場であるShibuya O-WESTは、凱旋ツアーで使っていたライブハウスと比べたら倍くらい大きく、特にステージが広かったです。

そんな違いもあってか、最初はちょっと持てあましてる感もありましたが、尻上がりに調子を上げていった感じがしました。

個人的には気になってた、廣川奈々聖さんの喉の調子はかなり戻っていたと思います。

穴場だった「2階席」

2階席からの景色は普段とちょっと違う
2階席からの景色は普段とちょっと違う

ここからは僕個人の感想やライブ中の出来事が中心です。

昼公演の整理番号は284番とあまりよい番号ではありませんでした。

なので、会場にものんびり向かって(実は桃色革命を見に行ってました)、ついたのは開演15分前くらいだったんですが、会場に入ると既に1階席はほぼ満員状態

これやばくね?

なんて話を一緒に入った人としていて、ふと後方を見ると、

2階席も入れます

という貼り紙。

2階席は関係者席だと思っていたので、ほんとに行っていいのかなと思いつつ向かうと、わりと空いてました。

この日の2階席は、ステージに向かって左半分が一般席、残りが機材と関係者席となっていました。
※ニコ生の中継も入っていました

結果的に2階席は昼公演では穴場でした。
荷物も置いて、のんびり見ることができてこれはこれで楽しかったです。

ちなみに2階席のことには気づいていない人が多く、夜公演ではかなりの人が詰めかけて、入場規制となっていたそうです。

見えてはいけないもの(?)が見えた2階席

新鮮だった角度
新鮮だった角度

オールスタンディングのライブを2階席から見るっていうのは、なかなか珍しいです。

そもそも2階席があるライブハウスなんてそんなにないですから。

僕は過去に1度しか経験ありません(確か大阪のなんばHatch)。
なので、1階席にいたらほぼ見えないというか、気づかないモノが見えちゃいました。

ある意味気づいてはいけないものも含めw

幻の「スイカ割り」

とりあえず最初目に付いたのは、

ステージ上においてある、全員分のツアータオル

です。
凱旋ツアーでグッズとしてタオルを販売しながら、タオルを回す振り付けがある「スイカ割り」を披露しないという謎。

「これはスイカ割りがくるぞ!!」

なんて言ってたんですが、結果としては披露されず、ほんとにただのタオルでしたw

やはりスイカ割りは夏曲という位置付けなんでしょうね。

「待機中」のエクスカリにゃん

このツアーの定番イベントといえば、「うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ(うるチョコ)」における、エクスカリにゃん(歌詞に登場)の客席投げ入れなんですが、今回も用意されていました。

というのが、開演後にステージが明るくなってすぐわかったというw

待機中のエクスカリにゃん
待機中のエクスカリにゃん

こんな感じで、黒い幕で隠して最初からステージ上に配置されていて、

発見!
発見!

うるチョコの時には、幕をパッと取り、

ドリャー
ドリャー

客席に放り投げる!
※地方公演は凱旋メンバーでしたが、東京公演では原曲通り三品瑠香さんでした

ちなみにエクスカリにゃんそのものも、オリジナル(?)といえるピコピコハンマーでした。

まあ、ライブ中に置けない以上、最初から用意されてるのは分かってましたが、ちょっと裏側をのぞき見た感覚でしたw

ついに撮った!「ちいさなちいさな」の地獄絵図

僕がわーすたで1番好きな曲は「ちいさな ちいさな」という曲です。

この曲は振り付けも特徴的で、一番が電車ごっこみたいな振り付けなんですが、これ毎回客席でファン(わーしっぷ)もやってます。

勝手にわーすたトレインとか言ってますけど、客観的にみれば『地獄絵図』ですが、これ本当に最高に楽しいんです。

僕も普段はやってるんですが、この日は2階席。

あの様子を見てみたいし、写真撮りたい!

と思って、電車ごっこしたい衝動を抑えつつ、写真を撮りました。それがこれです。

客席が揺れるわーすたトレイン
客席が揺れるわーすたトレイン
わーすたが手を繋げば
わーすたが手を繋げば
客席と一体になる瞬間
みんな手を繋いで客席と一体になる瞬間

いや〜凄かったですねw
でもこういうのが僕は大好きです。

これは夜公演の話ですが、客席がちょっと荒れてました。だけどこの曲の時は、みんな電車ごっこして手をつなぐわけです。

『音楽って凄い』って思いましたよね。

流石のはーちん

2階席は自由でしたw
2階席は自由でしたw

2階席に観客がいる

というライブはわーすたのライブでは珍しいと思います。

2016年9月のわーすた定期ライブ「わーすたランド わ-3」の会場O-EASTでは2階席がありましたが、この時は関係者のみでした。

なので、メンバーも目線を送るとかあんまり慣れてなかった感じなんですが、唯一最初からかなり気をつかってくれてたメンバーがいます。

はーちんこと坂元葉月さん

流石だなぁと思いましたね。
まあ、2階席は結構自己主張の激しいファンが多く、MCやライブ最後の全員撮影で、

2階は〜?

とかって結構いうものだから(僕も含め)、「はいはい」みたいな感じで捌きつつ、それでもしっかり配慮してくれる優しさを感じましたw

遂に聴けた「恋してYES~これが私のアイドル道!」

※上記動画は昔の映像です

昼公演における個人的な最大トピックは、

「恋してYES~これが私のアイドル道!」を初めて生で聴けたこと

です。

この曲はストリート生(スト生)の定番自己紹介ソングです。

ツアーとして見た場合、地方公演で凱旋メンバーが披露していた、「思い入れのスト生曲の変わり」という位置付けだったんだと思います。

初期からわーすたを見ている方にとっては何を今更という話と思いますが、僕は2016年9月が初ライブなのでライブで聴くのは初めてでした。

楽しかったですねぇ。
曲振りの時に、

「最近はあまり歌わない曲」

みたいなことを言ってましたし、多分今後スト生曲の割合はどんどん減ると思うんですが、そういう意味でレアな曲が聴けて嬉しかったです。

「約束だから」の曲順がよく考えられている

「約束だから」を披露した時の衣装 ※写真は神戸公演
「約束だから」を披露した時の衣装
※写真は神戸公演

最後に細かすぎる話を、、、w

このライブはツアーでした。

ツアーというのは基本的に、

  • 同じ衣装
  • 同じセットや映像
  • 同じセットリスト(楽曲)

を使ってライブを行います。なので、ツアー中に新曲発売とかがない限り、セットリストが変わる事はあまりありません。

なのですが、このツアーでコロコロと順番が変わった曲があります。ツアーで初披露された「約束だから」という曲です。

最初はアンコール後の披露でした。
ところが途中(札幌)から、凱旋メンバーのMC後に変わりました。で、東京ではまたアンコール後に戻りました。

予定通りだったのかアドリブだったのかは分かりませんが、凱旋メンバーのMCテーマの1つが「いつかライブで使いたい大きな会場を発表」に変わったからなんじゃないかと思ってます。

メンバー 夢の会場
松田美里 マツダスタジアム
廣川奈々聖 ヤフードーム
小玉梨々華 札幌ドーム
三品瑠香 Zepp Nagoya
坂元葉月 ワールド記念ホール

という感じでしたが、

  • 実現して欲しいという「約束」
  • 実現したらその場に来て欲しいという「約束」

その2つの意味があったのかなぁ、だからこの曲を披露する順番はコロコロ変わったのかなぁ。

東京で最後に戻ったのは、

また来てねという「約束」

なのかなぁ、とか、、、

そんな妄想してましたが、終演後に飲んでた人が同じような事を言っていて、そう思った人多かったんだなって思いました。で、結論として、

最初はそうでもなかったけど、「約束だから」はこのツアーを象徴する曲で最幸だったな!!

となりました。

事実はどうあれ、演出的にも上手いなと思いましたし、スタッフからの愛情みたいなのを感じるセットリストでした。

終演後の出来事

上空から見る照明はかっこよかった
上空から見る照明はかっこよかった

この日はわーすたライブの定番と言える、

  • 個別撮影会
  • 握手会

などの特典会(接触系イベント)は無しでした。
理由は会場のキャパ的理由と、2部制になったことだと思います。

この為、1部と2部の間で2時間ほど空き時間がありました。

その間沢山のわーしっぷさんとお話したりしたんですが、折角だからとグッズを2つ買いました。

1つはこの日から先行予約を開始した、ツアーの内容を収録したBlu-ray。

もう1つは、2016年12月から、

毎月異なるイラストレーターがわーすた描く

というコンセプトで作成された「わ暦色紙」です。

種村有菜さんデザインの色紙
種村有菜さんデザインの色紙

ちなみに第1弾は漫画家の種村有菜さんで、この日に先行販売されました。

1枚600円で、色紙1枚と生写真2枚という構成なんですが、この手のコレクターアイテム収集から足を洗った僕は(かつては死ぬほど集めたので、その反省により引退w)、システム理解してませんでした。

1つ買ったら色紙は全員分あると思ってたんですね。で、出てきたのはなっちゅんが1枚だけ。

まあいっかと思っていたら、おまいつ(わーすた現場常連)の方に、

「チーさん、これあげますよ〜。またブログネタに使ってください」

と色紙を全員分渡される僕。

感謝感謝です。
僕は全通(全ての現場に行く)とか到底できませんし、細かい文化なんて分かりませんし、今後の変化にもついていけません。

わーすたの現場に行くたびに、色んな人が声をかけてくれたり、知らないことを教えてくれたりするお陰で、ブログが続けられています。

わーすたのイラストシリーズの記事は、もう少したまってきた頃にまとめて紹介しようと思います。

ついでのようで恐縮ですが、本当にありがとうございました。

終わりに

集合写真撮影中。2階席からの自己主張が激しかった(僕も)
集合写真撮影中。2階席からの自己主張が激しかった(僕も)

実は昼公演はチケットを持っていたものの、スルーしてもいいかなと思っていました。

個人的には3ヶ月程の間で5回のライブ
近年では断トツに回数が多いですし、自分で消費を早めてしまっている(=飽きるのを早めてしまう)感じも少しあったんです。

さらに、夜公演では何らかの発表が行われると思っていましたし、実際そうでした。

昼公演の位置付けは自然と軽くなっていました。

ですが、行って良かったです。

昼公演でしか披露されなかった曲がかなりあったことと、昼公演とはいえツアー最終日の東京公演にも関わらず現場が荒れていなかったって言うのが、凄く良かったんです。

ライブ会場全体の雰囲気として最幸でした。

こうしていい気分でライブを終えて、本当のファイナルとなる夜公演(2部)に向かいました。

ファイナル夜公演のレポート

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【地方ファイナル】2016年11月12日神戸公演(Kobe SLOPE)

東京昼公演(1部)の動画

わーすたのまとめページ

2016年3月から、100以上書いた記事を整理したページです。

今でも応援していますが、家庭の事情などもあり、わりと頻繁に足を運べた2018年頃までの出来事が中心となります

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