2015年3月から活動を開始したわーすたは、活動開始当初はオリジナル曲も少なく、他のアイドルとの合同イベント(対バン)や、iDOL Streetの先輩アイドルのライブ・イベントにゲスト出演する形式が中心でした。
そんなわーすたが、本格的に単独ライブの形を構築しパフォーマンスを磨いたのが東京秋葉原にあるアイドル専用劇場「AKIBAカルチャーズ劇場」における、定期公演です。
わーすたメンバーは、ストリート生(スト生)時代から何度かこの会場でライブを行っていますが、2015年7月20日(月)~8月28日(金)にかけて開催された「デビュー直前アイドル5組新人公演2015~真夏のシンデレラたち~」の参加は大きな転機になりました。
この公演はわーすたを含む5つの新人アイドルグループが、10月以降の定期公演の開催権をかけて競いあったのですが、わーすたは圧倒的な人気を誇っていたそうです。
当時を知る人曰く「出来レース」と言われるくらいだったそうですが、1位を獲得し、その結果実現したのが2015年10月〜12月にかけて行われた、初の定期公演「ワンダフル・ワールド」です。
この記事では、AKIBAカルチャーズ劇場で開催された、わーすた初の定期公演「ワンダフル・ワールド」に関して、
- 公演概要
- セットリスト
- ファン(わーしっぷ)が撮影した公演動画
- ライブ当日のメンバーブログ
を振り返られるようにまとめました。
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わーすた初定期公演「ワンダフル・ワールド」の概要
期間 | 2015年10月5日~12月21日 ※全7公演。隔週で開催 |
公演時間 | 約60分 ※物販などは除く |
都道府県 | 東京都 |
場所 | AKIBAカルチャーズ劇場 |
会場キャパシティ | 298人 |
座席形式 | 座り220人・立ち78人 |
チケット代 | 2500円+1Drink(500円) |
専用エリア | なし |
定期公演「ワンダフル・ワールド」は、2015年7月20日(月)~8月28日(金)にかけて開催された「デビュー直前アイドル5組新人公演2015~真夏のシンデレラたち~」で1位をとり、実現した初の定期公演です。
定期公演と言えば基本的には同じセットリスト・衣装で行われる事が多く、実際新人公演はそういうものだったそうです。
ですが、わーすた初定期公演「ワンダフル・ワールド」は、
- 公演タイトルにもなった新曲「ワンダフル・ワールド」初披露
- セットリストを毎回変える
- 季節感のある衣装
- メンバープロデュース公演と称し、セットリスト・衣装をメンバー考案で作る公演あり
- 初の「音源」となるミュージックカードをグッズとして販売
- PlugAir(プラグエア)など「高額グッズ」も登場
といった辺りが、大きな特徴でした。
具体的な開催日としては以下となっており、隔週で全7回の公演です。
No. | 日付 | 備考 |
---|---|---|
vol.1 | 2015年10月5日 | 「ワンダフル・ワールド」初披露 |
vol.2 | 2015年10月19日 | |
vol.3 | 2015年11月2日 | |
vol.4 | 2015年11月16日 | メンバープロデュース公演 |
vol.5 | 2015年11月30日 | |
vol.6 | 2015年12月7日 | メンバープロデュース公演 |
vol.7 | 2015年12月21日 | クリスマススペシャル メンバーソロメドレー |
僕は2016年に入ってからのわーすたファンですが、活動を開始した2015年からのファンはこの期間に増えた印象が強く、ファン(ヲタク)も一番思い入れが強い公演といえます。
最終公演では、翌年2016年2月28日に「初ワンマンライブ」を行う事が発表され、まさに2016年以降の活動に続く礎となった公演だと思います。
ワンダフル・ワールド vol.1(2015年10月5日)
待望とも言える定期公演の第1回です。
- 公演タイトルでもある新曲「ワンダフル・ワールド」初披露
- 坂元葉月さんの生誕祭
- 小玉梨々華さんの生誕祭
など華やかな話題がたくさんありました。
なのですが、アクシデントもありました。
松田美里さんは足を捻挫で負傷して、パフォーマンスの一部を制限(椅子に座ってのパフォーマンス)してステージに立っていました。
色んな意味で印象に残る公演です。
- Doki Doki♡today
- キミ恋てれぱしー(★)
- Peace!Smile Girl(★)
- キス kiss スキっ!(★)
- キラキラ☆ホリデー(★)
- らんらん・時代
- ちいさな ちいさな
- Zili Zili Love
- いぬねこ。青春真っ盛り
- ワンダフル・ワールド
~MC~
~MC~
~MC~
※「★」はストリート生(スト生)の曲
わーすたメンバーのブログ記事
当日の動画
ワンダフル・ワールド vol.2(2015年10月19日)
定期公演「ワンダフル・ワールド」の第2回です。
この当時のオリジナル曲は、
- Doki Doki♡today
- らんらん・時代
- ちいさな ちいさな
- いぬねこ。青春真っ盛り
- Zili Zili Love
- ワンダフル・ワールド
の6曲しかなく、これでは1時間程度の公演を埋められないため、わーすたメンバーがかつて所属していたiDOL Streetの研修生制度「ストリート生」(スト生)の楽曲を多用しています。
オリジナル曲がほぼ固定になるため、スト生曲でバリエーションを出していたようです。スト生の曲も歌う曲は大体絞られていますが、同じ曲を2公演続けて歌わないというのがセットリスト上のこだわりだったように感じます。
セットリスト
- Zili Zili Love
- Doki Doki♡today
- Peace!Smile Girl(★)
- YOU & IDOL(★)
- 僕だけのサンシャイン(★)
- 黄昏バイシクル(★)
- らんらん・時代
- ワンダフル・ワールド
- いぬねこ。青春真っ盛り
- ちいさな ちいさな
~MC~
~MC~
※「★」はストリート生(スト生)の曲
わーすたメンバーのブログ記事
ワンダフル・ワールド vol.3(2015年11月2日)
第3回の定期公演です。
3回目を迎えある程度こなれてきた印象の強い公演です。
セットリスト
- らんらん・時代
- Doki Doki♡today
- Zili Zili Love
- ちいさな ちいさな
- きっと For You!(★)
- 黄昏バイシクル(★)
- PAPAPAパステルカラー(★)
- キラキラ☆ホリデー(★)
- ワンダフル・ワールド
- いぬねこ。青春真っ盛り
~MC~
※「★」はストリート生(スト生)の曲
わーすたメンバーのブログ記事
当日の動画
ワンダフル・ワールド vol.4(2015年11月16日)
3回の定期公演を終えこなれて来た頃に、ガラッと雰囲気を変えた公演となりました。
この公演はメンバープロデュース公演と位置付けられ、
- セットリスト
- 衣装
を全部メンバーだけで考えたオリジナル公演でした。
衣装についてはあまり見覚えのない衣装だったんですが、メンバーカラーと敢えて同じにしていない事から、後日写真で見ても新鮮に感じます。
また、一番重要なセットリストに関して、メンバー曰く
会場の雰囲気を一曲一曲ガラッと変えたいっていうのと、スト生曲とわーすた曲を上手くシャッフルしたのがポイント
というような話しでした。特に、
- 1曲目の「あこがれストリート」
- HKT48のカバー「メロンジュース」
この2曲には、メンバーのこだわりが色濃く出ているように感じます。
セットリスト
- あこがれストリート(★)
- Doki Doki♡today
- 青春ジェットコースタ→(★)
- らんらん・時代
- メロンジュース/HKT48
- 僕だけのサンシャイン(★)
- ちいさな ちいさな
- Zili Zili Love
- いぬねこ。青春真っ盛り
- ワンダフル・ワールド
~MC~
※「★」はストリート生(スト生)の曲
わーすたメンバーのブログ記事
ワンダフル・ワールド vol.5(2015年11月30日)
定期公演もいよいよ残り1ヶ月となった、第5回です。
第4回から登場した、他アイドルのカバーが今回も登場し私立恵比寿中学の「仮契約のシンデレラ」が披露されました。
セットリスト
- ワンダフル・ワールド
- MY ファイティン(★)
- アイ♡ウォンチュー(★)
- 僕だけのサンシャイン(★)
- 仮契約のシンデレラ/私立恵比寿中学
- ちいさな ちいさな
- Zili Zili Love
- らんらん・時代
- Doki Doki♡today
- いぬねこ。青春真っ盛り
~MC~
~MC~
~MC~
~MC~
※「★」はストリート生(スト生)の曲
わーすたメンバーのブログ記事
当日の動画
ワンダフル・ワールド vol.6(2015年12月7日)
2回目となるメンバープロデュース公演です。
今回は衣装含めて普段あまり見ない雰囲気でしたが、それはカバー曲がBABYMETALの「ギミチョコ!!」だった事からその世界観にあわせたものと分かります。
セットリスト
- キミ恋てれぱしー(★)
- ワンダフル・ワールド
- Zili Zili Love
- キス kiss スキっ!(★)
- らんらん・時代
- あこがれストリート(★)
- Doki Doki♡today
- ギミチョコ!!/BABYMETAL
- いぬねこ。青春真っ盛り
- ちいさな ちいさな
~MC~
~MC~
※「★」はストリート生(スト生)の曲
わーすたメンバーのブログ記事
ワンダフル・ワールド vol.7(2015年12月21日)
3ヶ月7回に及んだ、定期公演のラストでした。
最終公演かつ、クリスマス間近ということもあり、スペシャル構成で開催されました。具体的には、
- 物販が11時から開始し、ライブ前に特典会を実施
- 特典会は握手会、個別写メ会、プラグエアー手渡し会など盛り沢山
- 写メ会の衣装は「サンタ衣装」
いうような感じで、全ての予定が終了する21時頃まで、メンバーにとってもファンにとっても長い1日となりました。
そのような事情もあり、定期公演としては初めてチケットがSOLD OUTとなっています。
公演そのものについても、
- サンタ衣装
- メンバーソロメドレー
- メンバーそれぞれが「外国語の習得」のために勉強を始めたことを発表
- 2016年2月28日に「初ワンマンライブ」の開催を発表
など、まさに2015年を締めて、2016年に向けての飛躍を予感させる公演となりました。
セットリスト
- ロビンソン/スピッツ (坂元葉月)
- EGG/木村カエラ (松田美里)
- QUETE POP/コピンク(廣川奈々聖)
- Dear/広瀬香美 (三品瑠香)
- ハピネス/AI (小玉梨々華)
- 黄昏バイシクル(★)
- きっと For You!(★)
- Zili Zili Love
- Doki Doki♡today
- いぬねこ。青春真っ盛り
- ちいさな ちいさな(クリスマスver.)
- ワンダフル・ワールド
~MC~
~アンコール~
※「★」はストリート生(スト生)の曲
わーすたメンバーのブログ記事
当日の動画
終わりに
僕は2016年に入ってからのわーすたファンなので、この当時のわーすたを見たことがありません。
たかが10ヶ月ほど前(記事執筆は2016年8月)のことなんですが、当時の動画を見ると随分成長したんだなぁと思います。
というのも、この公演を動画で見ても「勢い」みたいなものはそこまで感じないんです。特に最初の方は。
かわいいなとは思いますし、2016年現在アイドル業界で有名になった「いぬねこ。青春真っ盛り」はいい曲だとは思いますけど、当時と今は別のグループかと思ってしまいます。
それぐらい、わーすたは大きくなりました。
そう言う意味で、2015年に行われた定期公演「ワンダフル・ワールド」は、2016年になってからの、
- 初ワンマンライブ「The World Standard」
- その後の定期ライブ「わーすたランド」
- メジャーデビュー1stアルバムリリース
- 1stシングル「完全なるアイドル」リリース
- TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)で大活躍
などの華やかな出来事に繋がる基礎になったんだなぁと感じます。
2016年夏の新人公演は 「すとゅらみっChu」が参戦
ちなみに、2015年にわーすたが参戦してその後の飛躍に繋げた、「AKIBAカルチャーズ劇場」の新人公演が2016年も開催されています。
「デビュー直前アイドル5組新人公演2016~真夏のシンデレラたち~」
というタイトルで、iDOL Streetからは全国6地区で活動するストリート生の中から、選抜されたユニット「すとゅらみっChu」が、わーすたに続けと参戦しています。
メンバーは以下の6名です。
名前 | 所属 |
---|---|
井村萌々花 | サッポロ Snow Loveits |
沓掛真珠 | SENDAI Twinkle moon |
荒川沙奈 | トーキョー夢ぴよ組 |
井柳華乃 | なごやちゅ~ぶ |
森川莉央 | OSAKAラピラーズ |
木下菜乃 | FUKUOKA はかたみにょんsweet |
ちなみに衣装は、わーすたの制服衣装などでお馴染みの「たけうちはるか」さんです。
記事執筆時点の2016年8月12日時点で残りの公演は、
- 8/15(月)
- 8/22(月)
の2回となっていますが、是非応援に足を運んでいただけたらと思います。
※今回は結構厳しい戦いのようです
その後のわーすたライブに関する記事
わーすたのまとめページ
2016年3月から、100以上書いた記事を整理したページです。
今でも応援していますが、家庭の事情などもあり、わりと頻繁に足を運べた2018年頃までの出来事が中心となります。
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