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「わーすた」ってどんなアイドル?グループの魅力・女性人気の秘密をファン目線で解説

わーすたアーティスト写真2019年10月

2016年5月4日にavexのアイドルレーベル「アイドルストリート」から、5人組のアイドルグループ「わーすた」メジャーデビューしました。

僕は2001年からハロー!プロジェクト(ハロプロ)のモーニング娘。・松浦亜弥を中心にアイドルを見続けていますが、楽曲内容含めて衝撃を受けたアイドルというのは久々です。

その後、ライブやイベントにも足を運びました。
改めて凄く魅力的なメンバーが揃ったアイドルだと思いましたし、プロモーションも本当に変わっていて『面白い』アイドルなんです。

というわけで、その魅力を少しでも伝えるべく記事にまとめてみました。

少し長い記事ですが、トピック毎にページを分けているため、気になる部分だけでもチェックしてみてください!

記事内で使用している画像は、所属事務所・レーベルから掲載および撮影許可を得ているものです。

この記事の掲載内容は、2021年3月28日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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iDOL Street(アイドルストリート)とは

iDOL Streetのロゴ
iDOL Streetのロゴ

わーすたの説明に入る前に、まずはわーすたメンバーが、アイドル活動を行うきっかけとなった、『iDOL Street(アイドルストリート)』というアイドル集団について紹介します。

iDOL Street(通称:アイスト)はavexのアイドル専門レーベルおよびプロジェクトを表す名称です。

  • モーニング娘。などが所属する『ハロー!プロジェクト』
  • AKB48・SKE48・NMB48などの総称として利用される『AKBグループ』

と同じようなカテゴリーで、以下のアイドルが所属していました。

  • SUPER☆GiRLS(スパガ)
  • Cheeky Parade(2018年7月31日で解散)
  • GEM(2018年3月31日で解散)
  • わーすた

2016年頃までは『アイストカーニバル』などファミリーのイベントも多かったですが、2017年4月に運営母体となるavex社の大きな組織変更があり実質的に解体されたんです。

そして、2024年時点では、ファミリーの仕組みは形骸化し、文字通りレーベルの繋がりだけとなっています。

avexマネジメント株式会社の樋口竜雄氏

僕がわーすたを応援している理由として、グループが好きというのはもちろんなんですが、もう1つあります。

それは、かつては『アイスト統括P』として、プロジェクト全体を管理し、2024年時点ではスパガ・わーすたの統括Pである樋口竜雄(ひぐちたつお)さんの存在です。

僕みたいな2000年代前半のハロプロファンだと、本名よりHN(ハンドルネーム)の方が有名かも知れません。

2000年代前半のハロプロファンなら知らない人はいないであろう、松浦亜弥のファンサイト「Ayaya-Style.」(通称:あやすた)を運営していた悪竜(おりゅう)さんで、言ってしまえば筋金入りのアイドルオタク

あやすたというサイトは本当に凄くて、松浦亜弥ファンは勿論、当時のアイドルファン全般に知られていました。

ハロプロヲタクコミュニティとしては違う畑でしたが(僕はいわゆるモーヲタテキストサイト界隈)、あやすたは1つのコミュニティであり文化でした。

そんなものを作り上げた、凄い人

僕のような古いハロプロファンにとって、アイドルヲタクのスーパースターみたいなイメージがあるのです。

なので、少しでも力になりたいという思いがあります。

ちなみに、その後樋口さんにはインタビュー記事を書く機会をいただきました。

樋口Pインタビュー1
樋口Pインタビュー企画

アイドルグループ『わーすた』とは

わーすたアーティスト写真2019年10月

2015年3月に結成、2016年5月にメジャーデビューしたわーすた(The World Standard)は、iDOL Streetの集大成であり、最後のアイドルグループです。

iDOL Streetという仕組みそのものが形骸化してしまった2018年現在としては、後輩グループが誕生する確率は限りなく低いためです。

メンバー全員が、iDOL Streetからメジャーデビューを目指す候補生(ストリート生/スト生)出身のメンバーです。

2011年から始まったストリート生の活動は、2017年8月10日にメンバー全員が卒業という形で終了しました。

以下の5名です。

  • 廣川奈々聖(ひろかわななせ)
  • 坂元葉月(さかもとはづき)
  • 松田美里(まつだみり)
  • 小玉梨々華(こだまりりか)
  • 三品瑠華(みしなるか)

そして、わーすたは他のアイドルにない売り出し方や特徴があります。

概要としては以下です。

  • スマホのみ公演中の撮影をOKとし、その画像や動画をTwitterなどで拡散してもらおうとしている
  • かわいさを全面に出す
  • 『クリエイター女子』の名のもとに、楽曲・衣装・振付など中心的なスタッフの大半が女性
  • 海外展開
  • 猫耳

余談ですが、わーすたのヲタク(ファン)の総称は、廣川奈々聖さん発案で『わーしっぷ』と呼ばれています。

これが、ファンクラブの名称にもなりました。

『わーすた』というグループ名の由来

フランスJAPAN EXPO用「パンカワイイ」衣装
フランスJAPAN EXPO用「パンカワイイ」衣装

わーすたの正式表記は『The World Standard』、略してわーすたです。

ロゴでは『わ→すた』ですが、『わーすた』が正式名称です。その名の通り、世界標準を目指しているグループです。

命名者はわーすた結成から、2ndアルバム『パラドックスワールド』までサウンドプロデュースを担当していた鈴木まなかさんで、グループ名の由来については以下の対談記事で紹介されています。

メンバーとしてもビックリだったんだそうです。

上記記事の一部を抜粋すると、

樋口P
音楽のプロデューサーになってもらってる鈴木まなかさんにストリーグのファイナルの時に来てもらって、その時は全員歌うので、どういうボーカルがいてどういう組み合わせが良いかっていうのを見てもらったんですよ。

彼女なりの意見とかチョイスとかがあるので、音楽は僕らスタッフが決めるよりも彼女に託してみようっていうのが僕の判断だったんですけど、彼女の感性とか彼女が作る音楽にハマるボーカルがいいっていうのはあるから、それを参考にして選んでもらったんです。

それで、彼女のほうから、グループ名も「The World Standard」がいいと。

廣川
えっ、グループ名もまなかさんが考えたんですか!?

樋口P
そうだよ。で、その案を受けて、「The World Standard」だと英語で良いんだけど、ちょっと長いのと、あと日本を代表する文化ってアニメ・ゲーム・アイドルだと思うから、ひと目で日本だってばっちり分かるのはひらがなかなと思って、略称をひらがなにして「わーすた」になった。

最初ビックリしたでしょ?
なんだこれって思ったでしょ?

廣川
びっくりしました。
「なんじゃこれ」って思って、最初はなかなか受け入れにくかった……(笑)。

樋口P
受け入れにくかった(笑)。

廣川
なんか絶対英語表記になるんだろうなって思ってたので……。それにお披露目した時に、Twitterに「わーすと」っていっぱい書いてあって、悪い意味になっちゃうって(笑)。

引用元:iDOL Streetリレー特集 ~廣川奈々聖(わーすた)×樋口P 編~

というエピソードがあったんだそうです。

また、アイスト系のグループ名は占い師のゲッターズ飯田さんに占ってもらった事があるなど、関係が深いようなんですが、

わーすたに限って言うとあまり関係ないようです。

最大の特徴は『2次元の世界から飛び出したようなかわいさ』

アニメやゲームの世界観がコンセプト
アニメやゲームの世界観がコンセプト

わーすたが特に徹底しているのは、『かわいさを全面に出すこと』です。

しかも、このかわいさというのは、一般的なアイドルのかわいさではなく、アニメ(2次元)・ゲーム・コスプレなどの世界観に近い『萌え萌え』なかわいさです。

オフィシャルなコンセプトとしても、

世界にKAWAIIジャパンアイドルカルチャーを発信

と言うことになっています。

象徴は猫耳ですが、楽曲や演出がゲームっぽかったり、日本のサブカルチャーを体現するアイドルという側面もあります。

ファンクラブは『わーしっぷ』

ファンクラブ「わーしっぷ」設立
ファンクラブは『わーしっぷ』

わーすたのファンクラブは、結成当初から存在しますが、時期によって若干立ち位置が異なります。

時期 ファンクラブ名 備考
2018年3月31日まで S.P.C iDOL Street合同ファンクラブ
2024年現在はSUPER☆GiRLSのファンクラブ
2018年6月以降 わーしっぷ 単独ファンクラブ

「わーしっぷ」は「S.P.C」と同じく、月額550円(税込)の有料サービスです。

大きな特徴は以下です。

  • 単独ライブの先行予約販売
  • メンバー、スタッフが制作した限定コンテンツの閲覧
  • メンバーからメールが届く『わーしっぷメール』

「S.P.C」時代と異なるのは、クレジットカード決済が可能になったため、格安SIMユーザーでも契約出来るようになってことでしょうか

ですが、メンバーからメールが届く「わーしっぷメール」の契約は、ドコモなど携帯キャリア決済限定です(1名220円:税込)

システム的には「S.P.C」時代とほぼ同じで、メール配信も「超絶☆メール」と基本的に同じです。

サンプルなどは以下の記事をご覧ください。

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チー
2児の父親でありながらアイドルヲタクという、残念な大人ですが、記事を書き続けていることには、それなりの理由があるんです。
アイドル記事を書き続けている理由
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