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わーすたメジャーデビューと2016年活動秘話 〜iDOL Street樋口竜雄プロデューサーに聞きました vol.1〜

樋口Pインタビュー1

2016年になってわーすたのファンになり、わーすた応援記事を書きながら、ライブ・イベントに足を運んでいました。

その中で、Twitterを通じて時々コメントなどをいただいていた、iDOL Streetの樋口竜雄(ひぐちたつお)プロデューサーとお話をする機会がありました。

そこで、今まで気になっていたことなどを質問して裏をとることができたため、樋口Pインタビューの体裁で記事化することにしました。

全体としては3本立ての構成になる予定ですが、この記事では、

  • わーすたメジャーデビューはいつから決まっていたのか
  • メジャーデビューが『アルバム』だった理由
  • 2016年を振り返って、樋口プロデューサーにとって『予想外』だったこと
  • 2016年ラストイベント『わーしっぷ感謝祭』の秘話
  • サプライズ発表だったわーすた『Zepp DiverCity Tokyoライブ発表』の舞台裏

をお伝えします。

記事内で使用している画像は、所属事務所・レーベルから掲載および撮影許可を得ているものです。

この記事の掲載内容は、2021年1月2日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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わーすたメジャーデビューはいつから決まっていたのか

2016年2月28日のメジャーデビュー発表
2016年2月28日のメジャーデビュー発表
2016年のiDOL Streetにおける大きなトピックは、『リロード』と第4弾アイドル『わーすた』のメジャーデビューだったと思います。

わーすたのデビューは、いつ頃決定し、どのような形で進めていたのでしょうか。

樋口
メンバーも言っていましたが、Zepp DiverCity Tokyoのライブを発表した時みたいに、本人達にサプライズすることが今までありませんでした

僕らが描いている『グループ成長マップ』みたいなものがあるんですけど、それをある程度見せて、「一緒にこんな風に上がって行こうね」ってやっています。そうすることで、

「今やっているこの公演って何のため」

ってイメージしながら公演にのぞめたり、今を実感しながら進められるわけです。

戦略をチラ見せするような手法は確かにあるんですが、僕は逆にオープンにして、お客さんも含めて一緒に登っていく方針です。それは、アイドルはそういうカテゴリーだと思っているからです。

新人公演優勝を記念して送られた「ガラスの靴」(引用元:@tws_nanase)
新人公演優勝を記念して送られた「ガラスの靴」(引用元:@tws_nanase

なのでメジャーデビューに関していうと、2015年のAKIBAカルチャーズ劇場 新人公演を優勝し、

定期公演『ワンダフル・ワールド』
定期公演『ワンダフル・ワールド』

10月から定期公演『ワンダフル・ワールド』をやっていた時期ですね。

2015年10月~12月の3ヶ月間、満員も作っていましたし、成長マップ的には着実にステップアップしていたから、「メジャーデビューに向かっていこうか」って話をしました。

メンバーには公演の期間中のミーティングで、

「ここまで頑張ってきたから、デビューは5月にしようと思うよ」

と伝えています。

その上で、こういう風に準備して、お客さんには2016年2月28日のワンマンライブで発表して、映像出して、うるチョコ衣装で出てくるみたいな感じを伝えてます。

この発表は、

  • マスコミを入れていたり
  • 衣装デザインの木村優さんのことも発表する
  • 衣装もそうだし、PVもできてる

みたいなところまで、全部準備が出来た状態で発表するべきと思っていました。

昨今、PCや、ゲーム・ガジェット系とかもそうかもしれないですけど、後々アップデートできるから、スタート段階ができていたら発表していくという風な流れも結構あると思います。

それはいい部分もあると思うんですが、こういったアイドルのメジャーデビュー発表タイミングであれば、ファンからすると発表を聞いて、映像もあって、「バーン!」とでて、「オー!!」ってなりたいはずだから。

そういう風に分かり易くやった方がいいなと思っています。

なので、わーすたは2015年12月の定期公演をやってる時期にメンバーには伝えました

わーすたのメジャーデビューが『アルバム』だった理由

1stアルバム『The World Standard』
1stアルバム『The World Standard』
わーすたのメジャーデビューは『アルバム』でした。
今アイドルのアルバムは基本的に売れないですし、シングルCDでリリースして、複数形態と1,000円で握手券1枚のような、売り方がほとんどだと思います。

その中で、『アルバム』という選択になった理由はあるんでしょうか。

樋口
アルバムにした理由は、鈴木まなかが既に『わーすたのために10曲くらい作ってた』からです。

『いぬねこ。青春真っ盛り』は途中で発表しましたが、最初NHKホールでお披露目した3曲(『Doki Doki♡today』・『らんらん・時代』・『ちいさな ちいさな』)でスタートしたと思います。

実はその時には、わーすたのスタートに合わせてワールドミュージックが10曲くらいあり、既にアルバムとして出せるレベルのものがありました

それをどういう風に組み立てるかを鈴木まなかと考えた時に、

  • アルバムにして
  • 配信もして
  • ライブして

Blu-ray付きの豪華パッケージを出したと思いますが、『トータルパッケージ』としてこれの方がいいと思いました。

発想としては、「うるチョコ1本でシングルにした方が売れたんじゃないか」とか、そういう視点はなくもないかもしれないですけど、『トータルパッケージ』なのでオリコンのことだけを考えていたわけじゃないんです。

2016年のわーすたは『ざわつき感』が予想以上

会を重ねるごとに盛り上がった1stツアー(引用元:@tws_staff)
会を重ねるごとに盛り上がった1stツアー(引用元:@tws_staff
わーすたの活動を見ていて感じるのは、『戦略性』です。

スマホ撮影OKや女性を意識したプロモーションもそうですが、常に先を見て丁寧に進めているんだなぁと感じます。2016年夏のTOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)はかなり話題になりましたし、ツアーも全公演SOLD OUTになりました。

この辺りは想定通りなんでしょうか。

樋口
クリエイター女子など僕らチームが描いているグループ成長マップ、『ロードマップ』と呼んでますが、そういうものはもちろんあります。3年分くらいのものです。

ただ、それはあくまでも青写真であって、その何段か前のステップを着実に進まないとそこには行けません。あとは、自分達の地力でいけるところと、外部環境に左右されるところがあります。

そういう意味でみても、2016年はロードマップとほぼ一致した活動ができたと思っています。

超えていた部分もあります。具体的にはツアーを全公演SOLD OUTしたことは予想外でした。

また、CDの売上げ枚数とかじゃなくて、

「わーすたが来てるぞ」

みたいな『ざわつき感』が予想以上に来たかもしれません。
業界関係者にもファンの方が凄い増えていて、そこも「よし!」っていう感触があります。

対バンとか見ると分かるんですが、一緒に出ているアイドル達がわーすたが出ているときは客席のところで見に来てくれている。そういったところもうれしいですね。

2016年のTIFのステージは話題に
2016年のTIFのステージは話題に

そして、フェスでの現象として見渡せば近いステージでやってるアイドル横丁とか関ヶ原だと、『いぬねこ。青春真っ盛り』が流れた瞬間に人がグワァ~って行くわけです。

イントロで、

「キタ~~!!」

みたいな、あの楽しい感じは僕も凄い分かるので、わーすたの楽曲でフェスが沸いていることは嬉しいです。

2016年ラストイベント『わーしっぷ感謝祭』の秘話

雰囲気の良さが溢れているわーすた
雰囲気の良さが溢れているわーすた
わーすたは僕にとって2016年に出会ったアイドルで、そんなに沢山の現場に行ってません。

ですが、普通にみてても強く感じるのが、メンバーはもちろんファンも含めて「全体的に雰囲気がいいよね」ってことです。凄い『丁寧』って思います。

本人達もグループを大切にしているし、周りの人もわーすたを丁寧に大事にしているんだろうなって凄く伝わるんです。

樋口さんはわーすたというグループに対して、どのような印象を持っているんでしょうか。

樋口
本人達が、本当に楽しんでやっているのが伝わっているのだと思います。客観的に見ていてもそう思います。

Twitterで発信している内容もそうですし、全てにおいてにじみ出ている感じがちゃんとファンの方たちに伝わってるから、実際にファンが増えてるんだと思っています。

2016年のクリスマスも三品の家にメンバー全員集まって、クリスマスパーティーしていたみたいなエピソードがあったと思います。

本当に普通のオフの日に、どういう行動しても自由なんですが、自分たちで予定を合わせて集まっていたりするわけです。「そういうのっていいな」って思います。

プレゼント交換しましたとか、結構スケジュール的にも忙しいはずなのに、楽しんでいて。メンバーがメンバーのこと好きなんですよね。素晴らしいと思います。

そして、

「ファン(わーしっぷ)のことも大好きです」

ってよく言いますが、建前で言ってるんじゃ無くて、本当に好きなんだと思います

そういう1つのエピソードとして、2016年12月28日に2016年最後のイベントがあって、ファン感謝祭でした。

2016年年末のわーしっぷ感謝祭。昼公演はサンタ衣装
2016年年末のわーしっぷ感謝祭。昼公演はサンタ衣装
2016年年末のわーしっぷ感謝祭。夜公演は半纏(はんてん)衣装
2016年年末のわーしっぷ感謝祭。夜公演は半纏(はんてん)衣装
わーすた
年納めだし、
その日用の衣装作るし、
一緒に写真撮りたいし、
私たちも撮りたいから、絶対にファンとの交流の時間を作って欲しい

と言うんです。
この時実は、ハイタッチお見送りの予定で、あまり沢山時間が取れないなと思っていたので撮影会は行わない予定でした。

ですが、撮影会をやったのは、

わーすた
写真におさめたい、私たちもファンと撮りたい

って言うので少し時間を調整して実施しました。

ただ、これは多分2016年を駆け抜けてきて、2017年に向かって行く時の、『1つの中間地点』として悩ましいところです。

例えば、今はO-EASTとかBLAZEという1000人ぐらいの会場ですし、彼女達がそうしたいっていうなら、1時間くらい時間を設ければ実現してあげられます

ただ、これが3000とか5000のキャパになったら物理的になかなかもうできない。

もどかしいところです。

サプライズだったわーすた『Zepp DiverCity Tokyoライブ発表』の舞台裏

Zepp DiverCity Tokyoのライブ発表直後
Zepp DiverCity Tokyoのライブ発表直後
Zepp DiverCity Tokyoのわーすた単独ライブは、2016年12月11日のツアーファイナルで『サプライズ』という形で発表されました。

わーすたでは珍しいケースだと思いますが、どのように進めていたのでしょうか。

樋口
これはちょっと色んな経緯がありました。
今特に東京の会場は取りにくいからと言うのもあります。それとZeppをやろうと思っていたのは、本当はもうちょっと先なんです。

実はすこし予定より早まっています。

もちろん目指す目標としては置いていて、前々から説明した時にもZeppでのライブはあったのですが、少し前倒しになりました。

これは色んなミラクルがあって、つまり『わーすたは運を持ってる』って事だと思います。

  • 土曜日
  • 4月22日

『にゃんにゃん(22)』もほんと偶然なんです。

そもそも、土曜日に狙って取れないですし、Zepp DiverCity Tokyoで予定より早めてここが取れたのは、応援してくださる関係者の方の色々なお力添えがあって実現できてます。

なので、計画書は見せていたけど、早まったこともあり、「サプライズにしよう。」ってなりました。

『ガチサプライズ』はわーすた初だったと思います。
発表前の1ヶ月くらいは、リハーサルとかで会場に行く度にスタッフに、

「絶対ポロッと言わないで。これは本人達にはナイショなんで」

って言ってました。

ただならぬ雰囲気
ただならぬ雰囲気
サプライズの緊急発表
サプライズの緊急発表
Zepp DiverCity Tokyo
Zepp DiverCity Tokyo
フルバンドライブ
フルバンドライブ

リハーサルもあの映像は使わなくて、ダミーにしたりしました。

そして、ライブ終わって全部言えるようになって、次の日に改めて全貌を見せてミーティングして、

「昨日サプライズしちゃったけど、ゴメンね」

と。
そうしたうえで、改めて2017年の具体的な戦略や、今後の作品の話をしました。

終わりに

いかがだったでしょうか。
主に2016年のわーすたの活動を見てきて、疑問に感じていた部分とか、気になることをかなり教えていただけたと思っています。

2016年末の『わーしっぷ感謝祭』の撮影会のエピソードとか、ファンとしては凄く嬉しい話でしたし、わーすたってほんといいグループだなって思いました。

第2弾は以下の内容です。

  • わーすた結成前の裏話
  • わーすたツインボーカルの秘密
  • 松田美里『超絶☆メール』の秘密
  • 樋口Pと音楽プロデューサー『鈴木まなか』、コレオグラファー『高田あゆみ』との出会い
  • わーすたにおける樋口P(avexスタッフ)と女子クリエイターの役割分担

少し昔話が中心になりますが、特にスト生時代からわーすたメンバーを応援している方には、面白い内容だと思います。

わーすたのまとめページ

2016年3月から、100以上書いた記事を整理したページです。

今でも応援していますが、家庭の事情などもあり、わりと頻繁に足を運べた2018年頃までの出来事が中心となります

▼まとめページは以下の画像をタップしてね

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チー
2児の父親でありながらアイドルヲタクという、残念な大人ですが、記事を書き続けていることには、それなりの理由があるんです。
アイドル記事を書き続けている理由
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