今年2016年はどうも忙しい日々が続いています。
- サラリーマンとしてのSEの仕事
- 2児の父親としての仕事
- ブロガーとしての仕事
優先順位は書いた通りの順番なんですが、3つもあると基本何かをやってるみたいな状態になります。
ゲームしたり、動画見ながらぼーっとするなんて時間憧れますが、体調不良で寝ている時以外、そういう時間はほぼありません。
なのですが、そのせいもあってか今年はよく体調を崩します。多分過労なんでしょうけど。で、その中で1つ開いた悟りがあります。
「頑張っても」仕事は1日10時間まで
という悟りです。
主に「会社の仕事」の話になりますが、わりと説得力はあるのかなと思ったので、思う所を書いてみます。
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深夜残業・早朝勤務の弊害
2016年は基本的に会社の仕事がずっと忙しいのですが、5月以降特に忙しくなりました。具体的には、
- 深夜(23時〜24時くらい)まで仕事する
- 早朝(6時半くらい)から20時まで仕事する
というのを繰り返しました。
最初は昔からよくやる、朝9時頃に出社して、終わるまで帰らないというパターン。
これをやると、まず寝るのが遅くなります。そして、寝るのが遅いので朝起きるのがしんどくなります。
じゃあ、それを改善するために、
朝早く出社して、なるべく早く帰る
というのがいいんじゃないかって思うわけです。僕は2015年末から朝型生活に切り換えてましたし。
- いつも通り朝5時に起きて、6時半くらいに出社
- 20時〜21時で切り上げる
という生活をしました。
時間帯をずらしただけで、1日の勤務時間が12〜13時間程度というのはかわりません。
結果はどうだったかといえば、、、
どっちもしんどいし、しんどい事はかわらない
って感じでした。まあ考えてみたら当たり前ですよね。勤務時間は別に短くなっていないのです。
朝型勤務・早朝出社のメリットに隠された罠
昨今は、大企業に限らず中小企業においても、労働基準監督署の監視などが厳しくなっており、長時間残業は難しくなっています。
高いコンプライアンスが求められているわけですが、その代わりによく言われるのが、
朝早く出社しましょう
って話。
- 朝のスッキリした気持ちで仕事をすれば効率UP
- 会議や電話の割り込みがないときに集中してやろう
みたいなメリットと共に語られるのですが、まあ確かにそういうメリットはあると思います。
特に関東で仕事していたとき、仕事が出来る人ほど早く出社しているってイメージはありました。
ただ、それって個人レベルの業務改善であって、組織として推奨する意味はないと思います。
例えば東京で勤務する人の場合、朝の通勤ラッシュを避けることが早朝出社の理由って人は多いですが、みんなやったら早朝がラッシュになって意味が無いわけです。
また、僕がやったことのように早く出社して遅くまで仕事したんじゃ本末転倒なんです。その結果僕の中で割り出されたのは、
1つの仕事は1日10時間まで
というルールです。
同じ事を10時間以上やっても「効率は上がらない」
サラリーマンの場合、1日の勤務時間は会社によって多少の誤差はあるでしょうが、「1日8時間」だと思います。
10時間というのは、2時間程度の残業ってことで、9時始業の場合20時くらいまで残業することを意味します。
残業なんて無いに越した事はないですが、必要な場合これくらいの時間だと、
- 翌日以降の仕事にも影響しない
- 家族にもそれほど迷惑がかからない
- その後に仕事以外のことをやる気が残っている
という感じで、そこまでしんどくないというのがポイントです。もちろん仕事にもよりますが。
現実には徹夜とかこれ以上働く事はあると思いますが、実感として効率は下がるというのは多くの方にも経験があると思います。
数日ならいいですが、これが1週間・1ヶ月と続くと間違いなく効率は落ちます。
- 眠い
- 疲れた
- いつになったら終わるのか
- もう嫌だ。やめたい
なんて考えるのは大体こういう時です。
うつ病など、精神的に病む人が増えるのもこういう時です。
効率が下がるどころか、モチベーションなどを含めたら弊害の方が大きいとすら思います。
終わりに
自分の限界を知ることの重要性
というのは、僕自身がうつ病という体験を経て感じていた事です。
これだけは、
- 上司に指示された
- 同僚が頑張っている
そんな事は関係無く、自分の中で持っておく絶対的な基準です。
そこで無理して仕事に穴を開けたら結局もっと迷惑をかけるわけです。今回僕は、精巣炎という病気にかかって、1週間仕事を休んで思いました。
またやっちゃったんですよね。うつ病再発までは繋がらなかったのが、不幸中の幸いだったのかもしれません。
限界は人それぞれ違うとは思いますが、
仕事は1日10時間
というのは案外現実的な基準じゃないかと思います。