2016年はいわゆる「大きな仕事」をしている関係で、仕事が非常に忙しく、有り体に言えば残業が多い。
特に2016年5月以降はその傾向が顕著なのだが、6月に入ってからいきなり体調を崩した。最初は38度くらいの熱が出たので、風邪かと思ったが、2週間ほど経過してもスッキリせず、高熱と微熱を2週間ほど繰り返していた。
モヤモヤした気分を抱えたまま、それでも仕事は忙しく残業を続けていたのだが、6/12の夜に子供をお風呂に入れていて、異変に気づく。
○玉が『異常』なくらい腫れているし、熱を持っている
触るとはっきり分かる熱っぽさと、見た目上明らかに腫れていて、「デカく」・「重く」なった状態、流石に焦った。「睾丸 腫れ」とかで軽く検索したら、
- 腫瘍
- 精巣がん
なんて言葉が沢山出てくる。
終わった、、、
なんて思いつつ、翌日泌尿器科に行くと「精巣炎ですね」との診断。もちろんこのような病気にかかるのは初めて。
治療には2週間ほどを要したが、無事完治し今は元気になった。経過などを紹介しようと思う。
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「精巣炎」の発症から完治までの流れ
今回「精巣炎」発症から完治までを時系列でまとめるとこんな感じだ。
日付 | 出来事 |
---|---|
6月2日 | 38 度くらいの熱。仕事を休む 内科を受診し「風邪」の診断 |
6月3日 | 朝起きたら38度の熱。しかし、9時には36度台まで下がり出社 |
6月4日~11日 | 熱っぽさは若干あったが、それ以外にきになることはなかったため普通に休日出勤・深夜残業を繰り返す |
6月12日 | 夕方から微熱 子供をお風呂に入れていて「睾丸の腫れ」に気づく 夜には38度台の熱 |
6月13日 | 泌尿器科を受診。『精巣炎』の診断を受ける 同時に当日含む4日間の自宅安静の指示(=ドクターストップ) |
6月14日~16日 | 自宅療養 |
6月16日 | 再診。改善されたため翌日から仕事復帰OK |
6月17日 | 仕事復帰 |
6月23日 | 再診し完治が確認される |
発覚したのは6月12日だが、その2週間近く前から原因不明の発熱を繰り返していたので、このころ既に症状が出始めていたのだと思う。
この頃の熱は本当に謎で、
- 朝起きたら38度の熱
- 2時間後には36度台まで下がる
という何とも気持ちの悪い状況だった。会社の人にも「何それ?絶対おかしいって」と心配されるくらいだった。
ただ、多少症状が抑えられていたのは、恐らく6月2日に熱が出たとき病院に行って、ロキソニンを処方されていたからだと思う。
これによって熱をあまり感じなかっただけだったと思われる。
「精巣炎」ってどんな病気?
「精巣炎」(せいそうえん)という病気の名前は今回初めて聞いた。もちろん発症したのも初めてだ。
名前としては別名「睾丸炎」(こうがんえん)ともよばれるそうで、文字通り睾丸(精巣)が炎症を起こし赤く腫れ上がるというものだ。
今回受診した病院の先生曰く、ウイルス感染と細菌感染どちらもありえるという話だったのだが、症状としてはどちらもそれほど変わらないそうだ。
原因は?
この病気、細菌感染による精巣の炎症と言うことで、まず疑われるのは風俗なんだそうだ。なので、
風俗行ってませんか?
本当ですか??
って何回も確認されたw
毎日深夜残業していたような状態で、風俗なんかいく元気はないw
で、他の原因としては疲労などによる抵抗力の低下で細菌感染することらしく、僕の場合明らかに過労だったこともあり、恐らく原因はそれでしょうと言う話だった。
ちなみにウイルス感染の場合、「おたふく風邪」がまずは疑われるんだそうだ。
「精巣炎」になってどんな症状が出た?
今回表れた症状は以下のようなものだ。
- 38度台の高熱が続く
- 睾丸の腫れ
- 熱に起因する全身の倦怠感
喉の痛み・鼻水などは一切なく、ここが風邪との違いだったと思う。
だから、僕もちょっと油断していた。僕は元々高熱にわりと強く、38度くらい熱があっても結構普通に動けたりする。
しかも、この時は仕事が非常に忙しく、気が張り詰めていたこともあり、精神力でカバーしていた面もあったかもしれない。
診断はどのように行われるのか
今回の診断は以下だった。
- 血液検査
- 検尿
- 超音波(エコー)
- 触診
この中で患者にもっとも分かり易かったのはエコーによる診断だ。
睾丸は左右にあり今回腫れていたのは右側だったのだが、左側と比較すると、明らかに血流が激しくなっており先生曰く、
「これが炎症です」
という話で、みたら「うわぁ」って思うくらいの違いだった。検尿は尿に血液が混じっていないかを確認するのが主な目的だったようで、今回はそのような症状はなかった。
血液検査は細菌・ウイルスの感染を確認するためのもので、その結果は後日伝えられたが、僕の場合明らかに細菌感染みたいな数値ではなかったらしい。
治療はどのように行われた?
治療は薬のみだった。
期間としては6月13日~23日の11日間薬を飲んだ。処方された薬は以下の3種類。
薬の名前 | 効能 | 備考 |
---|---|---|
ミノマイシン60mg | 抗生物質(抗生剤) 多くの細菌の増殖抑制に有効な薬 |
|
ロブ錠60mg | 炎症を抑える非ステロイド抗炎症剤(NSAIDs) | ロキソニン錠のジェネリック |
レバミピド錠100mg | 胃腸薬 | 胃の炎症を抑えるため |
この内容を見る限り僕は細菌感染が原因とみられていたのだろう。
この薬を飲み始めてまず変わったのが、熱が下がったこと。あっさり翌日には36度台の平熱まで下がった。
睾丸の腫れについては3日後の再診で再度超音波で確認すると、まだ残っている感じだったが、最初よりはよくなっていた。
そして、薬を飲み始めて1週間程度経過した頃には、明らかに腫れがひいてきているのが自分でもよく分かった。
薬を飲み始めて10日後の最新で、腫れがひいたのでこれで完治です。と言うことで治療が終了した。
終わりに
原因不明の熱が続くのは気持ち悪い。
普通は風邪か、1日くらいゆっくりしておけば治るって考えがちだ。ただ、今回について言えば気づかなければ、なかなか治らなかっただろうし、更に悪化していたかもと考えると怖くなる。
この病気が発覚したのは6月12日の話。
その前日に僕は当ブログとしては、最大のボリュームと情熱をかけた記事を公開していた。
まあ、アイドルなのだが、正直本気で「バチが当たった」と思った、、、w
同時に最後に書いた記事がこれなのか、、、と真剣にへこんだものだが、お陰様で今は完治して元気にしているし、記事も書いているし、健康って空気みたいな存在だが本当にありがたいなと思った。