昨日、日経新聞を読んでいいたら、上記広告を見つけた。
ビジネスマンにはわりと有名な「HACKS!シリーズ」のうち、「IDEA HACKS!」・「STUDY HACKS!」・「TIME HACKS!」の文庫版が発売したという。
文庫化に辺り、加筆・修正作業を行っていたことは著者の小山龍介氏(@ryu2net)や原尻淳一氏(@junichiharajiri)のツイートで知っていたが、発売が今週だったことは昨日初めて知った。
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「HACKS!シリーズ」とうつ病
「HACKS!シリーズ」は僕がうつ病による休職中に「クラウド HACKS!」という本に出会ったことがきっかけで、読みあさった。
そして、是非ご本人の話を聞いてみたいと思い休職中にもかかわらず東京まで足を運んで、イベントに参加した。
本当は直接お話ししてみたかったが、当時は体調もあまり優れずイベントだけが精一杯で、その後の懇親会的なものに参加できなかったのが今でもちょっと残念。
この本で得た知識をベースに、復職後の仕事や私生活は成り立っていると言っても過言じゃない。
そういう意味でここ1年くらいのバイブルとも言える、お勧め書籍。
「HACKS!シリーズ」が教えてくれた事は「変えるという意識」
ただ、誤解の無いように宣言するがこれらの本に書いていることをそのまま実践したわけではないし、そもそもこうすればあなたの仕事が効率化する!生活が便利になる!なんてものは存在しない。
この手の本は「ライフハック」や「ノマドワーク」など、やっていると言うだけで何となくかっこいい気がする耳障りの良い言葉が多数出てくるので、それで満足してしまいがち。
しかし、根底にあるのはそうではない。
あなたの仕事は今のやり方で本当に良いのか
この問に対して、「良くない」と思っている人に考えるきっかけと先駆者の実践法を教えてくれるものだと思っている。
僕の場合はうつ病による休職、復職後にまたぶり返すのではないかという不安と次はクビになるかもと言う危機感が根底にあって、だったら休職前と同じ仕事のやり方では再発する可能性が高いと思った。
そうならない為に、自分を守るために、小さな事から変えていこうと思った。
重要なのは問題意識をきっかけに「自ら」実践してみて、必要に応じて変えていくこと。
僕の場合、病気になるまで追い詰められて初めてその事に気づいたが、日々の仕事や生活の中で実践している著者の方々はそういう意味で間違いなくすごいし尊敬している。
終わりに
実は今月で復職からちょうど1年経過したので、この間実践してきたことなどは後日まとめようと思っているが、仕事とプライベートはトータルで充実してこそ「幸せ」や「充実感」が得られるものであって、どっちかだけではダメだと感じているということだ。
そんなの理想でしょ?と思うだろうが、仕事とプライベートを分けて考えるよりも、ライフスタイルとしてまとめて捉えた方が案外シンプルになると思っている。
例えば「HACKS!シリーズ」の著者である小山龍介氏は、1年ほど前からギターの練習を始めているという事を前述のイベントで話していた。
あの場にいた多くの客(僕も含む)は「仕事術」とかが聞きたかっただろうが、あまりに楽しそうに話すからそんな気持ちも吹き飛んだ。
目先の仕事術だけじゃなく、趣味を持つなど仕事と関係ない部分も、充実させる事が重要だと伝えたかったのかもしれない。
仕事仲間を含めて、プライベートでも繋がって、生活全体を充実させるって素敵だなと。さらにそういう「場」を提供するというのは、なかなかできる事じゃない。
僕もそうなれるようにまだまだやること・できる事がある。
うつ病経験を経て、独立しました
2010年からうつ病を患い、休職などを経て会社員生活を続けていましたが、2018年7月に会社員を卒業し独立しました。