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うつ病になった理由は何だったのか?終わりの見えない辛さと、小さな達成感を積み重ねる事の大切さ

うつ病による休職から、2011年4月中旬に職場復帰して3ヶ月が経過した。

最初の1ヶ月は会社に行くだけで精一杯、2ヶ月目は行くこと自体はなれたけど仕事以外の事にはなかなか手がつかない。

3ヶ月目になって残業も普通にやるようになったし、仕事以外の事をする余裕もようやく出てきた。

というか、この半年ほど眠ってたものが溢れ出したかのように、色々やりたい事が出てきて困っている状態だ。

というのも、やっぱり仕事って生活の中心だからその状況によって私生活にもかなり影響を及ぼす。

仕事が順調なら他のことにも余裕でるけど、一杯一杯だとなかなかできないよねって話。

この記事の掲載内容は、2018年12月23日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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「終わりが見えない仕事」の辛さ

東京に行ってる2年間、残業が多いとか、難しい仕事をしてたとか、精神的にも肉体的にもきついことは色々あったが、何が一番つらかったって終わりが見えない事だった。

どんな仕事でも区切りっていうのは普通あるはずで、それがある程度分かってれば深夜残業も徹夜もわりと平気だと思ってる(過去にもそういう経験は何度もある)。

でも、あっちでやってた仕事はそうではなかった。

増え続ける要件、レビューを行うたびに増える機能、結局2年間何をやってたかってひたすらドキュメントを作ってたわけで、自己満足でも達成感のようなものを感じる瞬間は1回もなかった。

いつまでこの仕事は続くのか、最後の方はそんな事ばかり考えていた。

そりゃあ病んでしまうわな。そして、最終的にプロジェクトはポシャって解散となった。

終わるには終わったけど、なんとも後味の悪い終わり方だったし、最後まで達成感は得られなかった。

で、とりあえず終わったけど今までの疲れと、反動がきてどーんと落ちてしまったのかなぁと。

小さな仕事をコツコツと積み上げる

今日、復帰してから初めて手がけた仕事が終わった。

ここ数年で初めてちゃんと終わることができた仕事。

半年くらい前、もう僕は開発の仕事は無理だなぁとか、やめようかとか、思ってたけどやり始めてみればそこはなんやかんや言って10年近くやってきた仕事。

面白い事はあったし、終わることで達成感が得られて、次も頑張ろうという気になる。

多分僕には大規模プロジェクトってのは向いてないんだろうな。小さな仕事をコツコツと。これが僕の仕事のやり方なんだろう。

あと、最近元気になったと思える理由の一つが、今回の仕事でたまたまPHPって言語に触れたこと。

この事で、ブログを移転する気になったし、お手伝いをしている羽毛布団のECサイトをリニューアルするきっかけが得られた。

おかげで、開発者として僕にもできる事があるって思えたのはでかかったかもしれない。

そういう意味でMacBook Airを購入してたのはほんとラッキーというか、持ち歩く機会が増えそうだし、何よりMacを単なるネット端末として以外に使えることが嬉しかったりする。

お医者さんには完治と言われてから1年は通院と言われてるので、うつ病とはまだまだ長いお付き合いになりそうだが、一応の一区切りは付きつつあるのかなと思ってる。

うつ病経験を経て、独立しました

2010年からうつ病を患い、休職などを経て会社員生活を続けていましたが、2018年7月に会社員を卒業し独立しました。

チー
安定した収入を失う恐怖はありますが、新しい「働き方」を模索しながら、その記録を発信していきます
ピープルソフトウェア株式会社