そう思ったことはないだろうか。
近年大型ディスプレイの価格はかなり安くなっており、25インチ程度のフルHD液晶ディスプレイ程度なら、メーカーにもよるが1万円程度でも入手出来る。
このため、ちょっとした用途でも液晶ディスプレイを使う機会は増えたが、ディスプレイは薄く・軽くなっても、スタンドの大きさはあまり変わらない。
僕は現在、
というPC環境だが、前者はモニターアーム、後者は通常のスタンドという構成で、スタンドが邪魔だなぁと常々思っていた。
モニターアームを増設しようかと思っていた時に、テックウインド株式会社様より「FLEMO」という新しいモニターアームのレビュー依頼をいただいた。
クランプ式で、ドライバー1本あれば設置できることも大きな魅力と感じたので、早速紹介しようと思う。
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「FLEMO デスクマウントシングルモニターアーム DSA01」の概要
今回紹介する、「FLEMO デスクマウントシングルモニターアーム DSA01」は、主に法人向けのPC周辺機器を卸売りしている、テックウィンド株式会社が販売する、モニターアームだ。
モニターアームは種類は多くないが、定番メーカーがあり、代表格はエルゴトロン社が販売するモニターアームだと思う。
僕が、いま使っているのも「エルゴトロンLX」というモニターアームだ。
エルゴトロンは実売3万円程度と少々お高いモニターアームだ。
だが、「FLEMO」は1万円程度と比較的安く、それでも安物に比べたら信頼性やメーカー保証が充実してることがポイントだ。
アーム1本の耐久性は、
耐荷重範囲 | 2.0kg~10.0kg |
対応モニターサイズ | 15inch~24inchワイド |
という感じで一般的なスペックとなっているが、僕も使っている27インチiMac 5Kは使えないことには注意が必要だ。
商品ラインナップとしては2種類となっている。
モデル名 | 価格 |
---|---|
FLEMOデスクマウントアーム シングル DSA01 | 12,800円 |
FLEMOデスクマウントアーム デュアル DDA01 | 21,800円 |
デュアルは文字通り2本のモニターアームが付いているものだが、少し取り回しは難しくなるので、一般的にはシングルがよいと思う。
僕も、シングルを2本使う形で使用している。
また、特筆すべき点として、「メーカ保証が2年付いている」。
モニターアームは重量をかけて、比較的壊れやすい製品なので、保証期間が長いのはうれしいポイントだ。
「FLEMO デスクマウントシングルモニターアーム DSA01」開封レポート
簡単な開封レポートを。
パッケージは普通の段ボールだ。
開封後の状態。
取扱説明書はもちろん日本語対応。
中に入っているモニターアームの部品はこのように格納されている。
ドライバー1本で簡単に設置ができるのも魅力
早速設置してみる。
これが設置前の状態だ。
- メインは27インチiMacとモニターアーム「エルゴトロンLX」
- サブ液晶はEIZOの液晶ディスプレイを縦置き
この状態で1年以上使ってきているが、縦置きしているディスプレイのスタンドが邪魔というのは常々感じていた。
ホコリはたまりやすいし、掃除もやりづらいのが1年使って感じた不満だ。
なので、まずは単純にモニターアームに接続して浮かせようと思った。
まずは机に台座を挟み込み、ネジを回して裏側からクランプで固定する。
このモニターアームは「クランプ式」で設置可能となっている。
このため、特別なネジなど工具が不要で、ドライバー1本あれば簡単に設置できるのも大きな魅力だ。
モニターアームは設置が面倒な製品が多い(エルゴトロンはわりと大変だった)。
なので、「設置が楽」というのは地味だがうれしいポイントだ(だからといって耐久性的には心配ない)。
ポールをたてて、ケーブル配線グッズを設置すれば、基本部分は設置完了だ。
続いてVESAマウントに液晶ディスプレイを接続する。
アームを接続して、設置完了だ。
アームを持って少し驚いたのが「軽い」ということだ。アルミニウム素材のようで、見た目のわりに軽いので、取り回しがやりやすい。
これがざっくり設置した状態。
これでもいいのだが、モニターアームに繋ぐなら、液晶ディスプレイを普通の横置きにした方がよいかなと思った。
理由としては、
- 映像を見るときはワイドディスプレイの方が当たり前だが見やすいこと
- モニターアームなら回転も簡単にできること
だった。
というわけで、最終系は横配置にする形で、配線を仕上げることにした。
モニターアームを使うなら配線はキッチリしよう
モニターアームを上手く使う時のポイントは、配線をキレイにやっておくことだと思う。
そうすることで見栄えもよくなるし(ケーブルがぶら下がるのはダサいと思う)、何より取り回しがやりやすくなる。
モニターアームを使うメリットは、
上下左右にわりと自由に動かせること
で、ケーブルが引っかかりやすい状況では、使うメリットが薄まるからだ。
というわけで、早速配線をするが「FLEMO デスクマウントモニターアーム」は配線のこともちゃんと考えられていた。
このようにアームの裏には、配線用の穴が付いている
ネジで取り外して確実に配線ができる。
全部で2本あるアームは全て配線しやすいよう配慮されている。
キレイに配線ができた。
終わりに
これが完成後の状態。
- メインは27インチiMacとモニターアーム「エルゴトロンLX」
- サブ液晶はEIZOの液晶ディスプレイと「FLEMOのモニターアーム」(この記事で紹介しているモニターアーム)
- iPad Air 2をサブサブ液晶として配備
我ながらマニアックな構成だと思うが、高品質なモニターアームなので、安心して配備できるのもポイントだ。
12,800円とモニターアームとしては標準的な価格で、メーカー保証が2年付いているのもその自信のあらわれと感じた。
エルゴトロンは少し高すぎるが、信頼性の高いモニターアームを探ししている方は、「FLEMO デスクマウントシングルモニターアーム」を検討してみてはいかがだろうか。
モデル名 | 価格 |
---|---|
FLEMOデスクマウントアーム シングル DSA01 | 12,800円 |
FLEMOデスクマウントアーム デュアル DDA01 | 21,800円 |