カメラはiPhoneしか使わない
そのような方は多いと思う。
ミラーレス一眼・高級コンデジなど、一眼レフよりはコンパクトで、スマホよりはるかに高画質な専用カメラが多くなったのは言え、スマホの手軽さには勝てない証拠と思う。
ただ、やはりカメラを構えたときの安定感や操作性は、専用機には劣る。
それを補うアクセサリとして、カメラグリップがあるが、iPhoneを差し込むタイプのカメラグリップを紹介しようと思う。
しかも、
- シャッター
- ズーム、露出補正
- モード切替
などの操作を、Wi-Fi・Bluetooth接続なしで、実現するという、ちょっとビックリするアイテムだ。
「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」という製品だ。
モデル名 | 旧価格 | 新価格 |
---|---|---|
miggo PICTAR ONE MARK II J | 10,780円(税込) | 8,380円(税込) |
miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J Black miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J Rose Gold miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J Smoky White |
11,880円(税込) | 8,880円(税込) |
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「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」とは
![miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/Google-ChromeScreenSnapz355-800x526.jpg)
「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」は、iPhone専用のカメラグリップだ。
iPhoneが本格的な一眼レフカメラになる
というコンセプトで、シャッター・露出補正などの操作と、グリップ性能の高さが売りとなる製品。
![一眼レフのような操作ボタンが搭載されている](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/Google-ChromeScreenSnapz356-800x505.jpg)
確かに、こういう操作ができるというのは、ある程度カメラのことを知っている人間としては嬉しいだろう。
しかし、
![](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2019/05/chi_normal-1.jpg)
と思っていた。
事情は理解できるのだが、「接続操作」という一手間があるだけで、利用頻度はガクッと下がる。
理由は単純。
面倒くさいから
そこを「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」は、面白い仕組みで解決している。
- 超音波の周波数で動作する「Pictar by Miggo」という専用アプリを使う
- 外部コントロールを操作すると、人間の耳に聞こえない音の周波数をアプリが認識し、遠隔操作ができる
つまり、専用アプリは必要になるが、Lightning端子はもちろん、Wi-Fi・Bluetooth接続なしで、カメラ操作を実現している。
![](https://is1-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple118/v4/c7/6a/0f/c76a0f28-df2a-4b14-a5dc-a57c029809dc/source/100x100bb.jpg)
カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: 200 Applications – 200 Applications LTD(サイズ: 76.1 MB)
モデルとしては、下記の2種類があり、違いは対応モデルとなっている。
製品名 | 対応モデル |
---|---|
miggo PICTAR ONE MARK II J | iPhone 8・iPhone 7・iPhone 6s・iPhone 6・iPhone SE・iPhone 5s・iPhone 5・iPhone 4s |
miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J | iPhone XR・iPhone XS Max・iPhone XS・iPhone X・iPhone 8・iPhone 7・iPhone 6s・iPhone 6・iPhone 8 Plus・iPhone 7 Plus・iPhone 6s Plus・iPhone 6 Plus |
PLUSであれば、同梱されるアダプタを使うことで、iPhone 8など4.7インチiPhoneにも対応するため、基本は「PICTAR ONE PLUS MARK II J」を選択するのが無難と思う。
カラーバリエーションは、
- Black
- Rose Gold
- Smoky White
の3色で、今回は「Smoky White」をレビューする。
価格は「8,880円(税込)」となっている。
「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」開封レポート
![「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」パッケージ](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01406-800x534.jpg)
![「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」パッケージ裏面](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01407-800x534.jpg)
簡単な開封レポートを。
明らかに海外製品なのだが、パッケージは全て日本語化されていることに驚く。
![蓋をめくると本体が登場する](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01408-800x534.jpg)
カバーをめくると、本体が登場した。
![同梱品は本体・ポーチ、ストラップ、アダプター、取扱説明書](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01409-800x534.jpg)
開封すると、以下が入っていた。
- 本体
- ハンドストラップ
- ポーチ
- 取扱説明書
この手の製品で必ず付属している、充電ケーブルがないことに驚いたのだが、理由が分かって納得した。
![リチウム乾電池](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01416-800x534.jpg)
バッテリーは、同梱されているリチウム乾電池(3.6V 1/2AA)だった。
つまり、充電式ではなく、電池交換式となっている。
バッテリー寿命は「4〜6ヶ月」となっており、十分使える長さかと思う。
ちなみに、交換する場合、Amazonでは「1個300円程度」で販売されていた。
![説明書も全て日本語化されている](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01410-800x534.jpg)
リチウム乾電池を使うという、今どきちょっと珍しい製品であることもあってか、マニュアルが非常に充実している。
![アプリやバッテリー取り付け方法](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01417-800x534.jpg)
専用アプリのダウンロードや、バッテリー取り付け方法もきちんと解説し、
![取り付けられるスマートフォンも丁寧に解説されている](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01422-800x534.jpg)
取り付け可能なスマホを、アダプターの必要有無も含めて、分かりやすく説明してくれるので、安心感ある。
なお、「iPhone XS Max」では問題なく使用出来た。
「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」の装着方法
![「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」本体](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01411-800x534.jpg)
「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」にスマホを取り付けてみる。
![グイッとはめ込む](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01420-800x534.jpg)
といっても、大層なものではなく、グイッとのばしてはめ込むイメージだ。
![装着後正面から](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01423-800x534.jpg)
![装着後裏から](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01426-800x534.jpg)
装着後はこんな感じになる。
見た目がデジカメっぽくなった。
ケース付きでも装着できるのが嬉しい。
![ボタン類は3つ](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01414-800x534.jpg)
ボタンは上部に3つある。
- シャッター(半押しも可能)
- 露出補正ダイヤル
- モード切替ダイヤル
![装着後正面から](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01423-800x534.jpg)
正面にズーム切り替え用のダイヤルがある。
操作方法はほぼ一般的な、デジカメと同じだ。
アクセサリーシューも取り付け可能だった。
![裏面には三脚用の穴もある](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01415-800x534.jpg)
裏面には三脚用の穴まである。
もう完全にカメラなのだ。
![まるでカメラ](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01478-800x534.jpg)
こうして持つと、ものすごくデジカメっぽい。
Wi-Fi・Bluetooth接続無しで使えるのは、想像以上に使い勝手が良い!
記事の前半でも記載したが、「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」はLightning端子はもちろん、Wi-Fi・Bluetooth接続なしで、カメラ操作を実現している。
やることは2つだけ。
- 「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」を装着する
- 専用アプリを立ち上げる
これだけだ。
ちょっとウソのように思えるが、これで本当に使えてしまう。
![撮影するだけ](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01484-800x534.jpg)
あとは、シャッタボタンを押して撮影するだけだ。
![モード変更などはタッチパネル操作も可能](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01482-800x534.jpg)
モード切替やフラッシュの有無などは、ボタンだけでなく、画面上でも操作可能となっている。
![](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2019/05/chi_normal-1.jpg)
正直、この手のアクセサリは取って付けたようなものが多いので、イメージとしては「それなりのもの」と思っていたが、いい意味で期待を裏切られた。
終わりに
![装着後正面から](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC01423-800x534.jpg)
Wi-Fi・Bluetooth接続無しで使えるというのは、想像以上の利便性だった。
これで、本体重量は「85グラム」。
デジカメを持ち歩くよりははるかに軽いし、ちょっと本気出して撮影したいシーンだけ使うでも価値はあると思う。
もちろん、カメラとしての性能は、iPhoneである以上、それ以上でもそれ以下でもない。
一眼レフなど、専用機としてのカメラには太刀打ちできない。
しかし、スマホカメラの利便性を極力損なわず、
- はめたらすぐ使える
- 85グラムと軽量で、持ち運びも楽
という特徴のある「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」は、一眼レフ的な操作感を求めている方には、最適なアクセサリではないかと感じた。