写真や動画を撮影するとき、明るさが足りないことがありますよね?
とっても手軽に、その場を明るくできるコンパクトなLEDライトが、「miggo PICTAR SMART LIGHT(ミゴ ピクター スマートライト)」。
暗いところでの写真/動画撮影に、ビデオ会議の照明に、さまざまなシーンで役立ってくれるライトです。
「miggo PICTAR SMART LIGHT」を紹介します。
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miggo PICTAR SMART LIGHTの概要
「miggo PICTAR SMART LIGHT」はコンパクトなLEDライトです。
以下の特徴があります。
- 12個の高効率LED電球
- 2500mAhの内蔵充電式バッテリー
- 満充電で約2時間の使用が可能
- 調光できる
- 光を和らげる拡散フィルターと、光をオレンジ色にするCTOゲルフィルターを同梱
- コールドシューマウント搭載
電源のスイッチ・調光ダイアル・充電のインジゲーターが側面にあり、操作は直感的です。
miggo PICTAR SMART LIGHTの良いところ
使って感じた、良いところを紹介しましょう。
スマートフォンでも一般的なカメラでも単体でも使える
miggo PICTAR SMART LIGHTは、本体のほかに、コールドシューアダプター・スマートフォンアダプターがついています。
そして、コールドシューアダプターと、スマートフォンアダプターの2面に三脚穴があるんです!
そのため、以下のような形で使えます。
- スマートフォンを挟んで装着
- 三脚穴で三脚に装着
- コールドシューで一般的なカメラなどに装着
- 本体のみ/コールドシューアダプター/スマートフォンアダプターで自立させる
薄めのスマホケースなら、ケースごと挟めました。
ライトの向きを変更できるので、インカメラ使用時も照らせます。
ライトの角度は調整可能。
ミニ三脚でも大きな三脚でも。
アクセサリーシューがあれば、コンパクトカメラでもフィルムカメラでも装着できます。
垂直に使う場合は、本体のみでも、コールドシューアダプターでも、スマートフォンアダプターでも、自立しました。
持ち運びやすい大きさ
「miggo PICTAR SMART LIGHT」本体の大きさは、幅95mm ✕ 高さ62mm ✕ 奥行き13mmで、重量は88g。
6.1インチのスマートフォン(iPhone 11)や万年筆と比べると、これくらいの大きさ感です。
ポケットにも入れられるコンパクトさです。
これだけコンパクトで、約2時間使用可能!
2時間あれば、生配信やYoutube用の録画にも充分使えるのではないでしょうか。
コンパクトな割にしっかり明るく、無段階調光もできる
「miggo PICTAR SMART LIGHT」は、0.5mの距離で900ルクス、1mの距離で430ルクスの明るさが出せるそう。
ルクスとは、光源によって照らされている面の明るさを数値化した単位です。
百貨店の売場の明るさが500~700ルクスだそうなので、けっこう明るいといえるのではないでしょうか。
薄暗い室内で、カメラから0.5mほどの場所にりんごを置いて、カメラにmiggo PICTAR SMART LIGHTを装着して撮影してみました。
左は、miggo PICTAR SMART LIGHTをつけていない状態です。
照明は隣の部屋から漏れるあかりのみで、カメラの設定は「ぼんやり色形がわかる」程度にしました。
真ん中は、部屋の環境とカメラの設定はそのまま、miggo PICTAR SMART LIGHTの最も弱い光を当てた状態です。
りんごのヘタの部分が少し見えてくる程度の、「ささやかな明るさ」を足すことができました。
そして右は、miggo PICTAR SMART LIGHTの最も強い光を当てた状態。
背景がわからなくなるほど明るくなりました。
真ん中と右の明るさ、かなり違うと思いませんか?
miggo PICTAR SMART LIGHTひとつで、これだけの範囲で無段階調光できるのです。
マグネット式の拡散フィルターがある
マグネット式の拡散フィルターが付属しています。
みかんに横からmiggo PICTAR SMART LIGHTを当てて、拡散フィルターの有無を比較してみました。
それほど大きな変化はありません。
ただ、影の部分を見ると拡散フィルターがあるほうが滑らかなのがわかるでしょうか。
また、インカメラで照明を向けたときは、拡散フィルターがあるほうが目に優しく感じられました。
この拡散フィルターで良いなと思ったのは、マグネット式なところ。
つけ外しが簡単です。
セロハンや薄い紙などを挟むこともできちゃいます。
「CTOゲル」というオレンジ色のカラーフィルターのようなものが同梱されていて、光の色をあたたかいイメージにできます。
左上は拡散フィルターなし、右上は拡散フィルターをつけたもの。
左下は拡散フィルターにCTOゲルを挟んだもので、みかんや近くのテーブル面が赤っぽくなりました。
右下は、拡散フィルターに6重に折りたたんだトレーシングペーパーを挟んだもの。明るさは落ちますが、光がさらに拡散されて陰影が柔らかくなりました。
ストロボがうまく使えない人でも、簡易なフォトライティングができる
スマートフォンやカメラに装着して使うだけでなく、カメラから離しても使えます。
カメラと被写体を固定して、miggo PICTAR SMART LIGHTとレフ板だけを動かしてみました。
写真撮影時に光を放つ機材として、最も使われているのはストロボ(フラッシュ・スピードライト)でしょう。
ストロボは、主にシャッターを切るタイミングで一瞬だけ光を放ちます。
使いこなせれば、表現の幅がぐっと広がりますが、これが難しい。
目の前に見えている光と撮影結果が大きく違うので、結果をイメージできるようになるまでには、修練が必要です。
しかし、miggo PICTAR SMART LIGHTのように光り続ける「定常光」なら、光の当たり具合を確認しながらセッティングができます。
調光できてコンパクトなので、1つあると助けになるのではないでしょうか。
ビデオチャットにも使える
2時間未満のビデオ会議やビデオチャットにも便利です。
スマートフォンでチャットする場合は、スマートフォンアダプターで。
ノートパソコンなどでチャットする場合は、テーブル上にmiggo PICTAR SMART LIGHTを置いてみてください。
こんな感じで、顔の見えかたがだいぶ変わります。
クリップタイプだと画面が隠れてしまいますが、miggo PICTAR SMART LIGHTなら画面を邪魔せず使えますね。
miggo PICTAR SMART LIGHTのその他の特徴
ライトの色みは調整できませんが、専用アプリ「Pictar by Miggo」を使えば、画像上の色みを変更できます。
miggo PICTAR SMART LIGHTのここがイマイチ
使ってみてデメリットだなと感じたところは、ささやかなことのみでした。
拡散フィルターの効果が弱め
「拡散フィルター」と聞いて期待しすぎすると、効果が弱いと感じるかと思います。
小さなライトで明るさを保つためには仕方ないので、光の柔らかさを重要視する場合は工夫が必要です。
コールドシューアダプターの作りが、ややチープ
コールドシューアダプターはプラスチック製で、少しだけ回しにくさがあります。
ただ、ライトを載せるだけなので、アダプターがしっかりすることで価格が上がるより、今のほうがいいなとわたしは感じました。
合わせて、スマートフォングリップやクリップレンズもどうぞ
スマートフォンに取り付けるだけで、まるでコンパクトデジカメで撮影しているかのような操作感を実現する「Pictar Pro Smartphone Camera Grip」や、以下のクリップレンズを販売しています。
- miggo PICTAR SMART LENS Wide Angle 18mm
- miggo PICTAR SMART LENS Telephoto 60mm
- miggo PICTAR SMART LENS Wide Angle 16mm / Macro X12
クリップレンズを使えば、こんな画角で撮影できます。
別の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
まとめ
「miggo PICTAR SMART LIGHT」は、コンパクトで使い勝手のいいLEDライトです。
スマートフォンでもカメラでも三脚でも装着できるので、ひとつあると撮影の幅がだいぶ広がります。
人を撮るのにも便利!
明るい場所でも逆光だと顔が暗くなってしまいますが、ライトがあれば顔も背景も写せます。
コンパクトなので旅行などに持って行きやすく、キャンプなどの夜のおでかけで使ってみたいなと思いました。
レビューでは写真撮影で試してみましたが、動画撮影での使い勝手も良さそうなので、今後動画もチャレンジしてみたいと思います。