スマートフォンのカメラは、優秀なものがたくさん!
「半端なカメラはいらない」と思えるほど、多様なシーンで活躍してくれます。
しかし、スマートフォンの形状は「カメラとして使いやすい形」ではありません。
撮影時に使いにくい部分があるのも確かです。
スマートフォンカメラを、カメラとして使いやすくしてくれる「miggo PICTAR PRO Smartphone Camera Grip(ミゴ ピクタープロ スマートフォンカメラグリップ)」を紹介します。
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PICTAR PRO Smartphone Camera Gripの概要
「Pictar Pro Smartphone Camera Grip」はスマートフォンに取り付けるだけで、まるでコンパクトデジカメで撮影しているかのような操作感を実現するアクセサリーです。
マットシルバーとブラックのシンプルな外観が良い感じ。
無料の専用アプリ「Pictar by Miggo」と合わせて使います。
露出補正などの設定をホイールやボタンで変更できるため、設定変更がスムーズ。
手袋をしていてもシャッターが切れます。
以下の2種類があり、違いはスマートフォンをワイヤレスチャージする機能。
チャージ機能なしは、5,000円ほど安くなっているようです。
商品名 | チャージ機能 |
---|---|
Smartphone Camera Grip | なし |
Charge Smartphone Camera Grip | あり |
iPhoneはもちろん、AndroidのGalaxy・HUAWEI・Xperia・Pixelの一部モデルで使えます。
対応機種はこちらから確認してください。
以降は「iPhone 11」を使ってレビューします。
PICTAR PRO Smartphone Camera Gripの良いところ
実際に持ち歩いて撮影して感じた、良いところを紹介しましょう。
専用アプリが優秀で、露出などの設定がしやすい
iOSの純正カメラアプリは「何もわからなくても、スマホにおまかせで簡単に撮れる」ように作られていると思います。
逆に、「明るめに撮りたい」などの意図があるときは、操作が分かりづらいことがありました。
露出を変えたり、ピントを固定したりすることもできるのですが、機能に気づきにくいなあと感じています。
専用アプリ「Pictar by Miggo」は操作がわかりやすい!
露出を固定したり、全体をぼかしたり、撮りたいイメージに簡単に近づけられます。
アプリ自体は無料で、初回使用時に商品のバーコードを読ませてから使います。
セットアップ画面で、大まかな使用シーンを選べば、それに合わせたメニューが選べるようになりました。
たとえば、ファミリーモードを選べば、赤ちゃんをふんわり明るく撮るモードやパーティーモード。
トラベラーモードを選べば、ビーチの青を鮮やかにするモードや雪景色をきれいに写すモード。
必要そうなものだけ表示されるので、迷いにくくなっています。
プロモードでは、露出・シャッタースピード・ISOを変更できるように。
シャッタースピードは1/8000秒~1/2秒の間で、ISOは20~2000の間で設定できます。
スポーツシーンをぶれないようにしたり、あえて露光オーバーにしたり、意図に合わせて設定を変更しましょう。
モードごとに、さまざまな設定ができます。
たとえばM(マニュアル)モードでは以下の11項目。
- ホワイトバランス
- フラッシュ
- アスペクト比
- タイマー
- グリッドの表示/非表示
- ヒストグラムの表示/非表示
- 水準器の表示/非表示
- フォーマット(JPEG/TIFF/RAW)
- フォーカス(オート/マニュアル)
- フィルター
- ズーム
画面タップでもダイアルでも変更可能です。
RAWで撮れる
iPhoneは、特定のアプリを使えばRAW形式で写真が撮れます。
RAWで撮影できれば、撮影後の加工がしやすい!
PICTAR専用アプリも、RAWで撮影できます。
拡張性が高い
以下のように、拡張性が広がります。
- コールドシューがあるので、ライトやマイクを取り付けられる
- 三脚が使える
特に動画を撮るときに便利になるのではないでしょうか。
片手で撮りやすい
スマートフォンは、片手で撮るには安定しません。
設定する際も片手でスマートフォンを持って、もう一方の手で設定を変えることがほとんどでしょう。
PICTAR PRO Smartphone Camera Gripなら、シャッターや露出調整など多くの操作を右手で済ませられ、アプリ画面をタップする場合も右手で操作しやすいように工夫されています。
人間工学設計の「鮫肌」パターンのグリップにより、片手でも安定して持つことができます。
PICTAR PRO Smartphone Camera Gripのその他の特徴
取り外し可能で伸縮するビューファインダーが付属。
眩しい場所だとスマホ画面が見えづらいことがありますが、ビューファインダーを使えば周りの光を遮りながら鮮明に画像を確認できます。
撮影時に適応できるフィルターは強度変更が可能です。
おもしろ加工が多めだなと感じました。
ストラップもつけられるので、気軽に持ち運びが可能。
充電ケーブル部分に穴が空いているのも嬉しいポイントです。
PICTAR PRO Smartphone Camera Gripのここがイマイチ
使ってみて、デメリットだなと感じたところもお伝えします。
アプリが落ちることがある
使用環境(iPhone 11)によるのでしょうが、わたしの環境だと、RAW撮影をしようとすると高確率でアプリが落ちます。
使用しているスマホケースによっては干渉する
スマートフォンを挟んで使う以上どうしようもないのですが、使用しているスマホケースによっては、そのままでは使えません。
PICTAR PRO Smartphone Camera Grip自体はとても簡単につけ外しできるのですが、わたしはふだん着脱が面倒なケースを使っているので、ちょっと時間がかかりました。
スマートフォンのコンパクトさは失われる
安定して持てるだけの厚みがあるので、ポケットには入りにくくなります。
撮れるシーンが広がるクリップレンズが楽しい
PICTARのクリップレンズを使えば、さらに写真の幅が広がります!
以下の3種類が同時発売されました。
- miggo PICTAR SMART LENS Wide Angle 18mm
- miggo PICTAR SMART LENS Telephoto 60mm
- miggo PICTAR SMART LENS Wide Angle 16mm / Macro X12
どれもクリップ・レンズ・キャップ・袋が付属しています。
クリップは共通仕様。
いくつか購入した場合は、クリップ1つを取り回せて、荷物が少なくできます。
画角を比べてみましょう。
miggo PICTAR SMART LENS Wide Angle 18mm はワイドな写真に。
ワイドレンズのついていないスマートフォンでも、広い景色を切り取れます。
見晴らしのいい場所に来たとき、室内を広く撮りたいとき、大きな建物などの全体を写したいときなどに活躍してくれるでしょう。
miggo PICTAR SMART LENS Telephoto 60mm はズームに。
デジタルズームだと画像が粗くなってしまいますが、光学的なズームなので安心です。
わたしの1番のおすすめは、「miggo PICTAR SMART LENS Wide Angle 16mm / Macro X12」!
マクロレンズと広角レンズの2種類がセットになっていて、広角レンズはマクロレンズの上につけて使います。
マクロレンズは、小さな猫じゃらしにこんなにも近づいて撮れました。
一眼カメラ+マクロレンズを揃えると、かなり高額になってしまいます。
スマートフォン+お手軽なクリップレンズで接写できるのは、とても楽しいです!
まとめ
「miggo PICTAR PRO Smartphone Camera Grip」は、スマートフォンのカメラに操作性や拡張性をプラスしてくれます。
スマートフォン撮影だから、SNSなどへの投稿もすぐ。
スマートフォンのカメラを、さらに活用できるのではないでしょうか。
クリップレンズと合わせて楽しんでください!
合わせて使えるコンパクトなLEDライト、「miggo SMART LIGHT」は以下の記事で紹介します。