「iPhoneでゲームをする時、コントローラーが欲しい!」
そう思ったことはないだろうか。
iPhoneに限らずスマホゲームは、大きく分けて2種類ある。
- スマホ画面、タッチ操作に最適化された、スマホ向けゲーム
- 過去ゲーム機向けに発売したゲームを、スマホ向けにリメイクしたゲーム
前者の代表格はパズドラなどと思う。
僕は30代後半でかつてはゲームをよくやっていたが、今はほぼやらないオールドゲーマーだ。そんな僕がやりたくなるゲームは、新作よりも名作のリメイク版が多い。
ドラクエ・ファイナルファンタジー(以降「FF」と記載)なんかは典型だが、プレイするとなんとも残念な気分になる。
いくらスマホに最適化しても、そもそもがコントローラーありきで作られたゲームなので、限界があると僕は思っている。
そんなことを思うオールドゲーマーにおすすめしたいのが、iPhoneに直接接続するコントリーラー「GAMEVICE(ゲームヴァイス)」という製品だ。
今回レビュー依頼をいただいたので、紹介しようと思う。
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スマートデバイス用ゲームコントローラー「GAMEVICE(ゲームヴァイス)」とは
今回紹介する製品は、正式名称は「GAMEVICE Game Controller for iPhone v2」というもので、iPhone用のゲームコントローラーだ。
接続する製品によって、ラインナップが分かれており、2018年8月時点ではその他に、
- GAMEVICE for Samsung Galaxy S8 / S8+
- GAMEVICE for Samsung Galaxy S7 / S7 edge
- GAMEVICE Game Controller for 10.5 inch iPad Pro
- GAMEVICE Game Controller for iPad mini v2
- GAMEVICE Controller for iPad Pro
- GAMEVICE Game Controller for iPad Air v2
が存在する。
基本的な機能は全モデル共通で、
- ABXY、L1R1、L2R2、デュアルジョイスティック、十字キーを搭載した、ゲームコントローラー(ゲームパッド)
- 『対応ゲーム』でコントローラーを使用した操作が可能
- 価格は10,000〜15,000円程度
という感じとなっている。
一番の注意点は、全てのゲームで使えるわけではなく、対応ゲームのみで使用出来るという点だ。
Amazonの評価をみると、低評価の理由に「使おうと思ったゲームに対応していなかった」というのが多いようなので、購入前は十分に確認して欲しい。
GAMEVICEは海外製品なので、基本的に日本オリジナルゲームの対応率は低く、グローバル展開しているゲームの対応率が高い傾向がある。
具体例を挙げると、僕がやってみたかったゲームで言えば、
- ドラクエは非対応
- FFは対応
という感じで、日本人の感覚で言えば、同じスクウェア・エニックスの代表的RPGだが、海外での認知度の違いで対応が分かれてしまっている。
以降のレビューは、FFで使ってみた感想を中心に紹介する。
「GAMEVICE Game Controller for iPhone v2」開封レポート
簡単な開封レポートを。
1万円を超える高額製品ということで、化粧箱はしっかりした作りとなっている。
蓋を開けると「GAMEVICE」本体がドーンとお目見え。
同梱品は他に取扱説明書のみ。
GAMEVICEは日本の代理店が輸入している製品であるため、取扱説明書も日本語対応している。
ちなみに、本体にマグネットが内蔵されており、コンパクトに折りたたんで収納および持ち運びできる。
iPhoneに装着する方法
早速手持ちの、iPhone 6sに装着してみた。
対応するiPhoneは、
- iPhone 6〜8
- iPhone 6 Plus〜iPhone 8 Plus
- iPhone Xでの使用も可能だが、GAMEVICEの装着に保護フィルムを剥がす必要あり
となっている。
2018年時点で発売しているiPhoneにはほぼ対応している状況だ。
装着するときは、まずPlus系か否かをスイッチで切り替える。
これはiPhoneの幅が異なるため、ロックする領域を切り替えるためのようだ。
その後、Lightningコネクタ側から接続し、
反対側を固定する感じだ。
背面はシリコン素材なので弾力性がある。なので、思い切って「グイッ」と引っ張って固定するのが重要だ。
接続すると、
アクセサリ「GV157」は、インストールされていないAppを使用します。App Storeから入手しますか?
と訪ねてくる。
管理アプリのダウンロードを促されるが、基本は無視でよい。
理由は、管理アプリからリンクするのはアメリカのAppストアなので、日本人が使ってもあまり意味がないからだ。
装着後の状態は、こんな感じだ。
iPhone 6s
iPhone 6 Plus
iPhone X
大きさ的にピッタリなのはPlusだと思う。
あと、装着してみて思ったのは、保護フィルムくらいなら大丈夫だが、保護ガラスを貼り付けている場合、剥がさないと装着できないことだろうか。
保護ガラスを使っている方は注意して欲しい。
GAMEVICEでFFをプレイしてみた
というわけで、早速FFをプレイしてみた。
僕が購入しているアプリで対応しているのは、FF5とFF6だったのでその両方で。
SFC(スーパーファミコン)で発売したゲームなので、当時死ぬほどやり込んだゲームだ。
うぉぉぉ!!飛龍!!!!
ティナたん!
ブチ上がりますね(笑)
操作性はスマホ画面に比べると遙かによいが、例えば、
- コントローラーのボタン操作から、若干遅延がある気がする
- 日本人的には、Aボタン(決定)、Bボタン(キャンセル)だが、海外モデルなので概念が逆(Bボタンで決定)
というあたりは、若干使いづらいと感じた。
細かいコマンド操作やレスポンスをRPGならよいが、シューティング・アクションゲームだと少し気になるかもしれない。
とはいえ、操作性ははるかによくなるので、気がついたら何時間もやってしまいそうだが、そんな時に気になるのは充電と音じゃないかと思う。
なんとGAMEVICEには、Lightningコネクタとイヤフォンジャックがついているので、充電しながらでも利用可能だ。
なお、GAMEVICEへの給電そのものは、iPhone本体から行う。
このため、iPhoneの充電が減るのはかなり早い。
GAMEVICEが対応する日本人お馴染みのゲーム
参考までにGAMEVICEが対応している、日本人がわりと知っていると思うゲームは以下となる。
- ストリートファイター
- マインクラフト
- HERO
- アサシンクリード
- アスファルト
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ
- Call Of DUTY
- Dead Trigger 2
- グランド・セフト・オート
- Lineage2 Revolution
- MONSTER HUNTER
- Phantasy Star II
- R-TYPE
- THE KING OF FIGHTERS ’97
- Tomb Raider II
- ファイナルファンタジー4・5・6・7・9
- クロノトリガー
対応ゲーム一覧の詳細は、以下を参照して欲しい。
終わりに
スマホゲームをコントローラーで操作する
これだけで随分快適になったというか、かつての思い出が蘇ってくる感覚だった。
みると分かるが、見た目がPSPっぽい雰囲気になる。そういうスタイルも含めて懐かしく、久しぶりにゲーム三昧の日々を送りたいと思った。
スマホゲームのタッチパネルに不満を持っている方、是非試してみて欲しい。