ドローンを買ったことありますか?
空を飛ぶガジェットという意味で、ドローンはかなり有名になったし、商用利用するシーンも増えてきた。
しかし、有名になったが故に、制限が増えたのもまた事実で、例えば許可無しに、街中で飛ばすなんてことは出来なくなった。
このため、高価な商用ドローンはある意味使いづらくなったが、逆に自宅でも飛ばせるような安価かつ小型のドローンに人気が移っている。
いわゆる「トイドローン」と呼ばれる製品だが、今回は「RYZE TELLO」という製品を紹介しようと思う。
1万円弱だが、ドローンとしての性能は十分で楽しいぞ!
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「トイドローン(Toy Drone)」とは
まず、今回紹介する「RYZE TELLO」などが分類される、トイドローンと呼ばれる製品について。
実は明確な定義があるわけでは無く、「Toy(オモチャ)」という単語から、子供向けと思う方も多いだろうがそうでもない。
ざっくりとした定義としては、
- 1〜3万円と比較的安価
- 航空法の規制外となる、飛行重量200グラム未満
あたりが、トイドローンと呼ばれる製品だ。
「RYZE TELLO Powered by DJI」の概要
「RYZE TELLO」のスペック概要を記載すると以下のようになる。
区分 | 内容 |
---|---|
サイズ | 9.2 x 9.8 x 4.1 cm |
重量 | 81.6g |
最大飛行時間 | 13分 |
最大飛行距離 | 100m |
価格 | 12,800円 |
重量が軽く、価格もドローンとしては安いので、まさに「トイドローン」だ。
だが、この手の製品は安かろう悪かろうという製品も多いのだが、
RYZE TELLO Powered by DJI
と名付けられているように、高性能ドローン「Mavic」、商用利用されることも多い「Phantom」など、ドローンメーカーの代表格とも言えるDJIが販売している製品だ。
実際使ってみて感じたが、初心者でも扱いやすく、ドローンを体験するにはもってこいの製品だと思う。
「RYZE TELLO Powered by DJI」の開封レポート
簡単な開封レポートを。
パッケージは見ての通り、ドローンが目立つ外観となっている。
同梱品は非常に少なく、
- 本体
- バッテリー
- 取扱説明書
- 予備のプロペラが2枚
となっている。
ケーブルは付属していません
取扱説明書は多言語対応しており、日本語版にも対応している。
これが本体の外観。
小さいが本格的なドローンだ。
裏面はこんな感じ。
iPhone Xと比較するとこんな感じで、非常にコンパクトであることが分かるかと思う。
バッテリーは外付けタイプなので、初回利用時は本体に差し込む必要がある。
持って見ると、本当に軽い。
オモチャみたいだ。
側面を見ると、まずは電源ボタン、
反対側には充電用のmicroUSBケーブルがある。
さらにドローンと言えばもちろんカメラもついている。
「RYZE TELLO Powered by DJI」を家の中で飛ばしてみた
それでは早速飛ばしてみる!
飛ばす場合、まずは専用アプリ「TELLO」のダウンロードが必要となる。
iOS、Androidどちらでも対応しているので、お使いのスマホに合わせてダウンロードしてほしい。
僕はiPhoneユーザーなので、以降の画面はiOS版となる
アプリをダウンロード後、まずは本体の電源をONする。
すると、チカチカ光り始めるので、操作するスマホのWi-Fiアクセスポイントで「TELLO」で始まるものが表示されるので接続する。
パスワードなどは不要なので、接続すると今度はTELLOアプリを起動する。
初回起動時はファームウェアバージョンアップがあるかもしれないが、アップデートしてアプリを起動する。
すると、アプリ画面上で離陸などの操作ができるので、離陸させると
飛び上がった!
ちなみに、音はそれなりに大きい(特に風切り音が)。
我が家は5歳の男の子と、4歳の女の子がいるのだが、男の子は大喜び、女の子は怖がって泣いてしまった。
自宅でも問題なく飛ばせるが、操作には気を付けて欲しい。
操作にはゲームパッド「GAMEVICE」も使える
基本的にアプリ画面上から、タッチパネルで操作可能なのだが、やはり若干操作は難しい。
コントローラーが欲しくなるのだが、ゲームパッド「GAMEVICE」が対応している。
以前レビューしたことがあるのだが、セットで使うと操作性はかなりよくなった。
まあ、自宅でちょっと遊ぶ程度に、高度な操作は不要だとは思う(笑)
だが、軽くて簡単に操作できるので、逆に言えば壁に当たったりして壊れやすい
その点は注意して欲しい。
終わりに
僕はこの記事を書いている2018年8月時点で38歳だ。
僕の感覚でドローンはラジコンヘリなのだが、僕が子供の頃にもちろんこんな物は持っていなかったし、触ったこともなかった。
だが、これほど高性能なものが1万円弱で手に入るという衝撃。
子供のオモチャとしては少し高価だが、それでも買えなくはない価格なので、本当にすごい時代だなと思った。
- 空を飛ぶ
- 飛行機を飛ばす
というのは、大人でも子供でもワクワクできる体験だからだ。
1度子供達とドローンを飛ばして遊びたい、そんなことを思うくらいワクワクする製品だった。
ただ、くれぐれも、
街中では決して飛ばさないように気を付けて欲しい