2018年7月31日で10年間勤めた会社を辞めて、フリーランスになりました。
- 会社員はオワコン
- フリーランスで自由に生きていく!
なんてインターネットでよく見る話に関して、僕は全く同意もしないし、推奨する気もありません。
ですが、当然会社を辞めた理由はあります。
さらに言えば1つではないので、この記事では会社員を卒業した理由の1つ、
出世して会社に全てのリソースを捧げたくない
という話を紹介します。
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会社員としての出世は「会社に人生を捧げること」
世の中には本当に沢山の会社があるので、僕が見てきた会社が全てとは言いませんが、
出世=会社に人生を捧げること
と僕は思っています。
僕が働いていたのはシステム業界ですが、出世する人は基本的に勤続年数が長い人になりがちです。
なぜなら、社内事情や社内の人間関係に詳しい方が出世する傾向にあるからです。
そうなるために、例えば飲み会はマメに参加するなど、会社の行事にリソースを割くようになります。
僕はそれが嫌でした
会社の仕事は好きでしたが、それ以外のことはやりたくなかったです。
何故なら僕は、
- ブログをやっている
- 岡山スマホユーザー会・岡山ブログカレッジなどのイベント運営をしている
からです。
優先順位の問題として、プライベートは家族と過ごすか、自分のやりたいことに専念したかったです。
「管理職にはならない」と宣言していた
そんな考え方なので、出世は諦めていました。
管理職は向いていない
と僕自身が思っていたこともありますし、上司にも、
と言ってました。
まあ、どちらにせよ辞めたんですが。
さらに言えば、毎年評価とかもありましたが、僕から「〜は頑張ったよ!」とかアピールもほぼしませんでした。
面倒くさくて。
でも、そんな人は少ないです。
「もっとアピールしなきゃ」と同僚から言われたこともありましたが、本当に興味がなかったです。
- アピールして
- 認められて
- 出世して管理職になって
何かいいことがあるのか、と…
上が出世しないと、下が詰まるという組織の論理
ここまでは僕の都合の話がほとんどです。
じゃあ、会社としてみた場合、別の側面が出てきます。
僕が50歳くらいになっても、平社員のままだったとして、どうなるかといえば、
後輩が出世しづらくなる
状況になると思います。
大企業の方なんかはよく言ってましたね。
ポストをあけてあげないと後輩が出世できないから
みたいな話を。
そういう話もあるでしょうし、年上の部下というのは色んな意味で使いづらいというのも、体験談としてとてもよく分かります。
出世しても、上には上の世界がある
いわゆる中堅クラスの社員になると、
- 若手というほどではなく
- かといって、上の方でも無い
という微妙な位置付けです。
ただ、一つだけ言えることは、
それぞれの世界がある
ということなんですよね。
平社員としてバリバリで仕事していた人が、管理職になった途端に仕事内容が変わるのはもちろんですが、
さらに上の人達とのお付き合いに疲弊して行く姿
ってわりとよく見ます。
特に大企業になればなるほど。
そう考えた時、嫌だなと。
だけど、僕がここまで書いて来たような理由で、自分にとって居心地のいい地位に留まり続けると、後輩が困るとおもいました。
あと、僕は興味なくても、誰かが出世してもらわないと困ります。
終わりに
このような状況を踏まえて考えたとき、
- まだ管理職ではないし、その候補でもない
- ただ、一応はリーダー的な仕事をしている
- 後輩とも、上司と部下ではなく、同僚として会話ができる
この状態は理想ですが、40歳を過ぎるとそのどれかがなくなるだろうと思いました。
であれば、40歳になるまでに、
1度会社を去るのがベストだな
と思ったんです。
当面フリーランスとして生きていきますが、ダメだったとして、次にどこかの会社に就職するときは、
- 40歳くらいの中途採用
- 社歴は短い
という状況です。
ヘッドハンティングでもされない限り、出世はあり得ないと思います。
これでいいんじゃないか、と僕は思って、10年勤めた会社を辞めることにしました。
管理職にするなら、会社辞めます