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週3回・時短勤務の会社員、残りはフリーランスのパラレルワーク生活を始めます

パラレルワークを始めます

2018年7月末で10年間勤めた会社を退職して、フリーランスになり2ヶ月経ちました。

ピープルソフトウェア株式会社

分かってはいましたが、「会社員の安定感ってすごいな」と実感する日々ですが、とりあえず何とか生きています。

8月下旬になってそんな僕に、元上司から連絡が来ます。

上司
戸井くん、忙しい?

10月からちょっと仕事しない??

チー
え?

できなくは無いですが、まだ辞めて1ヶ月程なんですけど……

そこからとんとん拍子に話が進み、

2018年10月からフリーランス契約で、前職の会社で「アルバイト」することに(笑)

正直悩みました。

ですが、声をかけてもらうのもある意味光栄な話と思ったので、受けることにしました。

たった2ヶ月で会社員復帰!?

社員として戻るわけではないですが、それに近い状況になります。

古巣で仕事をするにあたり、考えたことを紹介します。

この記事の掲載内容は、2021年4月22日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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元々「週3回勤務」みたいな働き方に憧れていた

第9回岡ブロ

退職記事でも書きましたが、前職の会社や仕事内容に強い不満はありませんでした

もちろん、ゼロではないですし、細かいことを言えばキリがないですが、よくしてもらったと思ってます。

なので、退職にあたり、以下のような相談をしようか、実は迷いました。

  • 週○回勤務みたいなものにして欲しい
  • 時間制限をつけて欲しい

そんな働き方をしている人を知っているから、僕も出来るんじゃないかと思ってました。

なので、岡山ブログカレッジのテーマに「働き方」を採用したこともあります。

第9回岡ブロ

ただ、色々話を聞いて、これらの勤務のほとんどは、

  • 正社員ではなく、契約社員 or フリーランス契約で行われている
  • 今までのスキルを切り売りする(今までやっていた仕事を継続するだけ)

という形で実現していることが分かりました。

チー
だったら、フリーランスと変わらないし、あまりメリットを感じない

というのが正直な感想でした。

システム業界の「悪しき伝統」

会社員としては単一プロジェクトを管理していればよかった

システム業界は「IT土方」なんて揶揄されることもあり、特に大企業向けシステム開発は「多重請負構造」が当たり前です

この仕組みでトップに君臨するのは、大手システム会社の正社員です。

ですが、この人達だけでは大規模システム開発ができないので、

  • 派遣社員
  • 準委任契約の常駐SE(取引先から派遣されているエンジニア)

など様々な形で、人をかき集めます。

なので、同じ開発チームに見えて、

  • 契約種別
  • 所属する会社

など実はバラバラで、ここにハッキリしたピラミッド構造があります。

日本においては「正社員」はある種の既得権益ですが、システム業界ではこの傾向が顕著です。

簡単にクビにできないとか、待遇の違い、がピックアップされがちですけど、一番大きいのは、

同じ仕事をしていても、正社員にしか情報共有されないことが多い

ということが大きいです。

システム会社なんて特にそうなんですよね。

なので、システム会社でフリーランス契約として働くのは、スキルの切り売りに過ぎず、短期的なお金になっても、長期的に得るものは少ないと思っています。

いくら詳しくても外部環境の変化などでシステムはいつか終わりを迎えますし、技術もそのうち廃れます。

なので、フリーランス契約にはあまり興味がなかったです

「正社員」という身分で実現しないと、本当の意味で働き方を変えることにはならないと思うからです

その先は、そもそも同一労働・同一賃金の考え方で、正社員とか関係ない仕組みが理想ですが、そう簡単に実現はできないでしょう。

フリーランス契約を結ぶことにした理由

前職の会社とフリーランス契約

会社を辞めてから、いくつかの会社に声をかけられたことはあります。

ですが、全て断りました。

表現としてフリーランス契約というだけ、「時給で働くただのアルバイト」に過ぎないわけですし。

なのに今回契約することにしたのは、やはりお世話になった会社だからというのが一番大きいです

ただ、以前のように働くことはできないので、「復帰」ではありません。

仕事の役割を逆転する

保育園のお迎えや、夕食の準備などの家事は僕の仕事なんです。

そして、フリーになってから手がけている仕事もあるので、フルタイム労働はできません

  • 週2・3回の出勤
  • 16時くらいで退社する時短勤務

という形で働くことになります。

会社からみても、社員時代のように融通の効く人材ではありません。

チー
使えないと思われたら、契約を切られるだけ

そこはやはり、「社員」として守られていた時と違い、シビアな世界だと思ってます。

時間を決めて仕事を決める「メリハリ」の大切さ

仕事しながらの子育ては、時間との闘い

また、僕としても時間を決めた働き方がどこまでできるか、実験できるメリットがあります。

会社員時代は、妻が時短勤務をしていました。

納期が厳しいときなど、

困ったら残業すればいい

という考えは頭のどこかにありました。

しかし、今回この作戦は使えません。

僕自身2ヶ月ほど、フリーランス生活を送ってきて、仕事のメリハリをつける難しさを感じていました

フリーランスは自由と言われます。

確かに自由です。

時間の使い方は自由なので、24時間自由と言えばそうですが、

境目がないので、24時間仕事をしている

とも言えます。

最近周りからこんなことをよく言われます。

チーさんは、会社員時代より忙しそうだね

確かにそうなんですが、自ら忙しくしている節はあります

子どもにも言われます。

息子
お父さんは最近いつも仕事しているね

遊ぼうよ〜

ずっと仕事のことを考えている感じがあって、それが周りにも伝わっているのかなと感じます。

ちょっとよくないかなと思いました……。

フリーランスはタスク管理が重要

終わりに

というわけでしばらくの間、

週3勤務会社員 兼 フリーランス

みたいな生活をやってみます。

上手く行くかどうかはわかりません。

ですが、ある意味僕の理想の働き方とも言えます。

  • 会社としては、勤務時間の制限は多いが、ある程度実績のある人を使える
  • 僕としては、時間のメリハリをつけて、自分のスキルを活かした仕事ができる

上手く行けば、お互いにメリットがあるでしょう。

ドライな考えですが、お互い実験すればいいんじゃないかなって思ってます(笑)

しかし、会社および取引先の人になんて挨拶するか、複雑だなぁ……

結局もどってきてるやん〜!

って言われるんだろうな(笑)

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