なぜ今更?auがiPhone 5のLTEエリア詐称問題を公式謝罪

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iPhone 5の発売から約半年。

当初の熱狂は過ぎ去り、今やどこの店でも予約無しに即日持ち帰りが出来る状態。

そして、年度末は契約のかき入れ時ということで、各種キャンペーンなどによってiPhoneに限らず携帯を安く手に入れるなら、最も適したシーズンだ。

そんな時期に先日auから「今更?」と言いたくなるような発表があった。

iPhone 5向けのLTEエリアは2013年3月までに人口カバー率96%になるとカタログ・ホームページに記載されていたが、iPhone 5は対象外でしたというものだ。

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エリア問題は半年前から話題になっていた

iPhone 5発売前

2012年からLTEサービスが開始されるのは既に発表済みだったため、LTEがサポートされるであろう新型iPhone(iPhone 5)でどの帯域がサポートされるのかは少し注目されていた。

ポイントはグローバルバンドである2.1Ghz帯(バンド1)は確実だが、800MHz(バンド18)がサポートされるかだった。

なぜかと言えば、auはサービスインに向けてこの帯域でのエリア整備を進めているという話は、携帯の話題に詳しい人では結構有名で、もしサポートされたらau無双発動なんて言われていた。

iPhone 5発表後

800MHz(バンド18)は世界的にはローカルバンドであるため、グローバル端末であるiPhone 5では結局サポートされなかった。

この事で、auが使える周波数でiPhone 5がサポートしているのは2.1Ghz帯となり、この帯域のエリア整備は800Mhz帯に比べて圧倒的に遅れている。

auのAndroid端末でLTEを使うとかなりエリアが広いのに、iPhone 5になった途端にダメなのはそういう事情がある。

なのに、パンフレットやホームページでは「2013年3月までに人口カバー率96%になる」と記載されていた。

分かる人にはこれはiPhone 5は含まれていないだろうと思えるかもしれないが、普通はそんな事知っているわけがない。

周波数の問題なんてSoftBankがプラチナバンドを宣伝しまくったお陰で、多少認知度が上がったくらいだ。

ホームページから記載が消える

iPhone 5発売後からこの問題は一部で話題になっていた。
実際にKDDIのサポートに電話したような人も多いんだろう。結果、2012年12月にはホームページ上からその記載が消えた。

少なくともこの地点でKDDIはこの問題を認識していたはずなのだ。なのに、なぜ今更発表なのか。正直不可解としか言いようがない。

KDDIがここまで発表を遅らせた理由

これは完全に私見だが、以下の理由があるように思う。

  • iPhone 5販売開始直後の競争でSoftBankに勝利するため
  • 年度末商戦への影響を減らすため

1つ目はまあ当たり前と言えば当たり前の理由だ。

iPhoneは通年で売れ続ける製品だが、発売開始後3ヶ月くらいが一番売れる。

この時であれば価格競争も少ないし、携帯キャリア的にはこの時期に一番売りたいのは当然。

なので、iPhone 5の発売に辺り、KDDIは用意周到な準備をしていた。

テザリング開放がその代表格。
実際この事がSoftBankを焦らせた。iPhone 4SでSoftBankの攻撃にやられた失敗経験から、今回はなんとしても負けられないと思っていたのは容易に想像できる。

au(KDDI)のテザリング開放でiPhoneユーザーの地殻変動が起こるか?

2012.09.13

もう1つはiPhoneに限らず携帯が一番売れるシーズンである、年度末(新生活)商戦を意識していたからじゃないだろうか。

学割などが発表され、年度末商戦がスタートする2月頃にそのイメージが付くのは避けたいだろう。

3月中旬というのは商戦末期だし、この時期発表したからと言って大した影響はない。

KDDIとマスコミの不可解さ

これ、同じ問題がSoftBankで起こっていたら、多分ネット記事など含めてかなり話題になり、めちゃくちゃ叩かれていたと思う。

docomoは今や叩くことが正論みたいな雰囲気なので置いといて、KDDIに関しては本当に不可解なくらい、マスコミが大人しい。

昨年末の通信障害にしてもそうだし、一時期話題になっていたパケ詰まり問題にしてもそう。

話題になっているのに、これをニュースとして取り上げる人が驚く程少ない。

今回のLTEエリアの件にしても、内容もさることながら、未だに2.1GHz帯のLTEエリアマップすら公表しない事も普通に考えたらおかしい(マップにしたらスカスカだからというのが理由だとしても)。

不可思議なauのiPhone 5パケ詰まり問題

2012.12.21

真相は未だ明かされず。KDDIが年末年始の通信障害原因発表

2013.01.16

例えば通信障害の件にしても、発表は社長からじゃなかった。

これSoftBankだったら多分孫正義氏が出てきたんじゃないかと思う。

SoftBankは社長のイメージが強いだけに、「社長が出ない」それだけの理由で叩かれる面はあるにしても、それがトップというものだと思う。

KDDIって何だか官僚的に感じてしまうと言うか、それだけに根回しとか色々やってるのかな、そんなうがった見方をしてしまう。

僕はau版iPhone 5使っていて特に大きな不満はないし、auひかりとスマートバリューを活用しまくっていて、KDDI依存度はここ1年ほどでかなり高まった。

だが、その依存度の高まりとは裏腹に、KDDIという企業に対するイメージは悪くなっていると感じる今日この頃。

考えすぎだとは思うのだが、、、

▼その後の情報

KDDIのLTEエリア問題を通じて感じた、iPhoneを持つというリスク

2013.05.24
<2013/5/25追記>
その後、LTEエリアの人口カバー率は14%(75Mbpsエリア)という発表がありました。

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