2024年11月時点で販売されている、iPhoneは大きく分けると以下の3種類だ。
- 最新モデルの「iPhone 13シリーズ」
- 型落ちで安くなった「iPhone 12シリーズ」
- 高コスパな「iPhone SE(第2世代)」
iPhone 8は2018〜2020年にかけて大手キャリアで売れまくった機種だが、2020年4月に「iPhone SE(第2世代)」の発表に伴い、販売終了となった。
iPhone 6s・7が格安SIMを主戦場にしていたのに対して、大手キャリア中心で販売されたため、少し地味な印象を持つだろうが、「Touch ID」を搭載した、ナンバリングiPhoneとしては最後のモデルだった。
そんなiPhone 8に関して、僕は発売直後の2017年9月に「iPhone 8 Plus ゴールド」を購入し今も持っている。
なので、約4年以上使っているのだが、この記事では以下を紹介しようと思う。
他モデルが気になる方はお使いの方は、以下の記事をご覧ください。
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2024年11月時点でのiPhone 8販売状況
この記事では、主にiPhone 8を紹介するがすでに販売終了となっているため、2024年11月現在の販売状況を、簡単にまとめてみた。
モデル名 | 発売年月 | Apple | 大手キャリア | 格安SIM | 実勢価格 |
---|---|---|---|---|---|
iPhone XS | 2018年9月 | × | × | × | 販売終了 |
iPhone XR | 2018年10月 | × | △ ※在庫限り |
× | 販売終了 |
iPhone 11 | 2019年9月 | ○ | ○ | ○ | 61,800円〜 |
iPhone 11 Pro | 2019年9月 | × | × | × | 販売終了 |
iPhone SE(第2世代) | 2020年4月 | ○ | ○ | ○ | 49,800円〜 |
iPhone 12 / 12 mini | 2020年10月 | ○ | ○ | ○ | 69,800円〜 |
iPhone 12 Pro / Pro Max | 2020年10月 | × | △ ※在庫限り |
× | 販売終了 |
iPhone 13 / 13 mini | 2021年9月 | ○ | ○ | × | 86,800円〜 |
iPhone 13 Pro / Pro Max | 2021年9月 | ○ | ○ | × | 122,800円〜 |
iPhone 8からの機種変更を考えている方いるだろうが、そんな方は以下の記事を参考にして欲しい。
iPhone 8の特徴
2017年9月に発売したiPhone 8は2モデル構成。
- 4.7インチ液晶でコンパクトな「iPhone 8」
- 5.5インチ液晶で大型かつ、デュアルカメラ搭載で高機能な「iPhone 8 Plus」
無印とPlusの違いは、iPhone 7シリーズと同様となる。
違いが少ないため、発売直後は「地味すぎる」と言われたし、同時に発表された全面リニューアルモデル「iPhone X」の影に隠れてしまった印象がある。
特徴らしい特徴は、以下のようなもの
- 本体の素材が、アルミニウムからガラスに変わった
- ワイヤレス充電、USB-PDでの高速充電に対応した
正直あってもなくても困らないようなものだったので、一般ユーザーはメリットを感じづらかった。
iPhone 8の魅力は『美しさ』
iPhone 8シリーズの大きな特徴は、長年続いたアルミニウム筐体から、ガラス筐体に原点回帰したことだと思う。
これは、ワイヤレス充電『Qi(チー)』に対応するためと言われているが、ガラス素材のiPhoneはiPhone 4Sを彷彿させ、
美しい、、、
と感じる。
こういうことを書くと、Apple信者のポエムなんて言われるが、金属では表現できないツルッとした美しさはガラス独特だと思う。
これが所有の満足度に繋がっている面はかなりあるのだが、欠点もある。
USB Power Delivery(USB-PD)による急速充電は便利
そして、iPhone 7シリーズになくて、iPhone 8シリーズにある特徴の1つが、充電機能の強化だ。
具体的には以下を意味する。
- ワイヤレス充電『Qi』の採用
- USB Power Delivery(USB-PD)を使用した急速充電
ただ、ワイヤレス充電はあくまでも補助的なものと考えた方がよいだろう。
大容量バッテリーだから時間がかかり過ぎる
というのが欠点だ。
逆に急速充電はものすごく便利だ。
近年のスマホはiPhoneに限らずバッテリーが大型化しており、充電に時間がかかる。
だからこそ、バッテリー切れがなによりも怖いわけだが、iPhone 8ではそれがない。
が必要という条件はあるが、わずか30分くらいで5割以上充電できれば、バッテリー切れの心配はほとんどなくなる。
ちょっとした移動時間や、話をしている間に充電できるというのは、とくに外出中の充電では非常に便利だ。
モバイルバッテリーに接続しながら使うのって面倒なので。
Apple Payに対応している
これは、iPhone 8に限った話ではなく「iPhone 7」以降の全モデルでいえることだが、非接触ICカード決済の「Apple Pay」に対応している。
- Suica
- iD
- QUICPay
の決済方式に対応し、近年はバーコード決済(QR決済)も増えて来たが、「かざすだけ」で決済できるし、ID・パスワード依存のサービスではないのでセキュリティも高いことが魅力と言えるだろう。
「なんとかペイ」は正直増えすぎた印象があり、不正利用などの事故も相次いでいる。そのうち淘汰されるのは間違いないので、キャッシュレスサービスなら信頼と実績があるサービスを使う方がよいと思う。
iPhone 8の欠点は「大きくて重いこと」
逆に欠点は「重いこと」だと思う。
特に、iPhone 8 Plusに関しては、持てば誰もが感じると思う。
重い!!!!
iPhone 8 Plus移行前に使っていた、iPhone 7の重量は138g。iPhone 8 Plusの重量は202g。
その差はなんと『64g』もある。
実に1.5倍の重量増で、購入後数日は主にiPhoneを持つ右腕の筋が、張ってしまうくらいの重量感だった。
Plusになったら大きくなるので、重くなるのは当たり前だが、iPhone 8系はiPhon 7系と比較して、全体的に重くなっている。
iPhone 8シリーズ | iPhone 7シリーズ | |
---|---|---|
無印(4.7インチ)の重量 | 148g | 138g |
Plus(5.5インチ)の重量 | 202g | 188g |
- ずっしりとした重さ
- ズボンのポケットに入れてもパンパン
- 電話すると、腕が疲れる
正直、結構つらかった。
一番困ったのは電話で、以下の記事でも紹介したが、僕は仕事の電話を個人携帯で受けまくっているので電話の利用頻度が高い。
プライベートで電話はほぼ使わないが、仕事となれば30分ほど話すこともあるわけで、「これじゃあ仕事に支障が出る」とすら思った。
ただ、1週間も使っていたら慣れた。
ほとんどの人がそう言っていたが、本当に慣れた。
流石に、肌身離さず使うiPhoneなので、慣れるのは早いんだなと思った。1ヶ月も経てば、気にならなくなってしまった。
ただ、機動力はかなり落ちたと感じていて、具体的にはApple Payが使いにくくなったと感じる。
これは機能的なものではなく、純粋に大きさに起因するモノで、同時に購入したApple Watch Series 3がそれを補う形となった。
iPhone 8 Plusの良いところは「カメラ」
そして、僕が購入した「iPhone 8 Plus」に関して言うと、カメラはとても使いやすい。
なんと言ってもiPhone 7 Plusから導入された、デュアルカメラは強力だ。
2つのカメラを使って、一眼レフカメラで撮影したような『背景ボケ』を再現できる、ポートレートモードが最大の魅力。
上記写真は料理を、パシャッと撮って、トリミングや色調補正を一切行っていないもの。
これだけの写真がスマホだけで撮れてしまう凄さ。
iPhone 8 Plusにおいて、スペック上の進化はないが、全体的に明るく撮影できるようになっているそうだ。
そして、iPhone 8 PlusおよびiPhone Xにのみ搭載されているのが、『ポートレートライティング』モードだ。
基本的にはポートレートモードだけでこと足りる。
このカメラを手にすると、ほとんどの人がこう思うんじゃないだろうか。
もう高級コンデジすら不要なのでは
と。
僕は普段のスナップショットはiPhoneで、ブログ用などちょっといい写真を撮りたい時は、SONYのRX100M3を使用している。
コンデジなのでコンパクトで、ミラーレス一眼と比較してもかさばらないし軽いが、荷物が増えることには変わりない。
どんなにいいカメラを持っていても、ここぞという時以外は、スマホカメラの手軽さに完敗する。
RX100M3を購入した2015年と比較しても、iPhoneのカメラは進化していて、差がどんどん縮まっている。
『ポートレートライティング』モードがあれば、いわゆるインスタ映えする写真も含めて、ほぼこれでこと足りるんじゃないかという気がした。
これは、Plusを使うメリットだと思う。
さらに言えば、通常のポートレートモードしかないiPhone 7 Plusと比較した、iPhone 8 Plusの強みとも言える。
終わりに
その後、iPhone SE(第2世代)は登場したが、「最新のナンバリングモデル」としては、ホームボタン搭載モデルの最終版になったiPhone 8。
実はiPhone SE(第2世代)にはない特徴として、フロントパネルがホワイトのモデルが存在する。
iPhone人気を決定的にした要素として「ホワイトのモデル」の存在は大きかったので、貴重なホワイトiPhoneとして今も大事にしている人は多いだろう。
iPhone 8を購入する
iPhone 8は販売終了となりました。
現在は後継モデルの「iPhone SE 第2世代」に販売が切り替わっています。
AppleではSIMフリー、キャリア版はSIMロックされていますが、条件を満たせばSIMロック解除可能です。
- 契約事務手数料が無料の、オンラインショップを活用する
- ストレージは基本「64GB」で十分
- カラーはトレンドに左右されず、「好み」で選ぶ
iPhone 8・7・6s用アクセサリについて
定番のケース・保護フィルム(ガラス)については、以下のまとめ記事をご覧ください。
ドコモでiPhoneを買うならオンラインショップがおすすめ
購入手続きはオンラインショップで行うのがおすすめです。
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注目の料金プラン「ahamo」・「5Gギガホプレミア」
2021年3月以降、料金プランが大きく変わります。ほとんどの方はプラン変更する価値があるので理解しておきましょう。
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元携帯ショップ店員の僕も驚くようなプランで、各社同種のプランを出しましたが、以下の記事で詳しく解説しています
iPhone 8のまとめ記事
2011年発売のiPhone 4S以来、iPhoneを毎年購入している管理人が、これまで書いて来たiPhone関連レビューを、iPhoneカテゴリートップページでは整理して紹介しています。
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