2020年4月に発売した、「iPhone SE(第2世代)はSIMフリーでも「税込5万円以下〜」と、恐ろしくコスパが高いモデルだ。
ただ、それ故にディスプレイ・カメラなど、「コストダウン」している部分がある。
カラーバリエーションについても、コストダウン対象になっていると思われ、具体的には以下が「割り切った仕様」となっている。
- カラーバリエーションはブラック・ホワイト・(PRODUCT)REDの「3色のみ」
- フロントパネルは「ブラックのみ」
特に大きいのは、フロントパネルがブラックのみということ。
「iPhone 8」まで、フロントパネルはホワイトとブラックの2色が定番で、人気カラーはフロントパネルが「ホワイト」モデルだった。
ただ、初登場したiPhone 4で発売が大幅に遅れたように、製造上ホワイトモデルの方が製造が難しい or コストが高いと予想され、ホワイトは登場しなかった。
今回僕は「(PRODUCT)RED」を購入したのだが、この記事ではiPhone SE 第2世代のおすすめカラーとiPhoneカラーバリエーションの歴史について紹介しようと思う。
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iPhone SE 第2世代の色(カラーバリエーション)
iPhone SE 第2世代のカラーバリエーションと、フロントパネルの色をまとめると以下の通りとなる。
カラー | フロントパネルの色 |
---|---|
ブラック | ブラック |
ホワイト | |
(PRODUCT)RED |
iPhoneのカラーは伝統的に、ホワイト系のフロントパネルはホワイトだったのだが、iPhone SE 第2世代はホワイトもフロントパネルが「ブラック」となっている。
ホワイトモデルは特に女性人気が高かったので、残念に思っている方も多いだろう。
iPhone SE 第2世代の人気色は「ホワイト」
iPhone SE 第2世代は2020年4月17日からApple Storeでの予約が開始したが、「初回オーダーの在庫切れの早さ」を見る限り以下のような人気順のようだ。
ホワイト > (PRODUCT)RED > ブラック
フロントパネルが「ホワイト」であれば、おそらくホワイトモデルの人気が突出したと予想されるが、そうではないため人気は平準化しているように感じる。
僕はといえば、ブラックと(PRODUCT)REDで悩んだのだが、最終的に「(PRODUCT)RED」を選択した。
(PRODUCT)REDの色合いは「男性好み」と思うし、「かわいい感じ」ではないので女性人気はイマイチかも(笑)
- 男性は「ブラック」か「(PRODUCT)RED」
- 女性は「ホワイト」
みたいな傾向が強いように思うが、「ホワイト」は男性にも人気が高いので、1番人気は「ホワイト」といえるだろう。
iPhone SE 第2世代の背面はiPhone 8と同じくツルツル
2019年9月に発売された「iPhone 11 Pro」は背面の質感が、大きく変わった。
ガラス素材はそのままだが、サラッとした「マットな質感」に変更
同時発売の「iPhone 11」は前モデルまでと変わりなく、「ツルツル」だったのだが、iPhone SE(第2世代)も同様に「ツルツル」だった。
ここまでは予想通りだが、背面デザインはiPhone 11方式に変わった。
- Appleロゴが「中央」に移動
- 「iPhone」の刻印がなくなる
という感じで、よりシンプルにスッキリしたデザインに。
「AppleロゴとiPhoneの文字だけ」の背面デザインは、iPhone 8の時から採用されたデザインで、あれはあれで僕は好きだった。
ただ、iPhone 11以降のデザインの方がより好みなので、僕としては嬉しい進化。
「(PRODUCT)RED」だけはロゴ以外の刻印があり、これも「特別感」がある。
サイドフレームはアルミニウムとなっており、背面カラーに合わせた塗装が施されている。
画像ではなかなか伝わらないのだが、背面はツルツルテカテカで滑りやすく皮脂などで汚れやすいので、ケースは必須だと思う。
iPhoneカラーバリエーションの歴史(バックパネル・フロントパネル)
最後に知識ネタとして、iPhoneカラーバリエーションの歴史を紹介しようと思う。
iPhoneは初期がブラック中心、「iPhone X」以降は全面ディスプレイ化したため、バックパネルの色が異なるのみでブラック基調となっている。
歴代モデルのカラー展開を、フロントパネルを含めて列挙すると以下のような感じだ。
モデル名 | カラー | フロントパネル |
---|---|---|
iPhone | シルバー | ブラック |
iPhone 3G | ブラック ホワイト |
ブラック |
iPhone 3GS | ||
iPhone 4 | ブラック ホワイト |
ブラック ホワイト |
iPhone 4S | ||
iPhone 5 | ||
iPhone 5c | ブルー グリーン ピンク イエロー ホワイト |
ブラック |
iPhone 5s | スペースグレイ シルバー ゴールド |
ブラック ホワイト ホワイト |
iPhone 6 | ||
iPhone 6s | スペースグレイ シルバー ゴールド ローズゴールド |
ブラック ホワイト ホワイト ホワイト |
iPhone 7 | ジェットブラック ブラック シルバー ゴールド ローズゴールド |
ブラック ブラック ホワイト ホワイト ホワイト |
iPhone 8 | スペースグレイ シルバー ゴールド |
ブラック ホワイト ホワイト |
iPhone X | スペースグレイ シルバー |
ブラック |
iPhone XS | スペースグレイ シルバー ゴールド |
|
iPhone XR | ホワイト ブラック ブルー イエロー コーラル レッド |
|
iPhone 11 Pro | スペースグレイ シルバー ゴールド ミッドナイトグリーン |
|
iPhone 11 | イエロー ホワイト ブラック レッド パープル グリーン |
|
iPhone SE(第2世代) | ブラック ホワイト レッド |
|
iPhone 12 Pro | シルバー ゴールド グラファイト パシフィックブルー |
|
iPhone 12 | ホワイト ブラック レッド グリーン ブルー |
|
iPhone 13 Pro | シルバー ゴールド グラファイト シエラブルー |
|
iPhone 13 | ブルー レッド ピンク スターライト ミッドナイト |
これを見ると、近年のiPhoneはどのモデルも「フロントパネルがブラック」となってることが読みとれる。
終わりに
「iPhone 8」まではフロントパネルの色がホワイトとブラックで異なっていたため、カラー選択は重要だった。
しかし、iPhone X以降のカラーバリエーションは背面と側面(フレーム)の違いのみとなり、iPhone SE(第2世代)もこの路線を踏襲してしまった。
カバーをつけるとほぼ覆い隠してほぼ覆い隠してしまうので、クリアケースでなければ意味が無いわけで、カラー選択はそれほど重要なものではなくなっていると思う。
このためか、近年は発売直後に新色が売れることを除き、均等に売れている感じだ。
人気の傾向はこの記事で紹介した通りだが、トレンドに流されず、お好みのカラーを選択して欲しい。
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iPhone SE 第2世代の考察記事
2011年発売のiPhone 4S以来、iPhoneを毎年購入している管理人が、これまで書いて来たiPhone関連レビューを、iPhoneカテゴリートップページでは整理して紹介しています。
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